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【18禁】やる夫たちは浮気するようです 『No. 38優歌さん 文章による参加までの経緯』

232 名前:2nd板が落ちてます。スレ立て・利用自由にどうぞ。[sage] 投稿日:2014/06/02(月) 03:08:07 ID:qhyJtn9A0


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                  /^ヽ./^⌒\
            , -/´ ̄: : : : : :\: : : : : \___
            /: /: : : : : : :{ : : : : : ヘ: : : : : : \ヽ、
        ,イこY: : :/ : : : : : : : ヽ: : : : : : ',: : : : : : : \\
       / / /^}: :/: : : : : : : 厶∧: : : : : : ',: : : : : : : : :\\        掲載NO. 38 優歌さん
.      / / /  ∨: : : : : //l: {  \ : : : : :, :ヽ :\: : : : :ヽ/.         年齢 : 10代後半
    〈 }:│  ∨ : : : : :.' |: l   \: : : |\| : : :ヽ: :}\ヽ
     ∨: :|   | : : : : :/  |: |     ヽ、}  ヽ: : : :}: {  ヽ}       特徴 : 金髪、スレンダー、独身
     }: :│   } : : : : :l   ■□      □■ }: : :∧:ヽ
     /: : :|  ,/',: : : : :{   □■       `ヾヽ/: :ヘ: :',          サークル参加前の経験人数 : 2人(うち1人は女性)
.    /;イ: : l.イ: : ∧: : : ∧〃          { : j: : : }\}
   / ' |: : : :∧ :ハ:ヘ: : :{: :ヽ.     rー、  fY^}j : |ヘ : l
  ,/   { : : / {:{ ヽヽ :|: : : :\   、__ノ,ヘ}  ト、:| Ⅳ
      | : /   ヾ   ^Ⅵ>、;_;_;≧ー‐ ヘヽ  ,/ :}ノ
     Ⅵ          / . : /´ ̄ヽ ,ィ} ,/: /:j
               /. :/       } fこ´_:/:∧
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       | i: : : : : : :|ー―: :/: : : :/ : : : : / /{: : : : .′ : | : : :.   、                l
       | |: : : : : : :lミヽ、/: : : :/ : : : :./ / }: : : /: : : :.| : : ハ._ノ'′  `、            |
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233 名前:2nd板が落ちてます。スレ立て・利用自由にどうぞ。[sage] 投稿日:2014/06/02(月) 03:09:34 ID:qhyJtn9A0 [2/16]
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.       rヽ :.:. | .|:.::l  | :.:.:.'. :.:.:.:.:   __'_  .:.:.:.: 从.: ノ ∨|.: l:.:| !. / /            膣内射精回数 : 18回
       \\_| .|:./  从レ:个:.、   ゝ __ノ . ,.:.'レ :V|  j,.:.:|:_| !_/ /.            肛門射精回数 : 51回
        \ ./^ヽ' ⌒` j:.:/-  `  ‐-‐  ´ ^ ‐-リ'´ ̄ ヽ(、`ヽf 二)          精飲回数 : 34回
.        (,二`f__ノ)    /'´     `    ´           ゝ`´ヽr/
         ゝ-′ ,ィ'   /                  :.    i:.   ,.イ           絶頂回数 : 107回
.          ト   l  ..' .:rッ:.      :.     .::ッ  i    l     !           最高同時輪姦人数 : 3人
.          !     l  !.  `     ..:   :..    ´ .:ハ    !   l              好きなプレイ : 二穴同時挿入
        !    l  ':..       ´      `    .:,'::Λ   l    !
        ,:l     .!  :.    /      :、    ハ:::::::':,  l    .
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・初エッチな女性だったという優歌さん。ふとしたきっかけから男性とのプレーを行い、そちらにドハマリ。

・レズビアン時代からアナルを使用していたらしいです。

・安全日であれば生中出し、アナルはいつも生中出し。

・好きなプレイは二穴同時挿入、両方からゴリゴリと攻められるのがたまらないとのことです。

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983 名前:胸がFLAT ◆Rp7uipC1u2 [sage] 投稿日:2014/06/26(木) 20:03:14.89 ID:6OpfEtHD
今から投下します。
まずは、No. 38の優歌さんがダディの家に参加するまでです。



984 名前:胸がFLAT ◆Rp7uipC1u2 [sage] 投稿日:2014/06/26(木) 20:03:58.82 ID:6OpfEtHD

みなみちゃんの左手が私の肩を抱く。
私は体の力を抜いて、その身を委ねる。
みなみちゃんの唇と舌、そして歯が私の乳首に触れる。
私はその動きに抗えず嬌声を上げる。
みなみちゃんの右手が私の大事なところに触れる。
私の既に湿っていた部分は貪欲になり、更に濡れてしまう。
みなみちゃんの手の動きが徐々に激しくなる。
そして、私の嬌声も徐々に激しくなり、
……
みなみちゃんはその手を止める。

これで良い。
ゆたかの事は愛している。
だけど、只でさえ体の弱いゆたかに無理はさせられない。
前回はゆたかに無理をさせすぎてしまい、体調の悪い日々が数日続いた。
だから私はその手を止めて
「ゆたか、休憩したら帰ろう」
そう告げる。


炎天下の夏日の下を私は一人歩く。
直射日光とその照り返し、そして高温多湿の空気が私の体力を奪う。
しかし、そんな事は意識の外だ。
考えることは、さっきまで愛し合っていたみなみちゃんとの事。
情けない。自分の体が弱いから気を使わせてしまう自分が。
恥ずかしい。最後まで愛してもらえないからといって、自ら慰めてしまった自分が。
「そこの君、ちょっと時間ある?」
誰?私のことを呼んでいるの?
「そう君だよ。適当なお店でお話しない?」
そう言いながら初対面の男の人が私に声をかける。
私の頭がやっとナンパされていると理解した。
「すいません。急いで家に帰らないといけないので」
そう言って、私は足を動かそうとする
「じゃあ、言い方を変えるね。君、体調悪そうだよ。ご馳走するから喫茶店で休んでいこう」
「えっ?」
思わず声が出る。
「見るからに体調が悪そうだったから、声をかけさせて貰ったよ」
見ず知らずの人にさえ、体調が悪く見える。
その事実が私の劣等感を刺激する。
「とは言っても、体調悪そうだよと言っても不審者としか思われないご時勢だからね。だからナンパ男を半分演じさせてもらったよ」
「半分?」
彼の言葉が気になり、聞き返してしまう。
「君のような可愛い子とお話できるのは素直に嬉しいからさ」
そんなおどけた言葉に、私の心が少しだけ軽くなる。
「でも、本当に大丈夫?途中で倒れたら家の人も心配するよ」
そうだった。体が弱いからといつも心配されているのに。
倒れたら更に心配されてしまう。
「それならお言葉に甘えさせていただきます」
そう答えた私に、彼はカバンの中から折り畳み傘を出し、私の頭上に広げる。
「ありがとうございます」
「レディーには当然だよ。お店は任せてもらっても大丈夫?歩いて3分ぐらいだけど」
「はい」
そう言って彼は私の斜め前を歩く。
「ここだよ」
彼は店の扉を開けて、私が先に入るように促す。
店内から流れ出す冷風が私の火照った体を冷やす。
その風に誘われる様に、私は店内に入る。
「なんでも好きなものを頼んで良いよ」
そう言われたけれども、オレンジジュースを注文する。
ここまで親切にしてもらった人に更に迷惑をかけたくはない。
「俺はやらない夫、話しかけにくいと思うから名乗らせてもらうよ」
「私は小早川ゆたかです。ゆーちゃんと呼ばれることもあります」
彼の自己紹介を受けて、私はとっさにそう返す。
そうしていると、オレンジジュースと彼が注文したアイスコーヒーが運ばれる。
アイスコーヒーを受け取ったやらない夫さんは、ストローを使わずにグラスを口元に運び五分の一ほどを飲み干す。
「いや、俺も暑くてね」
「そうですよね」
そう言って彼はストローをアイスコーヒーのグラスに刺す。
私もそれに習ってストローを刺し、少しずつオレンジジュースを口の中に運ぶ。
その後は世間話をしながら、体の熱を冷ます。
そうこうしている内に、私はオレンジジュースを飲み干し、やらない夫さんも同様に飲み干したようだ。
「じゃあ、そろそろ帰ろうか」
そうだ、この人なら。突然、そんな考えが浮かぶ。
「すいません。相談したいことがあります。お時間は大丈夫ですか?」
「聞こうか」

私は自分の悩みをやらない夫さんに話した。
自分は体が生まれつき弱いこと。
それが原因で周囲に気を使わせてしまうこと。
気を使わせてしまう現状を変えたいこと。
「なるほどね。ところで、どうして俺に聞いたんだい?」
「家族や中の良い友達と相談しても、仕方ないとか気にしなくて良いとしか言ってくれなくて」
そう返すと、やらない夫さんはすまなそうな顔をする。
「ごめん、こうなると一般論しか言えない。大丈夫だからと言う。自分がもっとリードする」
「いえ、良いです。でも情けないですよね」
「そう、優しい人たちに囲まれて君は幸せだと思ったよ」
そう、みんな優しい。だから辛い。
「もっと具体的な状況が分かればそれなりにアドバイスできるけど、さすがに失礼かな」
そう言われて私の頭の中をよぎるのは、みなみちゃんとの事。
そんな事、誰にも言うわけにはいかない。
「それなら」
そう言いながらやらない夫さんはメモを取り私に渡す。
「もし、相談したいことがあれば連絡して。必要なかったら捨てていいからね」
「はい」
私はメモを胸ポケットに入れる。
「じゃあ、そろそろ出ようか」
「あ、すいません。お代」
そう言って、私はオレンジジュースの代金を渡そうとする。
やらない夫さんは困った顔をして、100円玉だけを掴む。
「あの……」
「ご馳走すると言った以上、全額は受け取れないよ」
そう言うとやらない夫さんはレジに向かった。

家に帰った後も気持ちは晴れなかった。
親しい人に相談したとしても、優しい答えしか返ってこないことは分かっている。
だからと言って、みなみちゃんとの事を話すわけにはいかない。
私は携帯電話に手を伸ばした。

週末、私はやらない夫さんと会うことになった。
私は彼が指定した駅で待っている。
誰にも相談できない悩みならば、知り合いに見つかる危険は避けたいからと、危険な駅のリストを出してこの駅に決まった。
更に自分が使ったアドレスも、携帯会社のアドレスを使う事は避けたほうが良いと言われた。
そして、初対面の人間にメールを送る場合はフリーメールを使うべきだといわれた。
本当に色々と気にかける人だと思う。
「お待たせ」
声をかけられ振り返ると、そこにはやらない夫さんが居た。
「態々来ていただいてすいません」
「気にしなくていいよ。それじゃあ行こうか」
そう言って彼は歩き出す。

「本当に大人な店なんですね」
店内に入っての私の第一声がそれだ。
道中に
『今日は大人な店にしようと思うんだ』
確かにそう言われたが、こんな店だとは覆わなかった。
店内は薄暗く、聞きなれない音楽が大き目の音量で流れている。
しかも席の間隔が普通の喫茶店なんかよりも広い。
「人に聞かれたくない話だと思ったから、このお店にさせて貰ったよ」
なるほど、席の間隔が広いことも音楽が大きめの音で流れているのも、そう言った意味からだろう。
席に着くとやらない夫さんは以前とは違いお酒を注文する。
ちょっと不思議な顔をした私を見て
「話を聞くときにお酒を飲むって事は、この話は後で忘れるって意味だよ。良くお酒で記憶が飛ぶって話があるよね」
そう言われ、また気を使ってしまったんだと気づく。
そして、私はみなみちゃんとの関係を告白した。

私の話を聞き終えたやらない夫さんは神妙な顔をして
「勇気を出してくれてありがとう。この話は約束どおり忘れるよ」
「はい」
「だけど、余り力になれそうにない」
聞きたくない返事だった。ダメかもと内心では思っていた。
だけど、期待していなかったわけではない。
「そうですか」
「方法はないわけではないけれど、それを実現するための手段が難しい」
えっ?今なんて?方法はある?確かにそう聞こえた。
「方法、あるんですか?」
食い入るように、私はやらない夫さんを見る。
「余りいい話じゃない。それに実現する手段がない」
「構いません。教えてください」
絶対に聞き出さないと、そう思い私はやらない夫さんの手を握る。
「話を聞く限り、相手の子が持っているプレイの主導権をゆたかちゃんが握る。攻守逆転だ」
そうだ。自分がリードすれば止められることはない。
「ただ、どうやって実現する?それが問題だ」
「彼女にいつもやってもらっていることを私がやれば……」
やらない夫さんは頷く、そして続ける。
「方向性はそれであっている。けれど、話を聞く限り彼女は手練だ。対して彼女はゆたかちゃんの弱いところを知っている」
やらない夫さんは一息ついて、次の言葉を放つ
「対して、ゆたかちゃんはどうだ?技術は未熟、彼女の弱いところも分からない」
そうだった。いつもみなみちゃんに私は気持ちよくしてもらっていた。
だけど、私がみなみちゃんを気持ちよくさせたことはない。
私が感じると分かればお尻の穴でさえ舐めてくれる。
最初は汚いと思ったから止めて欲しかったけど、すぐに気持ちよさが勝ってきた。
今ではトイレでもお尻の穴が少しだけど気持ちよくなってしまう。
みなみちゃんはそんなことまでしてくれた。
それなのに私はなにもしていない。
「性感帯に関しては基本的に共通している。しかし技術はどうしようもない」
「はい」
みなみちゃんを気持ちよくさせたことがない。この事実が私に重くのしかかる。
「この話は誰にもしていないんだよな?ということは技術を磨ける相手も居ないと見受けられる」
「その通りです」
「彼女に頼むとしても断られるだろう。上手くいってもそこまで効果はない」
思いもよらなかった言葉が出た。
「何故です?」
「彼女はゆたかちゃんに無理をさせたくない。頼んでも無理しなくていいと返すと思う」
そうだ。みなみちゃんならきっとそう言うだろう。
「もし実現できたとしても、実際の行為と技術習得も彼女がリードするだろう」
そう言われて、自分がみなみちゃんに頼ろうとしていることに気づく。
「それと出来るだけ奇襲で行きたい。技術をある程度上げるまでは勝負に出るべきではない」
「どうしてですか?」
「彼女の性格を考えれば、隙あらば主導権を奪おうとするだろう。だから、技量を磨いて一気に畳み掛ける」
「そこまではわかりますけど」
そう、何度も挑戦したらいけない理由が分からない。
「最初に失敗しても次があると思っている?」
「はい」
そう答えると、やらない夫さんは少々沈黙して
「残念ながら次は無いよ。一回失敗したら彼女は警戒するようになると思う」
「つまり、チャンスは一回、今の私ではそんな技術もないし、練習する相手もいないということですか」
本当に手詰まりだ。協力してくれる人なんて誰も居ない。
「そう考えたほうが良いとおもう」
あれっ?本当に居ない?そう思って私はやらない夫さんを見る。
「やらない夫さん、性感帯って男女で共通の部分もありますよね?」
「あることはあるけれど」
私は恐ろしいことを考えている。
こんなことをしているとみなみちゃんに分かれば、どれだけ怒るかは想像に難しくない。
けれど、どうにかしなければならない。
だから私はやらない夫さんが注文したお酒に手を出し、一気に飲み干す。
お酒を飲んで大胆になった。そんな言い訳は通用しない。
でも、お酒を飲んだから、そんな考えが浮かんだことにしないとどうしようもない。
そして、私はその言葉を言う。
「やらない夫さん、練習に協力してください」


985 名前:胸がFLAT ◆Rp7uipC1u2 [sage] 投稿日:2014/06/26(木) 20:07:16.99 ID:6OpfEtHD

私の左手がみなみちゃんの肩に伸びる。
みなみちゃんは私の体を支えるように腕を回す。
私の唇と舌、そして歯がみなみちゃんの乳首に触れる。
みなみちゃんはその動きに抗えず嬌声を上げる。
私の右手がみなみちゃんの大事なところに触れる。
みなみちゃんの既に湿っていた部分は貪欲になり、更に蜜を溢れさせる。
私の手の動きが徐々に激しくなる。
そして、みなみちゃんの嬌声も徐々に激しくなり、
……
みなみちゃんは達した。

今日のゆたかはいつもと雰囲気が違った。
いや、二週間の間、愛し合っていなかったからそう思えたのかもしれない。
放課後もすぐに帰るし、週末も会っていない。
だから、雰囲気が変わったと思ったのかもしれない。
でも、キスはすごく積極的だったと思う。
以前と比べて感じ方も若干激しかった。
そもそも、ここまで達せられたことは初めてだ。
ダメだ。思い出しただけで濡れてきた。
だけど、その時が来るまでゆたかを守ると決めた私が、そんなものに負けてはいけない。
そんな想いを抱いて、私は帰路を急いだ。

「ダメッ、アッ、や、やら、ダッ」
そんな事を口に出しながら私は本日3回目の絶頂に体を震わす。
「別に声を出してもいいだろ。みなみちゃんも声を出してくれたほうが喜ぶだろ」
そう言われると恥ずかしさから私は少し顔を赤くする。
そんな私を見て、やらない夫さんは私の頭を撫でながら、おでこにキスをしてくれた。

彼、やらない夫さんとの関係は若干複雑だ。
こんなことをしているが別に恋人同士ではない。
私にとって恋人として最も先にイメージする相手はある女性だ。
彼はエッチの先生と表現するのが最も近いと思う。それでも愛撫までだ。
何故、こんな事になっているかというと、
彼女を気持ちよくさせるためと協力してもらっているというのが最も近い。
これまでは私が彼女に気持ちよくさせてもらっていた。
しかし、ある時からその関係にズレが生じてきた。
原因は簡単だ。私の体が弱いからだ。
そのせいで、彼女との行為で激しく絶頂してしまって数日は体調が悪かった。
彼女は私の体を気遣ったのだろう。次の機会では行為に加減をしてきた。
私は彼女ともっと愛し合いたかったのに、それが出来ない。
そんな想いを抱いたときに出会ったのが彼、やらない夫さんだ。
私は彼に自分の気持ちを話し、どうすればよいか相談した。
その結果がエッチの主導権を握るだ。
だけど、彼女にしてもらってばかりだった私はエッチのやり方がわからない。
多分、右往左往している内に彼女に主導権が移るだろう。
だから、やらない夫さんにはエッチのやり方を覚えるために協力してもらっている。
やり方はこうだ。
まず、やらない夫さんが私の体を愛撫し、女性の性感帯を確認する。
そして、確認した性感帯を私がやらない夫さん相手に攻める。
男女で性感帯が完全に一致しているわけではないから、若干問題がある方法ではある。
しかし、そんな恥ずかしいことを頼める人なんていない。
それに彼は唯一の例外を除いて愛撫の練習以外の行為を行わない。
だからこそ、みなみちゃん以外に唯一安心して体を任せることが出来る。
そして、彼が私にしてくれる唯一の例外、それは……

「やらない夫さん、もっとおでこにキスしてくれませんか?」
「いいだろ」
そう言って彼は私のおでこにキスをしてくれる。
「でも、ゆーちゃんはおでこのキス好きだろ。これあんまり練習にならないだろ」
そんな彼の言葉に私はクスッと笑いながら
「別にいいじゃないですか?それに最初はやらない夫さんからしてきたんですよ?」
「すまんだろ、あの時のゆーちゃんはとっても可愛かったから、ついやってしまったんだろ」
そうやって、彼も顔を赤くして、自分の顔を隠す。
「それに嫌じゃありませんでしたよ。みなみちゃんと同じように私を包んでくれているという気がしましたから」
そんな言葉を交わしながら私は愛撫の練習に戻る為に、やらない夫さんの股間に顔を埋める。
「今日もやっぱりそれするんだ?」
「当然です。クリトリスが女の子の一番感じるところなんです。それがないならば近い場所で練習するしかないじゃないですか」
そう言いながら、私はやらない夫さんのおちんちんを口に含む。
正直な話をすると練習なんて話は私が付いた嘘だ。
体勢が違う以上、そんなに練習にならない。
けど、練習と言わなければやらない夫さんはやらせてくれないだろう。
こんな嘘をつく理由は簡単だ。私は見てしまったからだ。
私の愛撫の練習を続ける内に大きくなっていくやらない夫さんのおちんちんを。
私は彼に感謝している。彼の厚意に好意を持っていると言ってもいいかもしれない。
だからこそ、私のせいで我慢はさせたくない。気持ちよくさせたい。
だから私は彼に嘘をつく。これは練習だという嘘を。
「うっ、ゆーちゃん。イクッ」
私の口内に生暖かい液体が注がれていく。それを私は……
ゴクッ
飲み干した。
「また、飲み込んだのか?」
私の顔を覗き込みながら、心配そうに見つめる。
「何を言っているんですか?クリトリスから飲み込むような物が出るわけないじゃないですか」
最初は苦くて飲み込めなかった。今でも若干辛い。
だけど、クリトリスからそんなものは出ない。
だから私は彼の精液を飲み込む。最初からそんなものは存在していないと示すように。

いつもならば、少し休憩した後で帰路に着く。
しかし、今日は彼に伝えなければいけないことがあった。
「やらない夫さん、お伝えしたいことがあります」
私は意を決してやらない夫さんを見つめる。
「何だろ?」
やらない夫さんに見つめ返され、私は生唾を飲む。ダメだちゃんと言え。
「先日、みなみちゃんとエッチしました。そこでちゃんとみなみちゃんをイかせることが出来ました」
言った。言ってしまった。
次に出るだろう言葉は予想が付いている。準備してきた返答を心の中で唱える。
「そう、ならもう俺との練習は必要ないだろ」
思ったとおりの言葉が来た。だからこそ準備してきた返答を口にする。
「いえ、もっと気持ちよくなる方法を教えてください。私はもっとみなみちゃんに気持ちよくなって貰いたいんです」
そう返すと、やらない夫さんはとたんに無表情になる。
しばらくの後
「方法がないわけではない。むしろ取って置きがあるだろ。でも薦められないだろ」
意味が分からない言葉を言うやらない夫さんを押し切って、私は口を開く。
「かまいません。みなみちゃんを気持ちよくさせるために教えてください」
若干の時間が流れた後で、彼は口を開く。
「ゆーちゃん、ペニスバンドって分かる?」
よく分からない言葉がやらない夫さんの口から漏れる。
「何ですか?それ」
「ペニスを模したものが付いているパンツだと思ってくれていいだろ」
「パンツ?」
「あぁ、すまん説明をミスった」
どういうことだろう?パンツがなんの役に立つのか分からない?
「ゆーちゃんはエッチにおけるABCといって分かる?」
突然のやらない夫さんからの質問。
「Aはキス、Bは愛撫で、Cは……」
私は顔を赤らめながらも続きを答える。
「Cはセックスです」
そう答えた私の頭を彼は撫でて、またおでこにキスをしてくれた。
「そうだろ、そしてゆーちゃんはみなみちゃんとも俺ともB止まりだろ」
「はい。その通りです。でも女の子同士でCは無理だと思います」
そう言うと、また彼は私の頭とおでこに触れてくれる。
「女性同士でCを擬似的にでも出来るようにするのがペニスバンドだろ」
「……えっ?」
つまり、みなみちゃんともっと深い関係になれるということ?
「やらない夫さん、もっと詳しく教えてください」
そう思ったからこそ、私は飛びついた
「分かった、いいだろ。だけど、現物は手元にないから後日渡す」
「はい。それで構いません」
私がお願いしたら、そのお願いを叶えてくれる。
「但し、ペニスバンドを使うには問題があるだろ」
「どんな問題ですか?」
これがやらない夫さんが薦められないと言った理由だろうか
「女性がCで快楽を感じるにはある程度の慣れが必要だろ。正直な意見を言うとCの経験が無い女性同士でペニバンを使うことは危険だろ?」
「どういうことですか?」
「女性の初体験は痛いと言うだろ。もしお互いに経験が無かったらどうなるだろ?」
「あっ?」
そう言われて私は自分自身の愚かさに気づいた。
「つまり、私がCにおける男性側、女性側、どちらにしても失敗するということですか?」
今度はキスはない。ただ優しく頭を撫でてくれた。
「そうだ。お互いに大切に思っているからこそ失敗すると思う。辛い、だろ……」
そう言ってまた私の頭を撫でてくれる。
もし、私が男性側だったら、みなみちゃんが少しでも痛いと思ったら行為を止めようとするだろう。
私が女性側で少しでも痛がったのならば、みなみちゃんはすぐにでも行為を止める。
「どちらかがCで深い経験を持っているのならば芽があるだろ、だけど話を聞く限り二人とも処女だろ」
やらない夫さんは悩んだ顔をしている。しかし、なんだろう話に違和感がある。
「あの、一方でもCの経験が深いのならばどうなるのですか?」
「あぁ、男性側であれば自分の経験から相手を諭すことも出来るし、痛みも一時的なものだと理解した上で行動できる」
「女性側でしたら?」
「行為そのものには問題が無いだろ」
「まぁ、痛くないですからね」
「それに相手の様子を見て安心感を抱いた男性側との攻守逆転もスムーズに行く」
「そっか。そうですね」
つまり、自分だけでもCの経験が豊富になればやりようはある。そんな考えに至る。
そんな私の心情を知ってか知らずか、やらない夫さんはおでこにキスをしてくれた。
そう、解決手段は実は目の前にある。
だけど、やらない夫さんは私にそれを提示しない。
私の意志を尊重してくれるからだろう。だからこそ、ちゃんと言葉にしなければならない。
「あの、やらない夫さん」
「なんだろ?」
大丈夫、やらない夫さんなら大丈夫。
それに、いつかこんな時が来ることはみなみちゃんも納得してくれている。
だから
「私とCの練習をしてください」
やらない夫さんが深く息を吐く。
言う前に覚悟を決めていたはずだ。でもやっぱり不安はある。
「ゆーちゃん、言っている意味、分かっている?」
応えはもちろん、イエスだ。でも少し怖い。そして恥ずかしい。
だけど、しっかりと言わなければならない
「はい。私の処女を貰ってください」



986 名前:胸がFLAT ◆Rp7uipC1u2 [sage] 投稿日:2014/06/26(木) 20:09:22.18 ID:6OpfEtHD

やらない夫さんの左手が私の肩を抱く。
私は体の力を抜いて、その身を委ねる。
やらない夫さんの唇と舌、そして歯が私の乳首に触れる。
私はその動きに抗えず嬌声を上げる。
やらない夫さんのおちんちんが私の大事なところに触れる。
私の既に湿っていた部分は貪欲になり、更に愛液を溢れさせ、すんなりとやらない夫さんを受け入れる。
やらない夫さんの腰の動きが徐々に激しくなる。
そして、私の嬌声も徐々に激しくなり、
……
私は達した。
そして、私の膣内でやらない夫さんのおちんちんが僅かに震えるのを感じた。

もうこれで何回目だろう。
両手の指で足りるか足りないか位だと思う。
当初はみなみちゃんとペニスバンドでセックスするために抱いてもらっていた。
しかし、今ではセックスがとても気持ちよく、この感触が愛おしい。
あ、やっぱり膣内で出してくれたんだ。
私の膣内から、愛おしいやらない夫さんの精液があふれている様子をみてそう思う。
こんな幸せ、私だけで味わっていいのかな、みなみちゃんにも味あわせてあげたい。
そんな他者からみたら傲慢とも言える気持ちを私は抱く。
そして、私自身ももっと気持ちよくなりたいという欲望を抱くようになってしまった。

物思いにふけっていると、彼が私のオマンコをティッシュで拭っている事に気づく。
自分がベッドの上で大きく足を広げたはしたない姿を晒している事に気づいて、急いで足を閉じようとする。
それを片方の手で遮りながら、彼は優しい声をかけてくれる
「任せて欲しいだろ」
「ありがとうございます」
そう言うと、優しい笑顔で
「お安い御用だろ。それよりも膣内で出してよかっただろ?」
聞いた当初は違和感があったこの口癖も今ではすっかりと受け入れている。
「はい。でもそろそろ危険日なので、すいませんけど……」
そう申し訳なさそうに伝えると、彼は私を足の上に乗せ、頭を自分の胸元に寄せる。
「構わないだろ。ゆーちゃんが何よりも大切だろ」
そう言って、私の頭を撫でながら、おでこにキスをしてくれる。
ここ最近はセックスばかりやっているから、こんな事は余り出来ない。
それ自体に不満はないし、私が好きなことを知っているから最初と最後は必ずやってくれる。
だけど、この行為にはセックスでは得られない気持ちが詰まっている。
そうやって気持ちを満たしながら、私は彼に自分が抱いた願いと欲望を伝える。
「あの、やらない夫さん……」
「どうしただろ?」
私は膝立ちになり、彼の首に両腕を巻きつける。
そして彼の耳元に私の唇を近づける。
「もっと、私を気持ちよくしてください。それとみなみちゃんの処女も良かったら貰ってあげてください」
普通の声では言えないような恥ずかしい台詞をか細い声で呟いた。
言い終わった途端、恥ずかしさがまた私を襲い、彼の首に回している両腕に力を込める。
そんな私の頭を彼は優しく撫でながら、
「分かっただろ。心当たりはあるだろ」
だけど、一瞬の逡巡の後で
「だけど、最初は恥ずかしいと思うだろ」
この言葉の意味を気づくのはもう少し後になる。

ダディの家……?
やらない夫さんから渡された紙に書かれたURLのWebページを見た時は大きく驚愕した。
そこには私の知らない世界が存在した。
写真の中には様々な女の人が居て、とても気持ちよさそうにしている。
この場に参加したら私はどんなに気持ちよくなれるだろう。
想像するだけで私のオマンコはまた愛液を溢れさせる。
ダメだ。自分一人の時は我慢すると決めているのに出来ない。
私は以前やらない夫さんから受けとり、部屋の隅に隠してあるペニスバンドを手に取り、ベッドの上で自分を慰めた。
やらない夫さん、会いたい。今すぐ会って、抱いて欲しい。そして気持ちよくして欲しい。
そんな願望を込めながら……

そして運命の日
「偽名ですか?」
「そう、あそこではみんな偽名で通すことにしているだろ」
「でも、突然言われても私困ります」
ページを見ていると時折へんな名前だと思う人が居た。
それが偽名だと聞いてなんとなく納得できた。
「だから俺が考えてきただろ」
「本当ですか?」
やっぱりやらない夫さんは私の味方だ。ダディの家は少し怖いけれどやらない夫さんと一緒なら大丈夫だと思う。
「ゆうかってどうだろ?優しい歌って書いて優歌」
「優歌ですか?偽名と言っても一文字しか違いませんね」
正直な感想を口にする。
「だけど、これならゆーちゃんと自然に呼べるだろ。それに音の響きは結構違うだろ」
言われてみれば、そんな気がする。だから私は笑顔で応える。
「そうですね。やらない夫さんが決めてくれたからそれにします」

そして、ダディの家でパーティー前の自己紹介が始まる。
「では、次は本日初参加の優歌さんです」
みんなの視線が私に集まる。
バスタオル一枚しか身にまとっていないこともあって、とても恥ずかしい。
そんな私の躊躇に気づいたのか、やらない夫さんが私の手を力強く握ってくれる。
そう、私の隣にはやらない夫さんが居ることをかみ締めて、勇気を出す。
「ゆうかです。優しい歌と書いて、優歌です。優歌ちゃんでも、優歌でも好きに呼んでください。ですが、ゆーちゃんだけは彼の専用です」
なんか、ラブラブっぷりをアピールするようで少し恥ずかしい。
「ゴムは付けてください。それとキスはしてもいいですけど、おでこは彼専用です」
そう言って私は席に着く。
そして、やらない夫さんは私の頭を撫でながら、おでこにキスをしてくれた。



987 名前:胸がFLAT ◆Rp7uipC1u2 [sage] 投稿日:2014/06/26(木) 20:11:03.11 ID:6OpfEtHD
以上です。
なお、ゆたかの相方をやらない夫にした理由は
“俺と合体したいだろ?常識的に考えて……”
のAAがあったからです。

707 名前:胸がFLAT ◆Rp7uipC1u2 [sage] 投稿日:2014/07/19(土) 17:40:09.90 ID:JVFf7Yzh
今からSSを3レス分投下します。

それと、名前と敬称の件、ありがとうございます。


708 名前:胸がFLAT ◆Rp7uipC1u2 [sage] 投稿日:2014/07/19(土) 17:40:52.51 ID:JVFf7Yzh

「ここだよ、みなみちゃん」
そう言いながら、ゆたかは笑顔で一軒の家を指差す。
ダディの家、その家はそう呼ばれている。男女が不埒な行為を集団で行う場所だ。
「ゆたか……」
「その呼び方は、もうダメだよ」
愛しい彼女の手を握ろうとするも、彼女からは手が伸びてこない。
これまでならば、彼女も手を伸ばしてくれるはずだったのに。
そして、その代わりに彼女の口が発するもの、それは……
「私のことは優歌って呼んでね、アズマちゃん」
「優歌?アズマ?」
これまでの関係を破壊して、新たな関係になろうと呼びかける、そんな音だ。
「ここでは偽名で呼び合っているんだよ」
そんな事はどうでも良い。私が言いたいことはそんなことじゃない。
しかし、ゆたかは続ける。
「それで、東西南北の中から、南以外で名前に使えそうなのが東のアズマだったから、それにしたよ」
ゆたかが私にとって無意味な音を吐き続ける。
「私のはお姉ちゃんから呼ばれている愛称から優、それに歌を付けたんだ」
そんな音、聞きたくない。
「本名とは一字違いだから心配だけど、でも響きが違うから大丈夫と思うんだよね」
本名が知れ渡るリスク?そんな物よりも大きな危険をゆたかは犯している。
「アズマちゃん、ちゃんと聞いてる?」
「うん」
しまった。アズマと呼ばれた驚きで思考が止まってしまい生返事をしてしまった。
本当に言うべき事は別にあったはずなのに。
「良かった。参加者の皆それぞれに生活があるから、偽名を使うのは絶対に守ってね」
その音によって呆けていた私の中で怒りが再燃し、冷静さを取り戻す。
そして同時に吐き気がした。
それぞれの生活がそんなに大事ならば、ゆたかと愛し合っていた私の生活を何故奪った?
「そうそうアズマちゃんの名前は私が考えたんだよ」
ゆたかの愛しい唇が何か音を発したような気がした。しかし、私は気にならない。
私の思考を支配するものは“今すぐにでもゆたかを連れて二人だけで昔の様に愛し合いたい”ただこれだけだ。
でも、今のゆたかは同意しないだろう。
ゆたかを無理やり連れて行くことなど出来やしない。
それに途中で誰か他の参加者に会うかもしれない。
ならば、私だけ逃げ出して、ゆたかが追ってくるのを期待する?
無理だ。礼儀正しいゆたかのことだ。そのままダディの家に行って開始時間まで待つだろう。
その後で私を追おうとしても、周囲が承知するか分からない。
ならせめて今だけ……
余計な音が聞こえないように、私の唇でゆたかの唇を塞いでしまおうか?
でも、それも無理な話だ。
最近のゆたかは私と唇を交わしてくれてもいない。
舌を絡めることはともかく、唇を軽く合わせる事だって拒む。
ゆたかに嫌われたくはない。
それに無理やり唇を交わしているところを、参加者に見られるかもしれない。
どう考えても手詰まりだ。
「私のはやらない夫さんが考えてくれたんだ」
“やらない夫”その音が私の唇を噛む力を一気に強くする。
しかし、余りの怒りから痛みなど感じない。
ただ、あの男が憎かった。

若干だけど、みなみちゃんの表情が変化したことを私は理解する。
無表情ってみんなには言われるけれど、みなみちゃんが怒っていることを私は分かる。
みなみちゃんはやらない夫さんの事を嫌っている。
みなみちゃんから見ると私を寝取った相手だから、それは仕方ないかもしれない。
だけど安心してね。今日はみなみちゃんを寝取るためのパーティーだから。
みんなに任せてくれていいんだよ。

ゆたかが家の呼び鈴を鳴らす。
すると、セーラー服を着たショートカットの女性が出てきた。
「こんにちは優歌さん。彼女が?」
「こんにちはユキさん。はい、彼女がアズマさんです」
「そう。宜しく」
「……」
私は何も答えなかった。
彼女も結局はゆたかと私の中を引き離した男の仲間でしかない。
そんなのと口を聞きたいと思うはずがない。
「ダメだよ。もうちょっと愛想よくしないと。それと、コレが私とアズマさんの性病検査の結果です」
「受け取った。また、全て陰性であることを確認した」
しかし、男女が淫らな行いをする集まりと聞いているのに性病検査の書類を求められるなんて、意外としっかりしている。
そんな事を考えながら、ゆたかに部屋の中へと案内された。
中には複数人の男女が居り、美醜に関して気になる者は居ない。
しかし、こんな所に居る時点でまともなはずはない。
確かに、私もゆたかもいつかは男性を愛することになるだろう。
しかし、その時の相手はこんな場所に参加するような者ではあってはならない。
物思いにふけっているうちに、ゆたかから紹介したい人が2人居ると言われた。
一人はダディ、このイベントを主催している要は悪の総元締めだ。
そして、もう一人は件の男であるやらない夫。
「彼が北斗さんだよ。このパーティーでいつも私のパートナーになってくれる人」
「おいおい照れるだろ」
何がパートナーだ。何が北斗だ。
「じゃあ、アズマちゃん、シャワーに行こうか」
「えっ?」
「すいません。北斗さん。いつもは一緒に入っているのに」
「構わないだろ、ちゃんとアズマさんを案内してあげるだろ」
えっ?一緒に入っている?ゆたかとあの男がいつも一緒にシャワーに入っている?
「そういえば、説明していなかったよね」
何を?
「パーティーの前にはシャワーを浴びて、その後は基本的にはバスタオル以外は着たらいけないんだよ」
周りを見回すと、確かに数人の男女がバスタオルを纏っていた。
「そろそろ入ろうか、アズマちゃん」

お互いに服を脱いで、みなみちゃんと一緒にシャワーを浴びる。
時節、みなみちゃんの視線を感じる。その対象は主にアソコだ。
生えているか遠目では分からないほど薄かったアソコの毛だったけど、ついに先日剃った。
ただ、アソコの毛を自分で剃るのは怖かったので、やらない夫さんに剃ってもらった。
あ、外で呼ぶ時はちゃんと北斗さんと呼ばなきゃいけなかった。気をつけなくちゃ。
やらない夫さんはカワイイよって言ってくれたから、パーティーの皆も同じ反応ならば
永久脱毛に連れて行ってもらう事になっている。
「あの、ゆたか」
「ダメだよ、優歌。ここではそう呼ばないとダメ」
「……」
それ以降、みなみちゃんは何も言わなかった。

シャワーを全員が浴び終わり少し時間が経過したら、自己紹介の時間となった。
私はゆたかの隣に座り、ゆたかの次が自分の番となるようだ。
ゆたかの自己紹介が始まる。
「えっと、初対面の人は居ないみたいだね。なら手短に」
ということはこの男たちとゆたかは何度か行為に及んだことがあるということだ。
こんなにも複数の男と
「今日は安全日なので中に出しても大丈夫だよ。それと、ちょっとしたサプライズを用意しているからね」
ゆたかの発言を聞いて眩暈がした。そんな私とは対照的に、男共からは大きな歓声が上がる。
黙っているのは、主催者のダディとゆたかの隣に座っている男北斗だけだ。
「次は初参加のアズマちゃんだね。私と一緒に可愛がってね」
そう言ってゆたかは私に久々の笑顔を向けて、私に立つように促した。
「あぁ、その前にすいません」
私が立つより前に、主催者であるダディが声を発する。
「分かっているとは思いますが、彼女は初参加です。なので、彼女が望むプレイと望まないプレイをしっかりと確認してください」
その言葉は以外だった。このような場所、ルールなんて無いようなものだと思っていた。
なのにこの秩序だった動き、この主催者が上手く制御しているのだろう。
しかし、これは私にとっては僥倖だ。
「アズマです。ゆ、優歌さんに紹介されて参加しました。それと、口と手だけでお願いします」
その後から、胸は触っていいのかなど、いくつか来た質問に対して一つ一つNoと返していく。
すると突然、主催者が一言口を挟んできた。
「女性の方が望まない行為を行わないのは紳士として当然のことです。それは分かっていますね?」
その一言で質問がばったりと止まる。この場は不思議な関係で成り立っているようだ。
しかし、私には好都合だ。ゆたかとエッチして私に振り向いてもらうことが今日の目的だからだ。
男なんかと遊んでいる暇はない。

折角連れてきたのにみなみちゃんは、みんなとエッチしないんだ。
でも、最初の宣言なんて後で覆せば問題ないんだよね
その為にもやらない夫さんや他のみんなと相談して数ヶ月かけて仕掛けをしてきたんだし。

案の定というか、私には男が近づいてこず、一人ソファーに座り時を過ごす。
体力は可能なかぎりゆたかと愛することに使いたいから、これ自体は幸運と言える。
しかし、ゆたかに男がたむろしており、当初の計画が実行できなくなっている事が腹立たしい。
「優歌ちゃん、パイパンにしたんだ。カワイイよ」
「本当に最高のサプライズだよ」
そんなおぞましい音がゆたかの側から流れてくる。
「あぁ、ちょっといいか?」
私に声をかけてきたのは北斗、そうゆたかを誑かし弄んだ張本人だ。
「何?」
「いや、ゆーちゃんの知り合い同士、仲良くしようと思っただろ」
思ってもいないことを、どうせゆたかが人気だから私の所に来たんだろう
「それで手?口?」
「口で頼むだろ」
そうやって北斗は私の隣に座り、私は自分の顔を北斗の股間に近づける。
そうして目にしたものに、これまでの経験を覆される。
確かに、口に入らない大きさではない。上手くいけば噛み千切れるかもしれない。
しかし、過去に見た家族のものと比べても大きさが明確に異なっている。
距離が近いからかそれなりに異臭がする。
「………………」
「あぁ、やっぱり無理だろ」
そう言いながら、北斗は私に冷たい目を向ける
「ゆーちゃん、キリの良いところでこっちに来て」
ゆたかが呼ばれた?ゆたかがこっちに来る?そう思って心が躍る。
しかし私の目に次に飛び込んできたのはそんな心を踏みにじむような光景だ。
ゆたかの股間から白い液体がこぼれている。
そういえば、今日は安全日だってふざけた音がしたっけ。
思案に暮れる私には視線を移さず、北斗を挟んで私の反対側に座り、その体を北斗に預ける。
「北斗さん、どうしたの?」
「アズマさんにお口のお手本を見せて欲しいだろ」
「うん、いいよ」
そう言うと、ゆたかは北斗の股間に顔を運び、易々と加えた。
私よりも小さな口がその穢らわしいモノを加える光景は、あの男にゆたかが何度も穢されたことを伝える。
やめろ、やめろ。そんなものを私に見せるな。
そんな心の叫びなど無視するように、あの男が口走る。
「出すぞ」
そんな音が、しかし何を意味するか容易に理解できる音が聞こえた。
私はせめて口から離して欲しい、ゆたかの体の中までも穢されたくない。
そんな祈りを込めて、ゆたかの様子を見守る。
しかし、その祈りは届かなかったことをあの男の片手が示す。
「気持ちよかっただろ」
そう言いながらゆたかの頭を撫で、ゆたか本人もトロンとした眼差しをあの男に向ける。
そして、やっとゆたかは私に視線を向ける。
ゆたかに私は微笑を持って返すと、私の面前に無言で歩み寄り私の両頬をその手で包み込む。
そして、ゆたかの唇は私の唇に触れた。



709 名前:胸がFLAT ◆Rp7uipC1u2 [sage] 投稿日:2014/07/19(土) 17:41:09.19 ID:JVFf7Yzh
ゆうに2週間以上触れていないゆたかの唇が私の唇に触れる。
ゆたか、ゆたか
私はその唇の感触に涙しながら、舌を口内に這わす。
もっと、もっと彼女と愛し合いたい。
そうだこれまでがそもそもの間違いなんだ。
ずっとずっと、私達はこうあるべきだったんだ。
ゆたかにもその気持ちが通じたのか、ゆたかも舌を私の舌と絡ませる。
しかし、次の瞬間、これまで感じたことの無い

生暖かく、とても醜悪な感触が私の口内を支配した。

『うげぇえぇぇぇぇ』
あぁあ、やっぱり吐いちゃった。
最初だから仕方ないよね。
私はそんなみなみ、じゃなかったアズマちゃんを一瞥しながらそう思った。
キティ博士が考えた計画の第一段階も、第二段階への移行である最後のシメを残すだけ。
そして、それは勿体無くていつもはやらない。しかし、いつもやっているそんなこと。
私は意を決して自らの唇を床に近づける。

信じられない。目の前の光景が信じられない。
ゆたかがあの男の精液を口に含み、私に口移しでそれを渡そうとした。
私は口に含んだ精液の嫌悪感に耐えられず、床に溢した。
ここまでは事実だ。しかし、目の前の光景を見るとその事実さえも否定したくなる。
ゆたかが私が溢した精液を床に這い蹲りながら舐め取っている。
その光景を見ながら私の思考は白く塗りつぶされ、答えのない自問自答が頭を巡る。
「おいしい」
えっ?何、聞こえない。分からない。ゆたかの声らしい音が聞こえたる。
「そうか、いつもと比べてどうだっただろ?」
「いつもと比べても美味しかったよ。アズマさんの唾液が味のアクセントになってて……」
「それは良かっただろ」
そう言いながら、あの男は片手をゆたかの頭に伸ばす。
やめろ、やめろ、やめろ。その穢らわしい手を離せ。
「えへへ……」
そんな照れた、そして甘えるような表情を男に見せた後で、ゆたかは私に視線を移す。
「アズマちゃん……」
「えっ?」
これまで、私はアズマ“さん”と呼ばれていた、でもさっきはアズマ“ちゃん”と呼ばれた。
そして、私の目を覗き込む。
「こんなところに連れて来てごめんね。でも、あのままじゃダメだと思ったから」
ゆたかが私に語りかけてくれる。でも何を言っているのか分からない。
「私達もいつかは男の人と結婚して、家庭を持つよね」
それはそうだ。私もその考えに異存は無い。
でも、ゆたかに相応しい相手はまだ居ない。
あんなふざけた男がその相手でいいはずが無い。
だから、それまでは私がゆたかを守らなければならない。
「だから、セックスを嫌がったらダメだと思うんだ。それにとっても気持ちいいんだよ」
手のひらから何かが滑り落ちる感覚がする。
「見ててね」
そんな音が聞こえると、私の体はゆたかの手によって仰向けに倒され、私の眼前にはゆたかの股間が現れる。
「北斗さん。挿れてください」
「分かっているだろ」
そして、私の目に絶望的な光景が飛び込んできた。

やらない夫さん、いつもよりも大きくなっている。
これからのことを想像して興奮しているのかな。
でも、当初の目的は覚えているよね。
今日はいつものパーティーじゃなくて、アズマちゃんをこのサークルに参加させるための特別編。
ダディさん、ユキさん、それにキティ博士と相談しながら作った計画なんだからね。
それに、他の参加者もこっちで厳選してお願いしているんだから、失敗は出来ないんだよ。
で、でも……もう、ダ、ダメ。私も何も考えられなくなってきちゃった。

呆けていた私は顔に滴り落ちる醜悪な液体によって意識を取り戻した。
同時に馴染んだ重みが私にかかっていることに気づく。
あぁ、つまりはそういうことなんだ……
いやダメだ。ここで諦めてはいけない。なんとかしてゆたかを取り戻さなくては。
そう思いながら、私はゆたかの秘部に手を伸ばす。
「うっ」
指で秘部を開いた瞬間、醜悪な液体が大量に目に飛び込んできた。
「今日は安全日だから心配しなくても大丈夫だよ」
なんだろう、私の足元からおかしな音が聞こえる。
「それにアズマちゃんよりも気持ちがいいんだよ。アズマちゃんも絶対に気に入るから」
そう言われて私は当初の目的を思い出す。
そうだった。私はゆたかを連れ戻す為にここに来たんだった。
ゆたかは快楽に染まっている。
そんなゆたかを連れ戻すには私の方が気持ちいいと気づかせることが最も早い。
だからこそ、こんなふざけた事に参加した。
その為にはゆたかを自分だけが攻められる状況にしなければならない。
「分かった。だけど……」
仕方ない。周囲の男共の足腰を立たせなくしなければ、そんな状況は作れない。
その為には自分の貞操など安いものだ。
だけど、そんな男の下卑た顔を見る事など冗談ではない。
「顔を見られるのは恥ずかしい。だから、後ろからがいい」
そんな嘘をつく。
私は男に屈辱的な姿をさらす。
さぁ、早く挿れろ。早く果ててしまえ。
そうなれば、私が、私だけがゆたかを愛することができる。
その様な気持ちを胸に抱きながら、私は挿入を待ち、餌に惹かれるように男は私の中に侵入する。
「ッ!!」
初体験は痛い。そんな言葉を聞いたことがある。
それならば幸いだ。
この痛みが、恨みが、憎しみがある限り、私が倒れることは無い。
その刹那、私の体に電撃が走った。
「もう、私を仲間はずれにしたらダメだよ。私と北斗さんとでアズマちゃんを気持ちよくしてあげるんだから」
そんな声が私の胸元から聞こえる。
気づけば、ゆたかが私の胸を攻めていた。
ゆたか、止めて。それだと私も感じてしまう。
そんな願いなど届かないように、ゆたかが攻める箇所が徐々に下半身に移っていく。
ゆたかの両手と唇、舌が私の体を徐々に突き動かす。
ダ、ダメだ。もう我慢できない。
そんな思考をしながら、私は果ててしまった。

アズマちゃん、イっちゃった。
初体験でイけるか難しい問題だったけれど、キティ博士が言ったとおり上手くいったみたい。
なんだっけ?パブロフの犬作戦?
お互いに開発しあっているみたいだからと言われて提案されたんだっけ?
更に欲求不満を高めるために数週間はアズマちゃんとはえっちしたらダメとも言われたっけ。
でも、もったいないなぁ。やらない夫さんはまだイってないのに。
そうだ、このままやらない夫さんをだいしゅきホールドしちゃおう。
う~ん、アズマちゃんの体が邪魔だなぁ。足だけでもやらない夫さんなら分かってくれるよね。

「ほ、北斗さん。もっともっとっ!」
徐々に私の意識がクリアになっていく。そうか、私はイかされたのか……
そんなことを考えながら私の耳にゆたかの声が響いてくる。
状況を確認しようと体を起こそうとするも、背中が強く抱きしめられていて起き上がることが出来ない。
「イクだろ」
「わ、わたしも」
そんなゆたかの声を聞きながら背中に回す手の力が強まる。
そうか、この両手はゆたかの手なんだ。
そして、私はゆたかを守れなかったことを実感する。
「ごめん、ゆたk。ぐぅ」
なんとかして謝罪の言葉を捻り出した私の唇をゆたかが塞ぐ。
「どうしたのアズマちゃん?優歌は幸せだよ」
幸せ?なに?
「一緒に気持ちよくなれたんだよ。それに、同じ人が初めての人なんだよ」
初めて、そうか私……
「竿姉妹って、よくある話かもしれないけれど、初めての人が一緒なのはやっぱり特別だよ」
一緒……?
「次は、親友丼をしよう。仰向けとうつ伏せで抱き合って、交互に挿れてもらうの」
そう、私とゆたかは親友。
「それと、北斗さん。最後はアズマちゃんの中に出してね」
突然のゆたかの一言に私の思考が止まる。
そんな私にゆたかは優しくキスをした。
「心配しないでいいよ。親友の危険日と安全日は把握してるから。それに私と同じように気持ちよくなって欲しいから」
おかしい、なんで涙が出てくる?
「アズマちゃん、どうしたの?」
そっか、これまで私はゆたかが帰ってきてくれることしか考えていなかった。
それなのにゆたかは二人で更に愛することを考えていた。
矮小な自分に対して、こんなにも優しくてくれるゆたかの優しさに涙しているんだ。
優歌、うん、彼女にぴったりの名前だ。
「なんでもないよ優歌。一緒に気持ちよくなろう」
そう言いながら、私は優歌と唇を重ねた。



710 名前:胸がFLAT ◆Rp7uipC1u2 [sage] 投稿日:2014/07/19(土) 17:41:19.50 ID:JVFf7Yzh

私はとても幸せだ。
優歌と一緒に愛されている。
しかも、二人の初めての人からだ。
そんな幸せを噛み締めながら、私は何回も達する。
しかし、私と優歌の愛しい人はまだ達してくれない。
達して欲しい。私も優歌と同じ様に愛してもらいたい。
そう思って、挿入しやすいように自分の体制を精一杯維持する。
そして、何度目かの絶頂を感じながら待ちに待った声が聞こえる。
「だ、出すだろ」
そんな言葉を聞いた瞬間、私も達し意識が落ちていった。

「北斗さん、やっとアズマちゃんが素直になってくれたね」
「そうだろ、これからどうするだろ?」
やらない夫さんはそうやって私に聞いてくる。
「決まっているよ。無理を言って協力してくれた人たちにお礼をしなくちゃ」
そう、今回はいつものパーティーとは違う。
アズマちゃんをこのサークルに参加させるために企画された特別な催しだ。
当然、参加者もこちらからお願いする形を取った。
「それにアズマちゃんにも、もっと気持ちよくなってもらいたいし」
「分かっただろ」
そう言いながら、私は本音を続ける。
「後、アズマちゃんとの妻妾同衾は認めるけれど……」
「そうだろ、ゆーちゃんが本妻だろ」
そう言いながらやらない夫さんは私の頭を撫でながら、おでこにキスをする。
「だから、私以上に北斗さんだけを見る事はダメ。北斗さんも分かっています?」
「分かっているだろ、嫉妬深い本妻を持つと苦労するだろ」
そう笑いながら、先ほどと同じく私を愛してくれる。
「だから、他の人とも気持ちよくなって貰っちゃう」
「分かっているだろ。行ってらっしゃいだろ」
「は~い」

意識を取り戻した私は、優歌に連れられて他の男性に挨拶をした。
話によるとこちらの男性方と今からセックスするらしい。
「アズマちゃん、この人がデキさんだよ」
「あ、こんにちは。デキです」
そう言いながら目の前の気弱そうな男は頭を下げる。
「ですが、優歌さん。本当に俺なんかが呼んでもらってよかったんですか?」
なるほど、本当に見たままの男のようだ。
「参加者は厳選させてもらっているから、そこは自信を持って大丈夫だよ」
そう言われると、目の前の男は逆に困惑した。
「初めての子だから、気弱で刺激の強くない男性か何があってもマナーを絶対に守れる男性に声をかけているよ」
「なるほど、だからガルさんやホシさん三人衆は居ないんですね。Dさんは都合がつかなかったのですか?」
会話から推測するに参加していない男性の話をしているらしい、この話からも結構な会員数が居るように思われる。
「Dさんにも声をかけて欲しかったんだけど、ダディさんが難色を示しちゃって、人数が足りなかったら呼ぶという話になったんだ」
そんな会話を遮る声が一つ。
「すいません優歌さん、他の方も待っていますので手短に」
振り向くとそこには主催者のダディが居た。
「そうですね。すいません」
そう応えると優歌は私の手を取ってソファーの上に上った。
「今日はアズマちゃんの初参加パーティーに来てくださってありがとうございます」
そう言うと、男性を中心に拍手が巻き起こる。
「遅くなりましたが、私とアズマちゃんを可愛がって下さい」
優歌が頭を下げると、男性陣からの拍手が再開される。
「それと、わざわざ参加していただいた女性の方々、ありがとうございました」
そういって優歌が頭を下げると女性陣からも拍手が起こる。
「それじゃあ、最後にアズマちゃんから一言お願いします」
そう矛先を向けられ、困惑してしまう。
「緊張しているようなので一つ質問を。安全日だし私と同じで良いよね?」
「それでいい……」
私はそのまま返事をしてしまう。返事に呼応するように男性陣が沸き立つ。
その様な光景を見ながら、私の手が暖かい感触に包まれていることに気づく。
「なら、最初は親友丼で行きます。相手は……じゃんけんで決めてください」

私の目の前でアズマちゃんが嬌声を上げている。
親友丼を何人かとした後、別々に分かれた。
ただ、私が初参加した日と同じように、新人さんは人気があるようでアズマちゃんは未だに人気だ。
なので、私はやらない夫さんの元に戻る。
別にやらない夫さんが他の誰かとセックスすることは構わない。
でも、あくまでも本妻は私だ。
そんな想いを胸に私はやらない夫さんに体を預ける。

数人の男性と行為を重ねる私の顔をひんやりとしたものが這う。
何度も攻められ快楽に染まる意識の中、そちらに目を向けると一匹の犬が私の顔を舐めてくれていた。
「心配してくれるんだ。ありがとう」
そう言って私は微笑み返す。
「そうだ、アズマちゃんはワンちゃんを飼っているし、ファラリス君に相手して貰わない?」
あれっ?なんかおぞましい声が聞こえる。
そう思って声がしたほうを振り返ると優歌が手を振っていた。
優歌は私に徐々に近づいてくる。
「とても気持ちいいみだいだよ。ぜひ試してみてよ」
気持ちいい。そんな言葉に引き寄せられ、
「うん、分かった……」
私は生返事をしてしまった。

私はファラリス君にお尻を向ける。
「あっ、あぁ、犬がぁ、あっ、犬のがぁ……」
その場の雰囲気に飲まれたとはいえ、私は犬とセックス、いや交尾をしてしまった。
そんな事実から私の思考が一瞬とは言えクリアになる。
そして甘い声を上げる私は、数時間前の私が見たら唾棄するような存在だろう。
でも、性の悦びを知ってしまった私にはどうしようもないことだ。
犬の動きに合わせて私も腰を振る。
すると、犬の動きが突然止まった。
まさか射精?私はまだ達していないのに。
性的興奮が大きくなっているのであろう。
その懸念を裏打ちするように、ペニスが特に根元が大きくなっていることを感じる。
「な、何これ。ダメ、気持ちいい」
犬のペニスで私は甘い声を上げてしまう。その羞恥に耐えられず
「ら、らめぇ、ち、縮んでぇ、これ以上は大きくならないでぇ」
私は突然、大声をあげてしまった。
射精を終えてすぐに小さくなると思っていた犬のペニスは、ある程度の大きさを維持し私に一定の刺激を与え続ける。
しかも、所謂Gスポットまでも刺激し続ける。
ダメだこれ以上は耐えられない。犬でイかされるなんて絶対に許されない。早く抜かないと……
「えっ?」
どうして?全く抜ける気配がない。
「ワンちゃんのオチンチンって、根元が大きく膨れるようになっていてね。ワンちゃんが満足するまで絶対に抜けないんだよ」
突然現れたスミレ色の髪をした小柄な女性が私に囁きかける。
でも、私はその言葉の意味を理解できず、せめて腰をずらして刺激を少なくしようとするも出来ない。
「い、いやぁ、らめぇ、これ以上はらめぇ」
その後の記憶は全く無く、話を聞く限り何度かの絶頂を繰り返したらしい。

あれから数週間、あの日を境にゆたかとの関係は修復された。
いや、私があの二人の関係に新たに加わったと表現したほうが適切だろう。
「いよいよ明日はダディの家だね」
「そうだね、ゆたか。もしかして今から?」
声をかけてきたゆたかに答えが分かりきった質問をする。
「そうだよ。やらない夫さんとホテルに行くんだ。みなみちゃんもどう?」
「ごめん、今日はいい」
明日はダディの家ということを考えると、互いが互いを独占できる今は貴重だろう。そう考えて、私はゆたかの誘いを断る。
あの日から、三人で体を重ねる機会は何度もあった。むしろ、ゆたかは必ず誘ってきた。
しかし、ゆたか経由でしか誘われていないことに私は気づいた。
それが示す事実として以前ゆたかが言った事を思い出す。
ゆたかが本妻、私はあくまでも妾だと。
それに不満があるわけではない。
むしろ、初めての日なのにあそこまで醜態を晒した私を、妾としてでも愛してもらっていることに感謝しなければならない。
その申し訳なさからか、私はやらない夫さんと正面を向いてセックスすることが出来ない。いつも背中を向けてしまう。
ゆたかが羨ましい。あんなにも強く抱き合いながらセックスできるゆたかが羨ましい。
私はやらない夫さんから与えられる快楽に身を委ねるしかできないのに……
明日のダディの家でも他の男に与えられる快楽に身を委ねるだけだろう……
ダディの家の反動から明後日も二人の行為は激しくなるだろう。
そんな事を考えると
「少なくとも、やらない夫さんとは明々後日までお預けみたい」
そんな独り言が口から漏れ、徐々に体が火照ってくる。
早く帰宅して、ゆたかから貰ったバイブを使おう。
そんな事を考えてしまった。

しかし、なんとも皮肉な話だろう。
同姓の恋人を寝取られた女が、寝取った男性との関係に堕ち、妾である事を望むなんて……


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