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【R-18】やる夫は歪秤世界に落ちるようです 『48話 二人きりの%#日間 一日目』

927 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:01:52 ID:ra99oYBI0


   ┌─────────┐
   │ 一つ目の孤児院   │
   └─────────┘



     f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
     |  そしてですね、この能力の名前は『存在理解』といいまして  |
     乂_________________________ノ





                            f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
                            |   相手の存在を理解し見通すことができます。    |
                            乂____________________ノ




          f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
          |  またそれに付随して、この肉体にあるすべての能力を使うことができます。   |
          乂________________________________ノ




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シュテルは、そこの孤児院にいた子供、大人に対して、自分能力を隠すことなく説明した。
それは、彼らが新しい家族になると自称したからである。
シュテルは期待したのだ、再び自分の、自分たちの家族ができるのではないかと。
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928 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:02:21 ID:ra99oYBI0



      f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
      |   …………   |
      乂______ノ





                                         f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
                                         |   は、はぁ……   |
                                         乂_______ノ





                   f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
                   |   かっけーー!!   |
                   乂________ノ





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少なくともこの時点ではまだ、大きく拒絶されることはなかった。
引いてる人間もいたが、好意的に受け止める人間もいた。主に14歳だったが。

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929 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:02:39 ID:ra99oYBI0





             _,.-―‐―-、_
            ,ィ',.'¨i/i,ィ,i!、!リヾヽ
           ,'::i.、 '´′" `` .ゞ.i
           |::ゝi,.-、   ,-、__i'、.i
           _|/:::;::-:、.  , -、 ゙、|.、      へぇ……
          (^,i゙'(   )=(   )'´i^)
          ヾ,|:::::゙ー≠ ヾ:ー'" ,. i'ノ      超能力者かぁ………
            i:`::::...::i " |  ´ ,i
            ヘ;::::;:;:.`¨¨´.. 、、 メ
            i!il、:::. ̄ ̄ .、/|
            |i!ili!i、.__._.メ"|
            ノi!ili!ili!ili!':::::::,' 'ヘ、
        _,.'ヘ'、´::::::::゙ヽ::::::::: /   `メヘ
     .;'´三三三≡=========≠三三三ヽ.
  _,ィ'"三三三三三三三三三三三三三三三三ヽ、
  ノ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ヘ





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だがそれは子供たちだけの話で、大人からすると彼女という存在の価値は変わる。
超能力、などという見方ができなくとも、ともかく彼女は天才だ。人類社会に変革をもたらすだろう。
そんな存在を、放っておくはずがなかった。
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930 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:03:10 ID:ra99oYBI0










                               ・
                               ・
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                               ・













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931 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:03:40 ID:ra99oYBI0

























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夜、シュテルが呼び出されたのは、その孤児院を管理する大人たちの詰所だった。
もっとも現時点での彼女が一人で行動するはずもなく、
兄であるやる夫も誘って二人で訪れたのだが。
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932 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:04:15 ID:ra99oYBI0



                                  f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
     _,;;:一´ ̄ ̄ ̄ ̄`ー:;;、_            |   君は素晴らしい力を持っているんだ。   |
    /;;;;;' ̄ノ!/|::/ヽ:::|、ヾ`\:::::ヽ             乂_________________ノ
   ,i;;;;/::::::::::::::l':::::::::''::::::::::::::::ヾ;;:!
   ,!;;〔:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〃 !                   f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
   !;;;;;〕、:::::_:::::::::::::::::;__:::::::::L !                     |  テレビに出てみないかい。有名人になれるよ?  |
   !:;'::::::: ̄::::::ヽ::::::::::/:::::::::`::;;::''; !                     乂____________________ノ
   !l::::::::, ' ⌒丶:::::::::':, ' ⌒丶  l!
  ,!=!ニ(    ):⌒:(    )ニ!=!
  ,rイ:::::::丶_,ノ/|:::;::' 丶_,ノ   ト-、     君という存在は人類を救うかもしれないんだ。
 ! テ!:::;::::::::::::::::'::;|:''         !f ,!
 ヽ、|:::ヽ::::::::::::::::|       ,〃 !ノ
   !:::::::::::;;::;:, ,,`  ′、、 、  ,   !                f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
   ';::::::`=ニニ二二ニニニ='′ ,イ             |  言うことを聞いたら好きなものを買ってあげよう  |
    ヾ , ,,           、、/,|              乂____________________ノ
     `、,, " ,      、゛、,r'′ | _
      \",;, ' ;; 、、 ゛/ ノ _y':::::`、
        `ー┬--一'′/ ,r'´::::::::::::::i、
         ,r'´〉    ,r'´:::::::::::::::::::::::i、



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そこであったのはいかにシュテルの能力を利用するかという大人たちの話だ。
事情はそれぞれだ。自分のお金のため。有名になりたいから。ふたたび研究職に返り咲くため。
中にはこの孤児院の運営資金のためという一概に邪悪と言えない理由もあったが、
シュテルにとっては関係ない。
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933 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:04:50 ID:ra99oYBI0
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;;;;;;;,iリ;;;;;;;;,l/゙;i|八〟   .,..,ii''7ニ'>i、   _,r、/;;;l/ / . !;./   l;;;;;/ ./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;./  ., ┐   `'、;;゙'、
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そんな彼らの欲望を、シュテルは正しく理解する。
かつての親戚たちと同じような状況は、兄妹のトラウマを刺激するのに十分な状態だった。
だがあれがトラウマだからこそ、何の対策も打たない二人ではない。
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934 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:05:38 ID:ra99oYBI0







                          f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
              , --  、       |  兄さん!   |
               /      ヽ       乂_____ノ
               ゝ     ノn_
.               (|    ___}           うん!!
                |     |
              し   J






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シュテルが素早くやる夫の後ろに回り、その背中に飛び乗りおぶさる。
自分の持つ存在理解と、それにより手に入れた様々な超能力を駆使して、即座にやる夫の肉体を掌握。
自分の好きなように操れるように接続した。
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935 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:06:28 ID:ra99oYBI0




         _,,,..--‐―'''''''"""''' - 、
      _,,.-''"   ,.-'7,.-、 ,-、  、、'=-
    ,.:'     /  '  ヾヽ ヽ!ヽ iヽヾゝ
.   /      /         ヽ ヾ ヾ ヽ
.   i.      (     、     -.ヽ   ヽ
   i       ヽ    i    _,,..,,ヾ   ヽ
  i        /    '! ,,..-''"__ `   /ミ、
  !        i     ' ",.-''"´ヽ`'ヽ___,,,b. i i    育ててやるんだ。
  !     _,.,_ !    ___ri ◎ ,, ,,  y-‐!-< !
  i    /,..、ヾ+==―-! ー--''ノ/ /  ヽ+    大人の言うことには従えよ。
   !   / ./ヽ ', 、    ヽ、_  _/  . ヽi
   ヽ  .!、 ヽヾ  ヾ       ̄     、、、!
   ヽ   ヽ `'   `         ‐_,,,_ __,,!
    ヽ 彡'`''ー1.              ~ i
     i     i ,          , .; ; _,',.'.,!
     !     i'          ,,.-''"  !
     !     ヽ' , ,       '"     !
  r=ニi      ヽ、_',   , ,    ,     !
  ノ    ̄''‐- ..,,_   `"''-'..,,_;__ ; ' , ;__;,'/
/         "''ー- ..,,,_  r"""" ゝ,
                  "'‐,、   /./
                   / !  ! ヽ



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大人たちのうちの一人の手が伸びる。
彼らは、何よりも経験で、子供というのは手を上げれば言うことを聞くと知っていた。
だから今回も同じ手を使おうと思ったのだろう。―――もっとも、相手が悪すぎたが。
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936 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:06:57 ID:ra99oYBI0



                      ,. ―  ―――- _
                 ,. '"       __    、
                 ,. '"    -‐     ̄   -=、、  \
           .  '"            _  __  ヽ` _.)
         .. _/        /ヽ      ̄    ̄  ーヽ、 ',
.        f.  ヽ       /  /.  -‐,ヘ.    __  . ヽ
        ,.!,   '、    /  / .i┐ l  .l.  ー- _ ̄`ー '
      / !   \  /  / .l` .l .l  .l._     ` 、
.      /   l     `/  ,.'.._,l  l l  .l   ̄ -'、  .)
     /    !     /  /  ̄ .l  l .l   l
   /    .l   ./  /     .l  l .L 」
.   /     .!  ./  '-、     .l ./ ./  ̄
. /      .l   `<.   > 、   ./
 '         !     ` <   .>'、      ,.--┐
.'           l         ` < >  ./   ./
          l       __  / ``" / /} /
           l   //////>、   .r' / / /
         .ハ  ///////////∧   ̄  ./_/
.          / './///////////// 、
.         /   !'//////////////∧
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やる夫を操るシュテルが、純粋な技術のみで大人の手を受け流す。
三歳児であるシュテルの肉体では不可能なことでも、六歳であるやる夫ならば可能だ。

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937 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:07:21 ID:ra99oYBI0








                 、 ノ 、
                  ● ●) ヽ
                (ヽ(人__) /^)
                 /    _/
                  |     〈
              ` ~ヽ_)








━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そのまま間合いを詰めて、お腹へと一撃。
下がった顎へとまわし跳び蹴りを放ち、一瞬で気絶させた。

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938 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:08:00 ID:ra99oYBI0








                -  - 、
                 / (● ●)ヽ
                ゝ(_人_) ノ
              /    ヽ
.                (|      |)
              .し    J






━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
二人にとって、これは正当な自己防衛だ。
先に暴力をふるってきたのは相手で、だから二人で力を合わせて戦った。
そんな誇らしいとすら思える現実は、だが大人たちに通用するはずもなく。
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939 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:08:13 ID:ra99oYBI0








            ,. --- .、          ,. --- .、
           / .,'´ 。 ゙', ヽ        / ,'´ 。 ゙', \
           \ 乂 __ ノ /        ヾ 乂 __.ノ /
            ` ー- - ´           ` ー-- ´

                    --=======--








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恐怖をあおるだけの結果となった。


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940 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:08:45 ID:ra99oYBI0














               48話    二人きりの%#日間  一日目














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941 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:09:09 ID:ra99oYBI0





                     ___
            _   _ "´:. :. :. :. :. :. :. :`
           , .: .: :. --:. :.`':. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. \      f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
.        /: -/:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.ヽ     |  いいか、落ち着け。落ち着くんだお。  |
     /'' /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.--:. ⌒ヽ:. :. :. :. :.   乂________________ノ
    /'  /:. :. /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :\:. :. :. \: :. :. :.
.         /:. :. /:. :. : /:. :. :.i: i:. :. :.,,斗笊''冖:.‐- :. ヽ:. :. :.
      /:.//:. :. :./ :. :. 斗f{ :. :. : : |从{\:.{\ : |:八: :. :.
      /:/ ,.: :/: /:. /:/{:{八:. :. :. :.|,ィf芋示㍉ヽ|:. :. :. :. .    むしろ兄さんが落ち着いてください。
     ,.:/ /:. ,:. :.} /:. i,f芍芥 、:. :. : |  _):.: } 狄j:. へ、:. i
      i/  ,:. :. :. :/'{:. :爪 _):ハ \:从 V::: ソ  八  八: |    大丈夫、怖がらないでください。
      {  i :. {:. :.|:. :. 八 乂: ソ  , ⌒  〃  /:.:.i/:. :\
          |:.:八:.:.|、:. :. :. \〃        ,   ,.: :. :|:. :.从:.:/ヽ   私に身を任せてくださればいいんです。
          |/  \: \:. :. ゝ>  ー     イj:. :. l/  j/
.       '     \:}\:. : 个 .  __ ,,.イ 从ハ从   ノ
             /:. :.へ:从ハル-==r''「////} ニ\
               //ニ>:{≦ニ//イー―へ / ニニ \
             / }ニニ{=∧ニニi'//≧=≦ / ニニニニ\
            /Ⅵ=,|={ニニ=!彡介 、'// ニニニニ /'\
            /ニニ 、人,乂__ = ∨ {⌒y',' ニニニニ/ニニ
         / \ニニニ\ニ//ニ=V,レイ/ニニ{⌒≧ニニニ
          {へ \ニニニ\ レ= '⌒ヽ \ニ=人ニニニ/ニニ




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シュテルがやる夫のベッドに乗ってくる。
そのまま膝立ちでこちらに近寄ってくる彼女の笑顔を見ると、まずい、危険だと思うのだが、
残念ながら、今のやる夫の彼女をはねのける力はない。
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942 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:09:43 ID:ra99oYBI0





                    -‐…─-     , .-―- 、
               ´: : : : : : : : : : : `Y  -=ニ⌒
           / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ̄`ヽ、
              ,': : : : :/: : : /: : : : : : : : : : : : : : : \__,ヽ     f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
          |: : : : /: |__/」_,.ィ|: : /|.: : : : : : :ヽ: : : :\      |  な、なんで……!?    |
          |: : : : | _.レ' /l./. | / l∧.ト- : : :|: : : : :.!      乂_________ノ
          |: : : : .|7 γ7ヽ j/  ! ァ―-、 : :| : : |: :|
          |: : : ..八 弋_zノ    γ7ヽ ∨:ト: : :|: :|
          |: : :{. | : ` .x    .   弋_zソ.人:|l : :八,'   あ、すいません、今は兄さんのエイヴィヒカイト、
          | l: :ヽ| : |ヽ      '    x,ハ. : :|l :/
          |八l: .人.!   、_,    ∠. : :|l/      すなわち超人としての力は封じさせていただいてるのですよ。
.          /   |: :|: i.> 、,    _,.. イ.: :|: : :|'
              ハ|\ト─..|/´}て ハ/{/N|人,'        細かい説明は省きますが、いつもどおり、兄さんの体を操作してです。
            / ̄ ̄\ \ :./ /、 .| :| |i|  ̄ ̄\
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          |::::::::::::::::::::::::,'   、ヽ}.三三| |i| :::::::::::::::::::: \
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
やる夫はベッドの上に座ったまま、必死に後ろへと下がるが、すぐに逃げ場などなくなってしまう。
枕元にあるベッドの背板に背をぶつけると同時に、シュテルがこちらへとすり寄ってくる。

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943 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:10:02 ID:ra99oYBI0




                    /¨ニ=‐
                  /. :/  . . -――- . .
             {: `ー-=-`: .`:´.: : : : : : : : : : .`ヽ
          . .-`ー‐-: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :`
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      //〃. ; イ /. : : , : : /: :|ト、: : : :!: : : : : : .ヽ : .ヽ: .ヽ
     i'   /.:/ /;イ:.:i {:.:{: :斗卉| \: :井-ミ: :}: : } : : . Vヽ}
.        i / V:/ {: :{ {:イ !:{'  l!   ヽト:{ \}`ト、: : : : : :} '
         {′ {'  {:.:{:ハ : { ,ィ=ミ    ,ィ=ミ }: :/.::}: : :}     にーいさん♪
              ヽ{{: !ヽゝ       '     ムイ.:./.:ヽj
               {:.|: ハ              ハノy、\_:ニ=‐'
               ハ{: {人.   `  ´   .人{ ' : i\\
                 八ト、_:> .     . ´ヘソ` 、:! `^ヽ
             {' ヽ  __,ィト`ニ´イヽ- x-==ミ、゙
                . ィ´:: {:::::::::::::::::::::}〃 ,>、 __))
                . <::ヽ:::'::::::::{:::;ィ=ニ=://´ ̄アミ、_
            { :: V:ハ:::::::::::〉-ァ'´ ̄)ヽ.:::::::::/.:/:. `ヽ
            /ヽ:. V:ハ  _/     ) }t、/.:/:. /´`Y
              /:.:.:.:.:.: V/¨ヽ     _) }. :゙:<:. /:.:.:.:!
.          :.:.:.:.:.::./.: : : : .':.,___ノ__ ;.: : : .\:.:.:.:.:.,
            ′:.:.:/{.: : : : :. :. :.}:.:} {{,}} У.: : : :. :.}:.:.:.:.:.::,
            ,:.:.:/:.:.:.:':: : : : : : : :|f{ E} /.: :. :. :. :./ヽ:.:.:.:.:i
.          !/:.:.:.:.:.:.:.': : : : : : : :|{{ (o::): : : : : : :/:. : :\:.:}
.          |イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.: : :. :./八 {ヽ、: : : : /:.:.:.:.:.:.: }、}


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シュテルはやる夫の膝に乗り、少し頭を下げると、やる夫の目の前―――
すなわち、彼女に縛られることによって、強制的に輪を作らされた腕の中にその身を潜らせてきた。
結果として、まるでやる夫が自ら、シュテルを抱きしめてるかのようになった。
シュテルはそのために、やる夫の腕のしばり方をこのようにしたのだろう。
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944 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:11:25 ID:ra99oYBI0







           v!  v!.:.仆、:.!仆      、    ''' クーハ:.ヾ:.:.:.:;
         `!  `!゙、!ヘ:N:.:.:ゞ、'''   _  _   イ∠._j:.:l i.:.:..;ル
            !   `  ヾ.:∧ヾ>、     , ゙.{ルリ:.:iイヘj:/
                    `<N  }≧=-<__,イ_]从/ゝ-- ―zナj
           zx__  r彡ヘ`ヽ、_VZZZ]j_LZ∧:::::::::::__><>
             /::::::::_>゙______: l!///i___j//∧: ffー-<⌒`ハ







━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そのままシュテルが、見せつけるかのように、ゆっくりと顔を近づけてきた。
キス、される。やる夫はそう気づいてしまったから、彼女の唇から目が離せない。
不安と、焦燥。そして期待で、彼の心臓の動きが一段早くなる―――
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945 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:12:29 ID:ra99oYBI0


                    -‐…─-     , .-―- 、
               ´: : : : : : : : : : : `Y  -=ニ⌒
           / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ̄`ヽ、
              ,': : : : :/: : : /: : : : : : : : : : : : : : : \__,ヽ
          |: : : : /: |__/」_,.ィ|: : /|.: : : : : : :ヽ: : : :\
          |: : : : | _.レ' /l./. | / l∧.ト- : : :|: : : : :.!
          |: : : : .|7 γ7ヽ j/  ! ァ―-、 : :| : : |: :|
          |: : : ..八 弋_zノ    γ7ヽ ∨:ト: : :|: :|
          |: : :{. | : ` .x    .   弋_zソ.人:|l : :八,'
          | l: :ヽ| : |ヽ      '    x,ハ. : :|l :/
          |八l: .人.!   、_,    ∠. : :|l/
.          /   |: :|: i.> 、,    _,.. イ.: :|: : :|'
              ハ|\ト─..|/´}て ハ/{/N|人,'
            / ̄ ̄\ \ :./ /、 .| :| |i|  ̄ ̄\
        / ::::::::::::::::::  ./  '‐く  |_:| |i|::::::::::::::::::\
          |::::::::::::::::::::::::,'   、ヽ}.三三| |i| :::::::::::::::::::: \
          / :::::::::::::::::::::.{  r、ン'.\┬| |i|::::_::::::::::::::::::::}



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
が、直前で彼女は顔の動きをそらした。
唇は重なることなく、やる夫の肩に顎を乗せるように抱き付いてくる。
予想が外れて拍子が抜けた気分になっているやる夫のほうへと顔を向けて。
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946 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:12:48 ID:ra99oYBI0






: ハ: : : : : !         '    ハ: :´{  ノ'
/: :' : : : : !     、        . : : : {
: : ハ: : : :i\      一     人: : : {      ダメですよ、兄さん。期待なんてしたら。
/ } ト、: : l 、≫         . .<ィ:/i: : : '.
  /ヘ  : :i \ ≧=r≦/ィ :/ノ' !: : : :i
. /. . i∨}イ    ` ’ ヾくj/!'    ハ: :イ:l
/. . . l/,リ       / ヽ ≫x.     从 リ
. . . . ∨ヘ.    /     \i/≫ 、
. . . . . ∨/, 、 ./       j/} . . .\
. . . . . . .\//く      / /. . . . . .ヽ





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
やる夫の本心を射抜くように、囁いた。


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947 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:13:20 ID:ra99oYBI0




                     ___
            _   _ "´:. :. :. :. :. :. :. :`
           , .: .: :. --:. :.`':. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. \
.        /: -/:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.ヽ
     /'' /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.--:. ⌒ヽ:. :. :. :. :.
    /'  /:. :. /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :\:. :. :. \: :. :. :.
.         /:. :. /:. :. : /:. :. :.i: i:. :. :.,,斗笊''冖:.‐- :. ヽ:. :. :.      f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
      /:.//:. :. :./ :. :. 斗f{ :. :. : : |从{\:.{\ : |:八: :. :.      | ……!! そ、そんなこと―――   |
      /:/ ,.: :/: /:. /:/{:{八:. :. :. :.|,ィf芋示㍉ヽ|:. :. :. :. .      乂______________ノ
     ,.:/ /:. ,:. :.} /:. i,f芍芥 、:. :. : |  _):.: } 狄j:. へ、:. i
      i/  ,:. :. :. :/'{:. :爪 _):ハ \:从 V::: ソ  八  八: |
      {  i :. {:. :.|:. :. 八 乂: ソ  , ⌒  〃  /:.:.i/:. :\      いいえ、兄さんは期待しました。
          |:.:八:.:.|、:. :. :. \〃        ,   ,.: :. :|:. :.从:.:/ヽ
          |/  \: \:. :. ゝ>  ー     イj:. :. l/  j/       心を読める私相手に、嘘が通じるとお思いですか?
.       '     \:}\:. : 个 .  __ ,,.イ 从ハ从   ノ
             /:. :.へ:从ハル-==r''「////} ニ\
               //ニ>:{≦ニ//イー―へ / ニニ \
             / }ニニ{=∧ニニi'//≧=≦ / ニニニニ\
            /Ⅵ=,|={ニニ=!彡介 、'// ニニニニ /'\
            /ニニ 、人,乂__ = ∨ {⌒y',' ニニニニ/ニニ
         / \ニニニ\ニ//ニ=V,レイ/ニニ{⌒≧ニニニ
          {へ \ニニニ\ レ= '⌒ヽ \ニ=人ニニニ/ニニ



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シュテルの言っていることは疑いようのない真実だ。
狂おしいほどに求めている少女に、キスをされるかもしれない状況で、期待しない男など存在しない。
だがそんなことは、やる夫の立場では認められるはずはなかった。
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948 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:14:30 ID:ra99oYBI0





      / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
     / : : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\: : : : ヘ
      /:/: : : : : : /: : : : : :/: : : : : : : : i: : : : : : : : : : \: : : '
.    /〃: : : : : : :/ : : : :l: /|: : : : : : : : :l: : :l: : : : :ヽ : : ハ:.: : |   ダメじゃないですか、兄さん。
    |/ |: : : :ィ: : / : : : : l: l .!: i|: : : : : : :ト、: l: : ト、: : :!: : : l: : :|
    ' .|: : :/{: : :|: : : : :┼l┼八: : : : :!: l ヽlヽ:l ヽ.:|: : : :l: : :|   正しい正しい大人な兄さんは、私とエッチなことをしたくないのでしょう?
     |: : | i|: : 从: : : ∧| レ'  ` : : :.ト、{ .イ圷示佗}:.: :|:.}: : :|
     |: : ! .| : : : |\ : |ー‐=== \|  弋こソ  |\|/: : 八   だからほら、ちゃんと嫌がらないといけませんよね?
     ∨:| ∨: :ハ : :ヽゝ       i         /: !: : : :.i: : :ヽ
.      Ⅵ  ∨:.:|:}: : : |        _____      /:.: |: : :|: ト、: : }
          \|:|: : : |:\    丶 '     / |: : |: :/|: | 丶!
             八 : : !: : 个.       /: : :.|: /|:./ 乂.   '
            j: : 八ト、lヘl:}:::::≧≦::::::::{/|/ル' .}/
          -‐-ノ:ノ-‐ヾイ ̄|::::{二二}:::::| ̄:::::‐--、-──‐- .
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.      .< ̄ ̄ ̄ ̄`Y : : /: : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: \
           イ ̄ ̄: : :: : /: : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :‘,
.      /: : : : : : : : : :〃 : : : : : イ: : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : : : : : : : : ',
.     .// /: : : : : : : :/: : : : : :.〃: : : :ヾ:、: : : : : : : :\: : : : : : : : : : :.
.    ../  /: : : : : : .: /: : : : : : :イ: : : : : : : ト、:ヽ: : : : : : :',: : : : : i: : : : i    あなたがちゃんと、心の底から、
.         ../ : : : : :.: }: {: : : : : : / |:i: : :\: : {  ヾ:.、: : : : : :i: : : : :.|: : : :i|
       .': : : / :.:. :.|:イ: : : : : / j∧: : : :ヾ:.ト、、 \:、: : : :|: : : :.:.|: : : :リ    嫌だと思いさえすれば……
.      .|: : :/}: : : : / : : : :イ-一{「ヾ: : : :Y、ミー-ヾハ:. :ハ: : :. :.|: : :人:、
.      .|: :/ .|: : : : l:..:ヾ : /{/辷ミ:、 \: :i X辷=≡ミ、: :Y: : : :|: : : トミ:、  それだけで、私を止められるのですから。
.      .∨  ∨: : :l}: ',.ハ:ヾハ:::r:、iヾ   `:{  '乍r:、:i:ハ入:リ: : :リ: :./|  `
             .∨:./\ヾ:..:i/ 弋;じ       乂zじ’ } :| : : l: : : : |     だから―――
             ∨   |: :.iハ .::::::::..  ,     .:::::::::..  〃 :|: : :.l:.:. : : {
                  |: :.:.圦             . / : : |: : /: : :l.:.:|
               .|: : : . ::>、  ゝ _,ノ     /.: : ./: :/: : :/|: :|
              | ! : : : l.{` `丶_        ィ :/../ : /|: : / .}八
              l\|ヾ/   `}>‐ <  ´/"..../lル' イハ/
                 ` ヽj:::: ̄ ̄ ̄::::::: ̄ ̄ // 7 /
                  ィ7.ゝ- 、:::::::::::z― ,〃=く


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シュテルの言っている通り、もはややる夫に残された手段は心が折れないことだけだ。
だからこそ否定し、拒絶し、耐えきるしかない。

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949 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:15:19 ID:ra99oYBI0




        nn
        UUノ゙7   _,n__  に二二l  に二二l
         く/  └ワノ


              r-
           ===  ヽ ` ー- __
                `ー- .._   ニ ‐- 、         気持ちよくなったりしたら、ダメですよ?
                  , '"       \
                   {/        \                     f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
                   ヽ'/        丶、                   |    っ!?   |
                     ヽ. _´\                      乂_____ノ
                        ̄´\
                          `




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シュテルの手が、いつの間にかやる夫の服の中に入り込んでいた。
そのまま背中を人差し指でやさしくなぞられる。
ただそれだけなのに、震えるほどに性感を刺激された。
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950 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:15:50 ID:ra99oYBI0





                                    f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
      /  >.:´.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_.:.:ヽ       | なん、で――!?      |
        /.:.:/.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:\.:.'.,        乂__________ノ
          /.:.:/.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\.:\:丶!`
        ./ イ:.:./.:./:/.:.:./.:/:i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.ヽ.:.\
      /  ′イ.:.i.:.i:.:.:.:!_/!_i.:.:.:.:__ト、iヽー';.:.|.:\     たったこれだけで気持ちよくされてしまうのが、不思議ですか?
        i:.:/!:.:.|:.:!:.:.∧i V';.:.:.:.:.:|ィ=┬Ⅵ、.:.',
        |/ .!:.:.ト:.!、:.|__  \:N ヒソ !.:iノ.:.:.ヽ    簡単な話ですよ。私は存在理解を使えるのですから。
        i  |:.:.| !`:.ヾ〟 ̄` ,ヽ  〝 i.:.l:.:.:.:ヽ
          ヽ| |:.';.:.ト    v ァ  .イ!/.:.ト、:.i    どこをどうすれば気持ちよくなれるのか、私は全部理解しています。
             |:∧.ヘ:.:≧..... _  イ.:i:.|Vヾi V
            -ミ|ヽiヽ_ト,-!ェェェ ト' `__ ,, <7ヽ
         //////ヽi !///l/ |i|/l///i !l7//////\





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
縦に、横に、ある時は円を描いて、まるで遊んでいるかのように、シュテルの指が動き続ける。
娼婦すらも凌駕する手管と、子供の悪戯のような無邪気さが同居したそれに、
少しでも気を抜くとあっさりと籠絡されてしまいそうだった。
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951 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:16:37 ID:ra99oYBI0



          ___
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  . :´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :У_:_:r― \
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: : : : : :/: : : : : : : : ; : : : : : : : : : : : : : : : :`: .、
: : : : : : : : : : : : : /: : : : : : : : : :、: :\: :ヾ: : : : ヽ
: : : :/: : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : :!: : : :ヾ: : : : : : : : .
: : :/: : : : : : : :/: : : : :/: :/: : : : : :i!: : :i: : : : : : : : : : :゚。
: :/: : : : : /斗――≠: /i: : : : ,: :ハ: : :l : : : : : : ヾ: : : :'.
: ; : : : : : i:/ j: : :/// , : : : /:/__i: :イ : : : : : : : :iヘ: : :i
: i : : : : : iz=芹芯ミ、 /: :,. イ:/   !'`i : : } : : i : i'  : : !   さて兄さん、もう一度念押ししておきますが、
: l: : : : : :《 l:::r:;:⊂ /:/ j/,z斧ミ、}.: :/: : イ: : !  j /
:r!: : : : : :! 夊¨ ノ /´  / /:;::r' }} / : ; i: :/   /    喜んだりしたら、ダメですよ?
ヘ!: : : : : :!    ̄       匁ノ /:/:/  }/
: ハ: : : : : !         '    ハ: :´{  ノ'
/: :' : : : : !     、        . : : : {
: : ハ: : : :i\      一     人: : : {
/ } ト、: : l 、≫         . .<ィ:/i: : : '.
  /ヘ  : :i \ ≧=r≦/ィ :/ノ' !: : : :i
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そういってシュテルは、右手は背中をなぞったまま、
左手をやる夫の後ろの壁について少し体を起こす。
そして何をする気なのか、やる夫にさとらせる暇すら与えずに―――
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952 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:17:12 ID:ra99oYBI0




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          /      {              |               \
                 |               |               \
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                     ` 、            |                     \ _.. <
                   ` ー――――/                  {
           チュッ…                 /                      |
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唇を、重ねた。


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953 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:17:55 ID:ra99oYBI0







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その瞬間、やる夫の頭からは難しいことはすべて吹き飛んだ。
あのシュテルと、自分がずっと恋い焦がれた少女とキスをしているのだ。
今まで何度も想像しては、そんなこと考えてはいけないとあきらめていたものが、ここに実現している。
そのことを、喜ばないなどというのは不可能だ。
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954 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:18:19 ID:ra99oYBI0





           ヽ: : i 〃  ,    〃 /:. :.:.:|i: :. /
          r―:込        ⌒7:./从:./
         /-= ∨> '` __彡イ-=ゝ― _     んっ……
        /-=ニニニ/|,,う爪┘/-=ニ/-==-_
       i=-  __/_i|⌒⌒y-=ニ,/-=/⌒V=_
        -=ニニニ/ -l|^ ⌒/'-j|-/-=ニ乂_ノ-=-_
.          -=ニニ/:.:|-l|-=/- 八{、` -=ニニニニ=-}
          \-=7:. :.|-l|∨ヽ- | r=}≧=--------/
           ト八 : : Ⅵ ∧:. :-| |=ハ\-=ニニニイ
           |-= \:. :./ハ ヽ彡' =|-= \___彡 人
          -=ニニし': | i\-= /'|-=ニニ/_彡'' \- 、






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シュテルが少しだけ顔を上下に動かすと、互いの唇がさまざまな形に潰れたり戻ったりを繰り返した。
彼女の唇はプニプニとして柔らかく、暖かい。
単純に性的な感覚だけではなく、どこか満たされるような安心感をやる夫は感じていた。
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955 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:18:33 ID:ra99oYBI0





 }/! :::::::: |:::::| /j/j/j/   .  ⌒ヾイ }ノ:::/.::::::リ::::::| |:::::リ
   从: :: ::j :: ト、     _    /j/j/ /:/::/|:::::::/.:::::リ j:::/   んぅ………
    )::ハリ::::从\     `ヽ   . イ:/::/.リ::::/|::::::/ レ'
     レ' /::::ハ::X:j\    _ .  <::ル'::∧/:::/ .l::::/
       )ル'/)\i⌒Y--て=≠彳jル':::::/:://  .レ'
 x‐ ヘー‐ァ' /⌒)N   }f´ ̄{ノ. ::::::/∨く
/二Ⅴハ 7 / __∠ -v ̄ ̄ 〕二>x}:/   \
二二}ニj 〈  _ __ メノ ̄ 〈二i二二二>-- - x
二二|ニ{ニヘ  ーく   }    Ⅴ二二二二二 7ニハ
二二|ニ|二ヘ   ノ} .ノ    }二二二二二 7ニ/ハ
二二lニ{二ニヘ   ハ }    j二二二二二.7 7/二i



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そんな感触を感じながらシュテルの顔を見ると、少し照れたような、嬉しそうな顔をしていた。
あぁ、本当にシュテルは可愛いなと考えると共に、
そんな少女とキスをしていることに誰に宛てたものでもない優越感を感じた。
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956 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:19:06 ID:ra99oYBI0



                        ∠/: : : :/: : : : : /: : : : : : : : : : :ヽ: : :\
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                     .': : /: : :,': : |: : ',: : :!: : : : : :ヽ: : : i: : : :}: : : : |
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                      |: :| |: |: |:|i: :ヽ| _、ヽ|: :イ \!  __,! /:ト、: : :{
                       ヾ;| |: |i |八.| ̄ `ヾゝ:! ..ィfチ下アイ: :|: }: : :',
                          ヾ;}ハ : |  r=≠.〟`   ヽ三='  |.: :|ノ :! ト::,    ふぅ……
                         ヽト.ヽヽV::ノ      xx   !: :.|!:./|:.| !'
                              从|八xx   '       ,' : リl/__!ム
                                     !. `、    _   ノiノル' : : : :/
                                    `>‐--- </__,< ̄ ̄\
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                                /;;;;;;;;く. /      V;;´;;;;;;;;;;;;;/; ̄ヽ
                                ∧;;;;;;;/∨`ー   ‐'〉;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;}
                               {;;;;ヽ/;;/      〈;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; |




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数秒間キスした後、シュテルの顔が離れる。
物足りないような、名残惜しいようなようにも思えるが、
それでも未だに胸の中は多幸感で満たされたままだった。
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957 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:19:17 ID:ra99oYBI0





      {  i :. {:. :.|:. :. 八 乂: ソ  , ⌒  〃  /:.:.i/:. :\
          |:.:八:.:.|、:. :. :. \〃        ,   ,.: :. :|:. :.从:.:/ヽ
          |/  \: \:. :. ゝ>  ー     イj:. :. l/  j/         ねぇ。兄さん
.       '     \:}\:. : 个 .  __ ,,.イ 从ハ从   ノクスッ
             /:. :.へ:从ハル-==r''「////} ニ\
               //ニ>:{≦ニ//イー―へ / ニニ \
             / }ニニ{=∧ニニi'//≧=≦ / ニニニニ\
            /Ⅵ=,|={ニニ=!彡介 、'// ニニニニ /'\
            /ニニ 、人,乂__ = ∨ {⌒y',' ニニニニ/ニニ
         / \ニニニ\ニ//ニ=V,レイ/ニニ{⌒≧ニニニ
          {へ \ニニニ\ レ= '⌒ヽ \ニ=人ニニニ/ニニ





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そんな、のぼせた彼の頭に―――


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958 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:19:44 ID:ra99oYBI0



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       ヾ ゙:::!ヽ:l ヽ.:.i゙:::.`゙、. ヾじノ   、       /,.;:::::/:.:.:.:.:::.
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
冷や水が浴びせられた。


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959 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:20:17 ID:ra99oYBI0




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          |: : : : /: |__/」_,.ィ|: : /|.: : : : : : :ヽ: : : :\       |  そんな……こと……   |
          |: : : : | _.レ' /l./. | / l∧.ト- : : :|: : : : :.!       乂__________ノ
          |: : : : .|7 γ7ヽ j/  ! ァ―-、 : :| : : |: :|
          |: : : ..八 弋_zノ    γ7ヽ ∨:ト: : :|: :|
          |: : :{. | : ` .x    .   弋_zソ.人:|l : :八,'     ですから、嘘は無意味ですよ。
          | l: :ヽ| : |ヽ      '    x,ハ. : :|l :/
          |八l: .人.!   、_,    ∠. : :|l/        全部、全部、見抜いてあげます。
.          /   |: :|: i.> 、,    _,.. イ.: :|: : :|'
              ハ|\ト─..|/´}て ハ/{/N|人,'          兄さんは私にキスされて、気持ちよくなっていました。
            / ̄ ̄\ \ :./ /、 .| :| |i|  ̄ ̄\
        / ::::::::::::::::::  ./  '‐く  |_:| |i|::::::::::::::::::\
          |::::::::::::::::::::::::,'   、ヽ}.三三| |i| :::::::::::::::::::: \
          / :::::::::::::::::::::.{  r、ン'.\┬| |i|::::_::::::::::::::::::::}




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少し顔を動かせば、再びキスができそうな距離で、じっと目を見つめられる。
こちらのすべてを見透かしてくる、吸い込まれそうな深い目だった。

960 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:21:07 ID:ra99oYBI0



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      l.:.:.:;.:.:.:.:.:.i:.:.:.l:.:.:.::l:.:.:l'":.l´ \::.    ;゙ル;;心ヾ;`!:ヾ!:.:.::.
     l.:.:::!:.i:.:.:.::!:.:.:.!:.:.:::l'i:.:!_,,..!.,,   ヾ、  V;;::::℃; ' !.:.:.:l:.:.::.      あんなにも私のためによくないと言っていたのに、
.      ゙:.:::!.:.l.:.::::l:.:.:.:!、:.:::l,.ゞルマヽ     ヾじ::ノ'  ,:.:.:.:.:l:.::::.
     ゙::::l:.::!:.::::!、:.:.:!ヽ::::{,.∨;::::℃,             ,:.;.:.:.:.:l:.;!:::.     結局は私よりも性欲に流されてしまう人間なんですね。
       ヾ ゙:::!ヽ:l ヽ.:.i゙:::.`゙、. ヾじノ   、       /,.;:::::/:.:.:.:.:::.
        ゙::! ヾ\ヽ:!ヾ、::i:.         , 、     //:::/:l:.:.:.:l:.:i、.    まったく―――
         ゙   ヾ丶:::::l::丶..           イ:::;:':/:.:.!:.:.:.:!:;' ヽ、
             ,'::;::::!::::::::!:::::::ヽ::::::::i=-= -一lー 、:::::::;l::::::;'!;'
            ,::/ !:::l:::::::::ヽ:、ー;:;:/l;;;;┌─┐;;;;l,'//∧二ニ=ヽ
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違う、違うと心の中で必死に否定するも、そんなものは無駄だともよくわかっている。
親に怒られる子供のような気持ちでシュテルの言葉を聞いていた。

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961 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:21:19 ID:ra99oYBI0




          -=ニニ ミヽ.- ´ ̄ ̄ ̄ `: . 、
          -‐: : ::“: : : : : : : : : : : : : : : : `
       /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
.       /: ::/ : /: : : : : : : : : : : : : \ : ヽ: ::ヽ : ::',
      / /: : : ::i: : : : : : |: :i|: : : : : : 」斗 ハ: : :|: : :!
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      / {: : /: : i|:: : : : :_|匕 .: ::i| 笊不∧ゝ:/: : |
       ハ八: : Ⅳ 〈{r':l ハ.  \|   弋_ソ Ⅳ: : ::{     最低ですね、兄さん。
            \ i|__\弋_少           }: : : ::八
              }八{: : |      '        |: : : ::|
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              ヾ} 从ゞ {  ̄    ト从
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962 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:21:50 ID:ra99oYBI0







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あぁ、そうだ。自分は最低だ。
こんな状況も、シュテルの異常性も、全て全て自分のせいなのに
嬉しくてたまらないし、未だに期待している。
そんな自分の浅ましさに、自尊心がひび割れた時―――
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963 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:22:08 ID:ra99oYBI0







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シュテルが、再びキスをしてきた。
それはやはり、柔らかく、気持ちよく、嬉しいもので、
傷ついた心を埋めるかのように染み渡っていく。
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964 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:22:42 ID:ra99oYBI0






   从: :: ::j :: ト、     _    /j/j/ /:/::/|:::::::/.:::::リ j:::/
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 x‐ ヘー‐ァ' /⌒)N   }f´ ̄{ノ. ::::::/∨く
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二二}ニj 〈  _ __ メノ ̄ 〈二i二二二>-- - x
二二|ニ{ニヘ  ーく   }    Ⅴ二二二二二 7ニハ
二二|ニ|二ヘ   ノ} .ノ    }二二二二二 7ニ/ハ
二二lニ{二ニヘ   ハ }    j二二二二二.7 7/二i




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こちらの下唇が、彼女に挟まれる。
そのままハムハムと潰されたり、吸われたりを繰り返されると、
まるでシュテルに食べられているかのような気分になった。
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965 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:22:59 ID:ra99oYBI0





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           /ニニニニニ二二二\,'///∧////////二二二ニニ/ニニ/




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分かっている、分かっているんだ。
こちらの心を傷つけるようなことを言ったのも、キスに夢中にさせてくるのも、
全て彼女の計画通り。
だが分かっていても、心の歓喜が止まらない。
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966 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:23:30 ID:ra99oYBI0





 i | :::::::ヽ::::ヽ::::::ヾ::    ゙、
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 i  i ゙!         ん、,,ノ,
゙、ii! ゙| i           ノ o
ヾ!トl ゙i !           i
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、、iヾミヽ ヾ''~川リ i i゙、
! | i ヾ、゙、 ヽ、!i i|ヾ ゙、゙、゙、
ヾ ! ヾ、ヽ ゙ヽi |!iヾ、ヽヽヽ




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シュテルが、こちらの唇を舌で割って、中に侵入しようとしてきた。
流石にこれは不味いと思い必死で歯を食いしばる。
前歯を、シュテルの舌が舐めた。
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967 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:23:45 ID:ra99oYBI0




        nn
        UUノ゙7   _,n__  に二二l  に二二l
         く/  └ワノ


              r-
           ===  ヽ ` ー- __
                `ー- .._   ニ ‐- 、
                  , '"       \
                   {/        \           f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
                   ヽ'/        丶、      |  ふぁ!?   |
                     ヽ. _´\              乂_____ノ
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                          `





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だが、そんなやる夫の抵抗をあざ笑うかのように、再びやる夫の背中を、シュテルの手がなぞり始める。
不意を打つかのようにもたらされた感覚に声を上げると同時、
彼女の舌が、口の中に入ってきた。
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968 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:24:01 ID:ra99oYBI0




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--イ =辷三彡へ _.r一′   ゙¨ー=ヽ、 >´¨{
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   \             / ヽ           ’!   | /
     ヽ         ヽ、          }   { /
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妹の舌が、口の中を動き回る。歯を舐め、歯茎をなぞり、頬の裏を突っついた。
こちらの意思を無視して口中を蹂躙するそれは、『犯されている』という表現が適切だ。
だがそれでも、むしろだからこそ、体が無理矢理染められていくようで興奮が止まらない。
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969 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:24:15 ID:ra99oYBI0








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             |:∧.ヘ:.:≧..... _  イ.:i:.|Vヾi V
            -ミ|ヽiヽ_ト,-!ェェェ ト' `__ ,, <7ヽ
         //////ヽi !///l/ |i|/l///i !l7//////\







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このままではまずい、と思い、彼女の舌を追い出そうとこちらも舌を動かした。
だがそんな抵抗は、いなされ、受け止められ、むしろお互いに舌を絡めあっているような動きになった。

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970 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:24:37 ID:ra99oYBI0




          \:.|人:. : |:. 八    ノ  \   :./:./:./:. 人:ノ:イ:|\:. >― 、
             /''-=\|:. :.:.|\            /|:. :. |:.|:.| ト-=ニニニ\
         /-==ニ八::.:.:|-=>  `   つ   イ/- |:. :/|人| ||-=ニニニニヽ
           /-=ニニ/- \:|-=|-=| ≧=-=≦ //-=ノイ-== | ||-=ニ|-=ニニニ|
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       /-=ニニニ|=|-=ニ\ ) x-\-= | |-=ニニ 人 \ ̄ ̄-=7-=ニニニニ 、
      _/_ニ=--<ニ|=|-=ニ //-= \-≧=---= /-= \ \-=ニ/-=ニニニニニ \
    \_ / ̄\\ -= /ノ-=ニニ\-r |-= '-==ニ// /-= /-=ニニニニニニ /〉
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互いの舌が、粘膜がこすれる。二人唾液が、ぐちゅぐちゅと混ざっていく。
あまりの柔らかさに、互いの舌が溶けて混ざっているのかと錯覚するほどだ。

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971 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:25:01 ID:ra99oYBI0


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                       し    ̄! ̄  /        ヘ、__
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                                ,  ´                  ヽ
                           ,.ィ
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キスによる水音が響く。
AVのように視聴者に聞かせることを意図した物ではないから、とても小さな音だ。
だが無音の部屋ではその音がやけに大きく聞こえて、それすらもこちらの興奮をあおる材料となっている。
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972 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:25:18 ID:ra99oYBI0



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 iiミ! ハ             i ゚
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、、iヾミヽ ヾ''~川リ i i゙、
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ヾ ! ヾ、ヽ ゙ヽi |!iヾ、ヽヽヽ


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そんなキスがどのくらい続いたのだろうか。数分か、数十分か、もしかしたら数秒かもしれない。
快、不快によって人の体感時間は変わるが、やる夫には長く感じたのか、短く感じたのかすらわからなかった。
シュテルは満足したのか、唾液の橋を互いの口にかけながら、ゆっくりと顔を引いた。
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973 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:25:35 ID:ra99oYBI0



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       i: : i: : :{: :.|.ケヽ: : : i:-|-,-t、: :!、 : : : : !: : : :i: : :|     えへへ。
       {: :i|: ; :.r'7 {ゥミ} : :.!:_!  .__ヽj_.|: : : :/、: : : !: : i
       ',: :i!: :.l :l `‐' ': : :.|' . '"/:ィz、:ソ::,ィ7::.::r'Y.: : : {     兄さんと、ディープキスしてしまいました。
        ',: |ヽl ト. /// \:|   ヒォ__,/::.:l :{::.::l .i'i.: : : : ゝ
          ゞ!.〈 -ヘヽ、    //// //,' .ノン' ./.j.: : : : |
           ヘ  `ヾ、t- .__   /イ '´.//ノ!: i: :.|
            ヽ  }ヽ、ー '_.r''"´   ´ r': ,リ .|/从{
               /  ,   _フ  イ      ィ..レ'  '   `
            ,'   /.// ̄/     ,.ィ'´/: :ヽ
           ,   ,/: //.l   r-'´   .,': : : : }、
         /{~7   l : : :/{  .|   ト、   ./: : : : ;':::ヽ
       /! ∨   lヘ .:;'/ . /|   ソ \...: : : : /:::::::::ヽ
.     ./: : 、ヽ  lミヘ'/ / {|  / : : :∧: : : :/::::::::::::::::',



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少女が、嬉しそうに顔を赤らめる。
思えばこういった行為はやる夫だけでなく、シュテルにとっても、
ずっとずっと望み続け、夢にまで見た行為なのだろう。
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974 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:25:53 ID:ra99oYBI0



                    -‐…─-     , .-―- 、
               ´: : : : : : : : : : : `Y  -=ニ⌒
           / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ̄`ヽ、
              ,': : : : :/: : : /: : : : : : : : : : : : : : : \__,ヽ
          |: : : : /: |__/」_,.ィ|: : /|.: : : : : : :ヽ: : : :\
          |: : : : | _.レ' /l./. | / l∧.ト- : : :|: : : : :.!    兄さんも、気持ちよくなってましたよね。
          |: : : : .|7 γ7ヽ j/  ! ァ―-、 : :| : : |: :|
          |: : : ..八 弋_zノ    γ7ヽ ∨:ト: : :|: :|    あんなにダメですよって言ったのに。
          |: : :{. | : ` .x    .   弋_zソ.人:|l : :八,'
          | l: :ヽ| : |ヽ      '    x,ハ. : :|l :/      いけない人ですね、兄さんは。
          |八l: .人.!   、_,    ∠. : :|l/
.          /   |: :|: i.> 、,    _,.. イ.: :|: : :|'
              ハ|\ト─..|/´}て ハ/{/N|人,'
            / ̄ ̄\ \ :./ /、 .| :| |i|  ̄ ̄\
        / ::::::::::::::::::  ./  '‐く  |_:| |i|::::::::::::::::::\
          |::::::::::::::::::::::::,'   、ヽ}.三三| |i| :::::::::::::::::::: \
          / :::::::::::::::::::::.{  r、ン'.\┬| |i|::::_::::::::::::::::::::}



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その証拠に、今シュテルは普段よりもはしゃいでいる。
きっと、いや間違いなく絶対に、彼女にとっては今の状況が楽しくて仕方ないのだろう。

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975 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:26:12 ID:ra99oYBI0




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        ̄ `ヽ、__
           `ヾ--、____
             `ヽ、__)
―――弋ヘ        ヽ、 `ヽ―-、
      `ヽ         `ヽ、___)
        .ヽ            `ヽ、_       そんないけない兄さんには、お仕置きが必要ですね。
         ヽ、    |ー――-- 、__
           `ヽ、  ヽ                      f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
                ヽ  ',                      |   ちょっ……なっ……   |
              ヽ  l                     乂__________ノ
               ヽ_ノ




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そういうとシュテルは、手をやる夫の腰へと伸ばす。
やる夫の腕が背に回された状態では動きにくいだろうに、そのあたりはさすがの器用さだ。
彼女の手が、ズボンのベルトに触れる。
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976 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:26:35 ID:ra99oYBI0



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     l.:.:::!:.i:.:.:.::!:.:.:.!:.:.:::l'i:.:!_,,..!.,,   ヾ、  V;;::::℃; ' !.:.:.:l:.:.::.
.      ゙:.:::!.:.l.:.::::l:.:.:.:!、:.:::l,.ゞルマヽ     ヾじ::ノ'  ,:.:.:.:.:l:.::::.     そんな、怯えと期待が混ざった、うるんだ目でこちらを見つめて、
     ゙::::l:.::!:.::::!、:.:.:!ヽ::::{,.∨;::::℃,         ////,:.;.:.:.:.:l:.;!:::.
       ヾ ゙:::!ヽ:l ヽ.:.i゙:::.`゙、. ヾじノ   、       /,.;:::::/:.:.:.:.:::.     ダメだ、ダメだ、なんて。まるで女の子みたいですね。
        ゙::! ヾ\ヽ:!ヾ、::i:. ////    _ ,     //:::/:l:.:.:.:l:.:i、.
         ゙   ヾ丶:::::l::丶..           イ:::;:':/:.:.!:.:.:.:!:;' ヽ、   今の兄さん、とても可愛いですよ。誘っているんですか?
             ,'::;::::!::::::::!:::::::ヽ::::::::i=-= -一lー 、:::::::;l::::::;'!;'
            ,::/ !:::l:::::::::ヽ:、ー;:;:/l;;;;┌─┐;;;;l,'//∧二ニ=ヽ
             ,::/  V,.'ニニ二///,∧;└─┘;/////∧二二ニ\
           ;::'   /ニニニニ////,'∧;;;;;;;;;;;;;;//////,'∧二二ニニ≧.、
            l;' /ニニ二二//////∧;;;;;;;;;;/////////二二ニニニニ≧.、
           /ニニニニニ二\'////∧;;;;;/////////二二ニニニニ/二}
           /ニニニニニ二二二\,'///∧////////二二二ニニ/ニニ/



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シュテルが何をしようとしているのか、たやすく予想がつく。
正直に言ってそれによりもたらされる悦楽に、耐えられる自身がなかった。
だから、自分がどうなってしまうのか、恐ろしくてたまらない。
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977 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/03(日) 00:26:53 ID:ra99oYBI0


                  〃⌒
               ー=ミ{ __
             ,. . : :¨¨^: : : : : : : : : : : : .
           /: :/. : : : : : : : : : : : : : : : : : .
              /'´/: : :/: /: : : : : : : :\: : \: : : ,
              ,. : /: /: /__ /: : :| : : : : \: : :', : :′
           : :./: /: :´: :/:{ : : |: : ‐-: : :`、 : : : |
           |: : : i : x==ミ{ : : ト、:ヽ: : :`: `、 : |
           |八: |ハ{ ヒう ヽ\ r示ミ : |\}: !     食べたくなってしまいますよ。
             ノ\: \:::.  ,    ゞ-'|: :|〉: : : :k:.
             / |:/: 八   、       |: :ヽ: {: :{ ヽ    えぇ、本当に。
                |′{: : : .     ´   イ: :|\「\}
                    {\{ r}___-=≦_:/{ヽ:|  `
                __r‐}::::|:::|:::::::::}
                -=//::|:::┌―┐:::/\‐-....
             /.:::::〈〈:::::|:::└―┘,:::::::〉〉:::::::::::..
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         /.:::::::\|:::{「::::::∨::::::/.:://-‐.::::::::::::::::|
          〈__彡 ⌒|:::::.f´ヽ:__::ニ=-.::r=======ミ、.:::|
.          \.:::::::::|:::::::〉 ー{ }-‐  }:|::::::::::::::::::::::} }__|
             ヽ-‐|::::::{___ノ::}ー=彡::., .:::::::::::::::::::ゝ=|
           〈::::::∨::}  / :}  }::::::〉.:::-‐‐-.::::/



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
だが、言葉でしか抵抗できない以上は少女を楽しませる以上の意味などない。
彼女は静止の言葉など一切聞き届けずズボンからやる夫の性器を取り出した。

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986 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:04:56 ID:xbWEG3nU0



                     ___
            _   _ "´:. :. :. :. :. :. :. :`
           , .: .: :. --:. :.`':. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. \
.        /: -/:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.ヽ      f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
     /'' /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.--:. ⌒ヽ:. :. :. :. :.      |   ~~~~~!!   |
    /'  /:. :. /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :\:. :. :. \: :. :. :.      乂________ノ
.         /:. :. /:. :. : /:. :. :.i: i:. :. :.,,斗笊''冖:.‐- :. ヽ:. :. :.
      /:.//:. :. :./ :. :. 斗f{ :. :. : : |从{\:.{\ : |:八: :. :.
      /:/ ,.: :/: /:. /:/{:{八:. :. :. :.|,ィf芋示㍉ヽ|:. :. :. :. .
     ,.:/ /:. ,:. :.} /:. i,f芍芥 、:. :. : |  _):.: } 狄j:. へ、:. i
      i/  ,:. :. :. :/'{:. :爪 _):ハ \:从 V::: ソ  八  八: |
      {  i :. {:. :.|:. :. 八 乂: ソ  , ⌒  〃  /:.:.i/:. :\      兄さんのオチンチンを見るのは久しぶりですね。
          |:.:八:.:.|、:. :. :. \〃        ,   ,.: :. :|:. :.从:.:/ヽ
          |/  \: \:. :. ゝ>  ー     イj:. :. l/  j/       兄さんが中学に上がったら
.       '     \:}\:. : 个 .  __ ,,.イ 从ハ从   ノ
             /:. :.へ:从ハル-==r''「////} ニ\         一緒にお風呂に入ってくださらなくなりましたから、
               //ニ>:{≦ニ//イー―へ / ニニ \
             / }ニニ{=∧ニニi'//≧=≦ / ニニニニ\       3年ぶりでしょうか。
            /Ⅵ=,|={ニニ=!彡介 、'// ニニニニ /'\
            /ニニ 、人,乂__ = ∨ {⌒y',' ニニニニ/ニニ
         / \ニニニ\ニ//ニ=V,レイ/ニニ{⌒≧ニニニ
          {へ \ニニニ\ レ= '⌒ヽ \ニ=人ニニニ/ニニ




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
羞恥のあまりに、顔が熱くなる。
むろんやる夫は男なのだから、見られた程度で過剰な反応は本来しないが、相手が悪い。
長い間、ずっと恋い焦がれてきた少女。自身にとっての至高の宝石であり、何があろうと守るべき穢れなき乙女。
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987 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:05:30 ID:xbWEG3nU0




               _,,-‐‐-..、
            ,.-"‐'ミ:::::::::::::::::::::::ヽ
        /_::::::::::ミミ、::::::::::::::::::::::Y
   ,, -―''''"二ニ=ヾ、:::::::::::::::::::::::!             こんなに大きくして。先走りで濡らして。キスだけで興奮しちゃったんですか?>
-‐''"   : : : ::::::::::::::ミミミヾヽ::://::::;'
       : : :::::::::::::::::::::::::::::://::::;:′
    -    : : ::::::::::::::::::::://:/
:       / /        //ノ
     / /  ....    / '
  -‐'" /::::::::::::   /, '′
   -┐l::::    / , '
.      !::    ///
        , ///
   , , , ////
  /////
 / /
/ , '



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そんな実の妹に、欲情しているというのが明らかに分るほど醜く硬くなったそれを見られるのは、
あまりにも自分があさましい存在だと思い知らされるかのようだ。
もっとも、そんな細かい理屈かなくとも、好きな子に見られるのは普通に恥ずかしいものである。
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988 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:05:46 ID:xbWEG3nU0


:.:.:.::::::::::::::::::::::::  ',               ,---、
:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::  /',              /   ヽ
:.:.:.:.::iヽ:::!:::::::/::  !: ヽ        _   __,!'´  イ':.:!
:.:.:ヾミミミミ:::ノ/_,.イ:. |      r'´:.:、,>'´   :.:',-―― 、
ミミミミミY\〃〃:.: |      |:.:.:イ:.:.:     :.:!     ヽ
三三三ミヽ \_::Y'ヽ|      i:.:.:.:.:.:.:.:     :.:!:... :.:.:.:.:.:.ノ!
三三三ニf=-、 \ヽ \  ,. -イ:.:.:.:.:.:.:.:.     :.:i:::::::.:.:.:./:/
三三三三ヽ-'イ`_ ヽヽ- ' ´. .....',          ::}:::::::;:ノ-'
三三三三三彡Z´ ..........:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.::.      :.!`´ /
三三三三三三.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.::...       /
三三三三三三ミ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:..     _/
三三三三三三ミ:::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:_,',:.:.:.:.:.::.:    /
三三三_,,,,,,_三ミミ::::::::::::..._,.. -‐'''''´ ト:.:.:.:.:.:    /
三三r'´-、 `ト、ト-' ´    !    /:.:.:.:.:.:     !
彡彡ミ ̄`ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.    ',   /:.:.:.:.:.::.     !
彳彡彡彡彡ト、:.:.:.:.::..    ヽ、_ /:.:.:.:.:.:.     !
イィ彡三三三ミ \:.:.:.:.:.:.:.....    /:.:.:.:.:.:     !
イイ彡三三三ミミ ヽ:.:.:.:.:.::.::.:  /:.:.:.:.::.:      !


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
妹の柔らかい手で、ペニスが握られる。汚らしい液体が、彼女の手を汚す。
血のつながった相手にこんなことさせてはいけないと分かっていても、
ただこれだけが気持ちよくてたまらなかった。
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989 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:06:14 ID:xbWEG3nU0




      / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
     / : : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\: : : : ヘ
      /:/: : : : : : /: : : : : :/: : : : : : : : i: : : : : : : : : : \: : : '
.    /〃: : : : : : :/ : : : :l: /|: : : : : : : : :l: : :l: : : : :ヽ : : ハ:.: : |
    |/ |: : : :ィ: : / : : : : l: l .!: i|: : : : : : :ト、: l: : ト、: : :!: : : l: : :|
    ' .|: : :/{: : :|: : : : :┼l┼八: : : : :!: l ヽlヽ:l ヽ.:|: : : :l: : :|      さて、兄さん。
     |: : | i|: : 从: : : ∧| レ'  ` : : :.ト、{ .イ圷示佗}:.: :|:.}: : :|
     |: : ! .| : : : |\ : |ー‐=== \|  弋こソ  |\|/: : 八      これから手を動かさせていただきますが―――
     ∨:| ∨: :ハ : :ヽゝ       i         /: !: : : :.i: : :ヽ
.      Ⅵ  ∨:.:|:}: : : |        _____      /:.: |: : :|: ト、: : }
          \|:|: : : |:\    丶 '     / |: : |: :/|: | 丶!
             八 : : !: : 个.       /: : :.|: /|:./ 乂.   '
            j: : 八ト、lヘl:}:::::≧≦::::::::{/|/ル' .}/
          -‐-ノ:ノ-‐ヾイ ̄|::::{二二}:::::| ̄:::::‐--、-──‐- .
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     /::::::::::::::::::::::::::::/|l|:::::::::::::::\:::::::::::/ ::::::::::::::::|l|, '::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
前フリとして言葉を置いた後、シュテルはさらにこちらに体を寄せてくる。
体中のあちこちが密着し、シュテルの重さが体にかかる。
ペニスはシュテルに握られた状態で、軽くこちらのお腹と彼女のスカートの間に挟まれた。
そして彼女が、耳元で言葉の続きを囁く。
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990 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:06:40 ID:xbWEG3nU0






ヘ!: : : : : :!    ̄       匁ノ /:/:/  }/
: ハ: : : : : !         '    ハ: :´{  ノ'
/: :' : : : : !     、        . : : : {
: : ハ: : : :i\      一     人: : : {     頑張って、耐えてくださいね?
/ } ト、: : l 、≫         . .<ィ:/i: : : '.
  /ヘ  : :i \ ≧=r≦/ィ :/ノ' !: : : :i
. /. . i∨}イ    ` ’ ヾくj/!'    ハ: :イ:l
/. . . l/,リ       / ヽ ≫x.     从 リ
. . . . ∨ヘ.    /     \i/≫ 、
. . . . . ∨/, 、 ./       j/} . . .\
. . . . . . .\//く      / /. . . . . .ヽ






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991 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:07:21 ID:xbWEG3nU0


:.:.:.::::::::::::::::::::::::  ',
:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::  /',
:.:.:.:.::iヽ:::!:::::::/::  !: ヽ
:.:.:ヾミミミミ:::ノ/_,.イィ' j             __r-、-- ´ `ヽ
ミミミミミY\〃/:.ノ    r--、     __,. '´ヽ:..ヽ:.ヽ    ヽ
三三三ミヽ Y:.:../f_ヽ -/  j:i  ,. -'´-、 、..:.:.:ヽ:ヽ:', :.:.:.:.:.:ノ!
三三三ニf=,/:.:./y /,._イ´´ / '´---....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::`---イ:ノ
三三三三::Y__/ー'´     :./.........:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::イ-'
三三三三/:.:.:.:.:.      :.!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:;: -' ´
三三三三',:.:.:.:.:.:.      :!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;: '´
三三三三:ヽ:.:.:.:.:.:     :.',;:::::;;;;;::::::::::;: ' ´
三三三三ミヽ:.:.:.:.:     :.:',:::::::::::,ィ' ´
三三三_,,,,,,_ミヽ:.:.:.:.:      ヽ'´  /クチュクチュ
三三r'´-、 `ト、:.:.:.:.:        ./
彡彡ミ ̄`ヽ、:.:.:ヽ:.:.:.:.      /
彳彡彡彡彡ト、:.:}.:.:.:.:..    /
イィ彡三三三ミ \!.:.:.:.:.:.    !
イイ彡三三三ミミ/:.:.:.:.:.:.:.   !



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
彼女の手が、上下に動き出す。
異常なほどに出てきてしまっている先走りにより、スムーズに撫でまわされる。
それはとてもゆっくりで、上から下まで丁寧なぞりあげるような所作だった。
激しさなど微塵もないのに、自分でするのとは感覚が違う。
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992 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:08:10 ID:xbWEG3nU0




                    /¨ニ=‐                クチュ
                  /. :/  . . -――- . .
             {: `ー-=-`: .`:´.: : : : : : : : : : .`ヽ
          . .-`ー‐-: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :`            f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
       /. : : : -‐: : : .: .:/ . : : : / : : : : : : : : : : `ヽ、          |  う…………    |
.      / : -ァ.: .: .:/. : : /. .:/. :イ{: : : :.ヽ: : .、: : : .\: \        乂________ノ
      //〃. ; イ /. : : , : : /: :|ト、: : : :!: : : : : : .ヽ : .ヽ: .ヽ                         クチュ
     i'   /.:/ /;イ:.:i {:.:{: :斗卉| \: :井-ミ: :}: : } : : . Vヽ}
.        i / V:/ {: :{ {:イ !:{'  l!   ヽト:{ \}`ト、: : : : : :} '     ダメじゃないですか兄さん。
         {′ {'  {:.:{:ハ : { ,ィ=ミ    ,ィ=ミ }: :/.::}: : :}
              ヽ{{: !ヽゝ       '     ムイ.:./.:ヽj       兄さんは、正しい兄さんなのですから、
               {:.|: ハ              ハノy、\_:ニ=‐'
               ハ{: {人.   `  ´   .人{ ' : i\\       実の妹の手で気持ちよくなんてなってはいけません。
                 八ト、_:> .     . ´ヘソ` 、:! `^ヽ
             {' ヽ  __,ィト`ニ´イヽ- x-==ミ、゙         ほら、耐えて、頑張って。応援してますよ?
                . ィ´:: {:::::::::::::::::::::}〃 ,>、 __))

                                            クチュ


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
くすぐりという行為がある。あれは他人に行われるのと自分自身にする時では感覚が違うが、
この刺激の差異の理由と現状は同じだ。
シュテルの手から与えられる快感に意識が流されてしまいそうだった。
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993 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:08:38 ID:xbWEG3nU0

                                                          クチュ



                                   f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
      /  >.:´.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_.:.:ヽ      |  ………っ!!   |
        /.:.:/.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:\.:.'.,      乂________ノ           クチュ
          /.:.:/.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\.:\:丶!`
        ./ イ:.:./.:./:/.:.:./.:/:i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.ヽ.:.\
      /  ′イ.:.i.:.i:.:.:.:!_/!_i.:.:.:.:__ト、iヽー';.:.|.:\      ほら、ほら。
        i:.:/!:.:.|:.:!:.:.∧i V';.:.:.:.:.:|ィ=┬Ⅵ、.:.',
        |/ .!:.:.ト:.!、:.|__  \:N ヒソ !.:iノ.:.:.ヽ     気持ちよくなってはダメ。気持ちよくなってはダメ。
        i  |:.:.| !`:.ヾ〟 ̄` ,ヽ  〝 i.:.l:.:.:.:ヽ
          ヽ| |:.';.:.ト    v ァ  .イ!/.:.ト、:.i     気持ちよくなってはダメですよ?
             |:∧.ヘ:.:≧..... _  イ.:i:.|Vヾi V
            -ミ|ヽiヽ_ト,-!ェェェ ト' `__ ,, <7ヽ    妹の手をこれ以上に、先走りで汚す気ですか?
         //////ヽi !///l/ |i|/l///i !l7//////\
                                         クチュ





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シュテルが、耳へと囁いてくる。普通にしゃべるのと違う空気が多めのしゃべり方は、まるで内緒話のようだ。
それのせいで、これが世間一般に決して受け入れられない、
血のつながった兄妹の秘め事なのだと、嫌でも意識させられる。
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994 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:09:54 ID:xbWEG3nU0




             '‐ ̄、:ヽ
          , -―-.、_i:::i__              クチュ
         /::__:::::::::::::::::::::::::::::`ー..-...、
        // /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
          ' /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ              クチュ
        /:::::::/:::::::::::::/:::::,::::::::::::::::::::::\:::::::::',
         |::::::/:::::/::ト/、::/|::|::::|_::_::::、:::ヽ、j
        |::./|::::/:::::, rテミ、.!. 、ト.´i、\::::::|:::::i::::}
.          |/ .|:::|::::/ {トt::」   x示ミ.、 ヽ::::::|:/i      でも、気持ちいい。気持ちいいですね?
          、|\|、:i`-´     {ri::》 .|:://::ハ
             | !  '    ゝ-'イ. .!//ノ::::i       妹の、柔らかくて細い指の感触を感じてしまいますね。
                 ! \ ー-       '//:!::::::i:}
                 \|从、__ . イ//ハレ`,从       なんてことは考えてはダメですよ?
               , -―|ー-― ',ソ、_ '´
             /:. /:::::::/:.:.:.:.:.:.:._:.\
                                       クチュ



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シュテルの言葉に誘導されて、彼女の指を意識してしまう。
男の自分とは違う、女らしい手先。いや、まだ12歳なのだから、女ではなく少女だろう。
そんなか弱いものが、自分の醜い棒を上下にさする。
そのことに興奮してしまう自分のことが、ただただ嫌になった。
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995 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:10:04 ID:xbWEG3nU0



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       _,,......,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:::、
   _..-''"´,...‐`:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:::::、                     クチュ
      ,.':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:.:.丶:.:.:.:.:.:ヽ:.:.::::.
.     ,:':,/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:::.:.::::.:.:.:.:.:.\:.:.:.:.:.:\:.:.:.::ヽ.:.:::.
   /' /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.l:.:.:l:.:::lヽ.:::l丶:.:.:.:.ヽ.、:.:.:.:.::ヽ、:.::::!.:.:::.     気持ちいい。でも気持ちよくなっちゃダメ。
    '  ;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.!:.:.!゙:.:.! ヽ:.:.:. `ー- :.ヽ_`;,;.:.:_:ヽ:、::!.:.:::
      l.:.:.:;.:.:.:.:.:.i:.:.:.l:.:.:.::l:.:.:l'":.l´ \::.    ;゙ル;;心ヾ;`!:ヾ!:.:.::.     気持ちいい。でも気持ちよくなっちゃダメですよ?
     l.:.:::!:.i:.:.:.::!:.:.:.!:.:.:::l'i:.:!_,,..!.,,   ヾ、  V;;::::℃; ' !.:.:.:l:.:.::.
.      ゙:.:::!.:.l.:.::::l:.:.:.:!、:.:::l,.ゞルマヽ     ヾじ::ノ'  ,:.:.:.:.:l:.::::.
     ゙::::l:.::!:.::::!、:.:.:!ヽ::::{,.∨;::::℃,             ,:.;.:.:.:.:l:.;!:::.
       ヾ ゙:::!ヽ:l ヽ.:.i゙:::.`゙、. ヾじノ   、       /,.;:::::/:.:.:.:.:::.
        ゙::! ヾ\ヽ:!ヾ、::i:.         _ ,     //:::/:l:.:.:.:l:.:i、.          クチュ
         ゙   ヾ丶:::::l::丶..           イ:::;:':/:.:.!:.:.:.:!:;' ヽ、
             ,'::;::::!::::::::!:::::::ヽ::::::::i=-= -一lー 、:::::::;l::::::;'!;'
            ,::/ !:::l:::::::::ヽ:、ー;:;:/l;;;;┌─┐;;;;l,'//∧二ニ=ヽ
             ,::/  V,.'ニニ二///,∧;└─┘;/////∧二二ニ\
           ;::'   /ニニニニ////,'∧;;;;;;;;;;;;;;//////,'∧二二ニニ≧.、
            l;' /ニニ二二//////∧;;;;;;;;;;/////////二二ニニニニ≧.、
           /ニニニニニ二\'////∧;;;;;/////////二二ニニニニ/二}
           /ニニニニニ二二二\,'///∧////////二二二ニニ/ニニ/




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ふと、シュテルがこういう行動に出た時のために溜め込んでいた知識の一つを思い出す。
独特のイントネーション。単一フレーズの繰り返し。相反することを同時に言うことによる思考の混乱の誘発。
催眠術の技法だと気づいたときにはもう遅い。抗おうという意思ごと溶かされていくのだから。
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996 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:10:46 ID:xbWEG3nU0


                  / ̄ ̄ ̄ヽ
                 /:::::::::::::::::::::::::::Yヽ
                 /::::::::::::::::::::::::::/::::::!
             (i!| (::::::::::::::::::::::::::::ハ_ノ
                ゞ-イ>三二 !ト)        クチュ
                 に二二イ/ ! !ヽ
                 } ,.――'     !
                 !          !                  クチュ
                 |       / r'  ヽ
                 !       、 ヽノ  r
                !        Yr'  |
              | | | r    _ヽ__ノノ   i!            我慢。我慢ですよ。できるだけ、意識を快楽からそらしてくださいね>
             | | |  ! ̄ ̄ ( r―‐'    |
            ! ! !  !     ヽ        !
               !       ヽヽ    .!
               !        ) )   .!
              !        / /    .!
             /        / /    !
           /<  \      | !    /                          クチュ
          ///\__)     ! !    /           クチュ
          //_   \      ! !   /
        //   )___)     ヽヽ  /
        7―-'            ! Y
        ー'             /' ヽ
                       /   \
                     (      \



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シュテルの手が、徐々に速度を上げていく。
ぐちゅぐちゅと先走りは泡立ち、血のつながった妹の手を染めていく。
魂を犯す快楽が、一段と強くなる。
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997 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:10:56 ID:xbWEG3nU0



                                                            クチュ
                                      クチュ

      [二二二二二二二二二二二二二二二二]
        〉                      Y ||     f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
.         /                        │ ||     |   ハ……ァ……ハッ……   |
       /                         l .||     乂___________ノ
.      /               ;         ./  ||
     /              /         ./===||
.    /      ;       /   ; ___,/    ||                                  クチュ
.   /      /     /     / `)./      ||        兄さん。兄さん。にーいさん♥
 /     /⌒ヽ、_,ノ⌒ヽ、__,ノ,.-‐'"       .||
く,.____,_,.'-‐'" ̄´   ` ̄ ||             .||            クチュ
      [ニ二二二二二二二二二二二二二二二]





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
微かな星明りだけが照らす部屋。
聞こえるのは、欲情に濡れた荒い吐息と、少女の甘い囁き声。
妹に拘束された兄と、兄を溶かそうとする妹。
空気が、粘つく淫蕩なものへと塗り替わっていく。
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998 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:11:37 ID:xbWEG3nU0



                   __               クチュ
          __ ,, -<: _: : : : : : : ヽ_                                       クチュ
        ' ⌒>: : : /: : : : : : : : : : :--: : : : : : : . 、
         /: : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : \: : : :\
        /: : : :': : : : : : : : : :./: : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ      f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
       //: :/: : : /: : : : /: :/ : : : : : : |: : : : : : :|: : : : : : :.     | シュテル、待っ…て。これ、以上は………  |
     //: : :/: : : /: : : : /: :/ : : : : : : : |: : : : : : :|: : : : : : : :.    乂__________________ノ
    '/ /: : /: : : : : : : : : : : : : : : :.:|: : : :|: : : : : : :|: : : :i : : i: :.
    /    : : : : : : : i: : |:.:-|―|―: :.:.|: : : ―――― 、 : | : : |: : :.
      |: : :|: : : : :|/|: :人: :! \: |\: :| \: : : |: : : :| : : | : : i  あれ?兄さん、イキそうなんですか?
      |: : :|: : : : :|、: x======ミ ヽ  x======ミ: : :.:.|、: :.| : : |
      |: :/|: : : : :|:.Ⅵ  v//|      |// |: : : :| Y: :,:.:.|  妹の手で、小さい女の子の手で、ピューって出しちゃいたいんですか?
      |:/ : : : :.:.l : : ゝ 乂/ソ       乂/ソ:/: 从 /: /: :.|
      /  \: : |: : 人 〃〃        〃〃 ,: :_ イ: :/|: : |  せっかく私が頑張ってって応援したのに、こらえ性のない兄さんですね。
           ト:.| : : : :`            /:|: : : : : /: |: : |
           |: : : : : |: : :>    ( )  イ: : : |: : : : /: : |: :人
           |:|i: :.|:.:.|: : : : : ル:.:〕¨¨¨´ 人 : : |: : : /:|: :.:|:/            クチュ
           |八从:人: 从:/ /ノ     /    ̄|: : ∧:|: : /
              /` ヽ /      '    |:.:/  \



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
腰にたまった気持ちよさが、一段と上がる。慣れた感覚が、限界が近いと言っていた。
力を入れたり抜いたりして、必死で射精を遠ざけながら、最後の悪あがきとして、説得を試みる。
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999 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:12:21 ID:xbWEG3nU0




                                    クチュ
                    -‐…─-     , .-―- 、                                 クチュ
               ´: : : : : : : : : : : `Y  -=ニ⌒
           / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ̄`ヽ、     f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
              ,': : : : :/: : : /: : : : : : : : : : : : : : : \__,ヽ     |  違う……イキたく…なんって……  |
          |: : : : /: |__/」_,.ィ|: : /|.: : : : : : :ヽ: : : :\      乂______________ノ
          |: : : : | _.レ' /l./. | / l∧.ト- : : :|: : : : :.!
          |: : : : .|7 γ7ヽ j/  ! ァ―-、 : :| : : |: :|      へぇ、イキたくないんですか。
          |: : : ..八 弋_zノ    γ7ヽ ∨:ト: : :|: :|
          |: : :{. | : ` .x    .   弋_zソ.人:|l : :八,'      それが本当なら、兄さんのことが大好きな妹としては、
          | l: :ヽ| : |ヽ      '    x,ハ. : :|l :/
          |八l: .人.!   、_,    ∠. : :|l/         そのために協力して差し上げてもいいですよ?
.          /   |: :|: i.> 、,    _,.. イ.: :|: : :|'
              ハ|\ト─..|/´}て ハ/{/N|人,'
            / ̄ ̄\ \ :./ /、 .| :| |i|  ̄ ̄\               クチュ
        / ::::::::::::::::::  ./  '‐く  |_:| |i|::::::::::::::::::\
          |::::::::::::::::::::::::,'   、ヽ}.三三| |i| :::::::::::::::::::: \
          / :::::::::::::::::::::.{  r、ン'.\┬| |i|::::_::::::::::::::::::::}




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
その悪あがきが通じたのか、シュテルが妥協したなにかを提示しそうだった。
普段のやる夫ならば、それに対する警戒もあったのだろうが、今の彼に余裕はない。
ただでなくても快楽で鈍化した思考で、出さないようにと耐えるのに必死だった。
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1000 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:12:31 ID:xbWEG3nU0


                                            クチュ
                  __
            __   ,..ィ´:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.<
          ,.ィ:.:.:.:.`´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ        f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
           /ィ:.:.:.,:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:',:.:.,        | だったら……手を、止め……   |
          /:.:.:;.:.:.:.:.:ハ:.: :.:.:.:.、:.:.:}ヽ:.:.:.:.:.!:.:.',       乂_____________ノ
            /:.:.:.:i:.:.:.:-|=}ハ:.:.:.:.:.:.',ィ芋ミ、:.:.:.ハ:.:',
          ,:.:/:.:.!:.:.:.:.:.!ィ芋ミ、:.:.:.:.:i!:::i:::V:.:.;:.:.!:.:i
           |/|:.:.:.|:ハ:.:.〃i:::!::} \;,;,代:ソ j/:.:.:|:.:.|      あぁでも、イキそうだというのが嘘だったらどうしましょう。
             ';.:.:ヾ:.ヽヾ ゞソ  '    イ:.:.:.:.|:.:.:!
             ';.:.ト,:\:.:ゝ         !:.:.:.:.!:.ハ!      今の兄さんは意地を張って、本心と違うことを言いますしね。
            ヾ }:.:.ハ r.、 ,ィr_っ  /:.:.:./:/
             乂:.:!:∧∨ /__,ィイ/i:./ハ{         妹の手で気持ちよくなってしまう、いけない子の虚言かもしれません。
               ヘ:.{ } i i .ノノ===!'
            ,. -‐- 、 -',.! i' /- 、::::::}ー、          なので、こうしましょう。              クチュ
                i:::::::::::;:::::}::::ヽ::`ヾ⌒::::::!:::::ー-、__
            j::::,r-''::::::!___ハ:::::::}´ ミソ::::::::::::}::::ヽ
               ,::::○':::::::::r≦三三ミ:::く:::::::::::::/::::::::',     クチュ
            /::::::::::::r==::|::::::{○}:::::::::::i::::::::{`:::::::::::::',



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シュテルの手の動きがかわり、上下に動くのではなく、亀頭をクニクニと揉むようなものに変わる。
ビクリと腰が震えるものの、それでもまだ我慢しなければ。
イってはいけない。気持ちよくなってはいけないのだ。
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3 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:13:11 ID:xbWEG3nU0 [3/61]







      /  >.:´.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_.:.:ヽ
        /.:.:/.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:\.:.'.,
          /.:.:/.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\.:\:丶!`
        ./ イ:.:./.:./:/.:.:./.:/:i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.ヽ.:.\
      /  ′イ.:.i.:.i:.:.:.:!_/!_i.:.:.:.:__ト、iヽー';.:.|.:\       『イキそうです』って言ってください。
        i:.:/!:.:.|:.:!:.:.∧i V';.:.:.:.:.:|ィ=┬Ⅵ、.:.',
        |/ .!:.:.ト:.!、:.|__  \:N ヒソ !.:iノ.:.:.ヽ     私に聞こえるように、はっきりと。
        i  |:.:.| !`:.ヾ〟 ̄` ,ヽ  〝 i.:.l:.:.:.:ヽ
          ヽ| |:.';.:.ト    v ァ  .イ!/.:.ト、:.i
             |:∧.ヘ:.:≧..... _  イ.:i:.|Vヾi V
            -ミ|ヽiヽ_ト,-!ェェェ ト' `__ ,, <7ヽ
         //////ヽi !///l/ |i|/l///i !l7//////\








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4 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:13:29 ID:xbWEG3nU0 [4/61]



          ___                          クチュ
      _, . :≦: : : : : : : : :≧: .     ,. -- 、
  . :´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :У_:_:r― \
/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \   `                                  クチュ
: : : : : :/: : : : : : : : ; : : : : : : : : : : : : : : : :`: .、         f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
: : : : : : : : : : : : : /: : : : : : : : : :、: :\: :ヾ: : : : ヽ        |  そ、んなの……!     |
: : : :/: : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : :!: : : :ヾ: : : : : : : : .      乂___________ノ
: : :/: : : : : : : :/: : : : :/: :/: : : : : :i!: : :i: : : : : : : : : : :゚。
: :/: : : : : /斗――≠: /i: : : : ,: :ハ: : :l : : : : : : ヾ: : : :'.
: ; : : : : : i:/ j: : :/// , : : : /:/__i: :イ : : : : : : : :iヘ: : :i
: i : : : : : iz=芹芯ミ、 /: :,. イ:/   !'`i : : } : : i : i'  : : !    おや、嫌ですか。抵抗がありますか。
: l: : : : : :《 l:::r:;:⊂ /:/ j/,z斧ミ、}.: :/: : イ: : !  j /
:r!: : : : : :! 夊¨ ノ /´  / /:;::r' }} / : ; i: :/   /     そうですね、よりにもよって自分の好きな人に言うには、
ヘ!: : : : : :!    ̄       匁ノ /:/:/  }/
: ハ: : : : : !         '    ハ: :´{  ノ'         恥ずかしい言葉ですね。
/: :' : : : : !     、        . : : : {
: : ハ: : : :i\      一     人: : : {            けど、良かったですね。これで―――
/ } ト、: : l 、≫         . .<ィ:/i: : : '.
  /ヘ  : :i \ ≧=r≦/ィ :/ノ' !: : : :i
. /. . i∨}イ    ` ’ ヾくj/!'    ハ: :イ:l                 クチュ
/. . . l/,リ       / ヽ ≫x.     从 リ
. . . . ∨ヘ.    /     \i/≫ 、
. . . . . ∨/, 、 ./       j/} . . .\
. . . . . . .\//く      / /. . . . . .ヽ



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
それは、普段は決して言わない言葉で、年下の女の子に言うには抵抗のあるフレーズだ。
妹にそれを要求されて、はい分かりましたと即答できるはずはない。
例えそれ自体が、シュテルの想定通りだとしても。
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5 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:14:33 ID:xbWEG3nU0 [5/61]



                      ー l l  ̄ ` 、
                      (___ :::::::::::::::::ヽ
                 _ /::::   :::::::::::::::::::::}
                (  (:::::::::::: | :::::::::::::::::::/:
                 ヽ r´ ̄  ヽ.ノ ゆ イ
                 (⌒ヽ _      つ //     本当は止めてほしかったのに、
               _r‐/77‐' ー( ̄ ̄/\ノ//
              (  、__)    //ー/、///、      シュテルのせいでダメだった。
               7-'//     ////////  |
              /        //////`   |〃     という言い訳ができますよ。
   |      r―/、///           ー l l  !/
   ∧     ヽ-、///           (___  /
    ヽ     /-///     //  /// /    |
     ',   /_{_/)    /r―///      ヽ.ノ
     ',  r‐、  )´     ヽ  //// ̄///   ゆ      f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
      ヽ r、_)´__   ヽ \ //ヽ∧//    つ      |   あっあっ……あっ……  |
     ( ヽr 、  __ ヽ   ヽ } ///} ∧/              乂___________ノ
    (`ヽ \ヽ      ヽ  ノ//////
    (ヽ |  i i       Y    |



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シュテルの手の動きが、先ほどよりも速くなる。
耐えようと体に力を入れると、シュテルにまわさせられている両手が力み、
自然と彼女を強く抱きしめるようになった。
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6 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:14:46 ID:xbWEG3nU0



                  〃⌒
               ー=ミ{ __
             ,. . : :¨¨^: : : : : : : : : : : : .
           /: :/. : : : : : : : : : : : : : : : : : .
              /'´/: : :/: /: : : : : : : :\: : \: : : ,      f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
              ,. : /: /: /__ /: : :| : : : : \: : :', : :′     |   ち、違う! 本当に、やめ……!!  |
           : :./: /: :´: :/:{ : : |: : ‐-: : :`、 : : : |      乂________________ノ
           |: : : i : x==ミ{ : : ト、:ヽ: : :`: `、 : |
           |八: |ハ{ ヒう ヽ\ r示ミ : |\}: !
             ノ\: \:::.  ,    ゞ-'|: :|〉: : : :k:.
             / |:/: 八   、       |: :ヽ: {: :{ ヽ     違う? 何がですか?
                |′{: : : .     ´   イ: :|\「\}
                    {\{ r}___-=≦_:/{ヽ:|  `         兄さんは、自分が恥ずかしい思いをするのと、
                __r‐}::::|:::|:::::::::}
                -=//::|:::┌―┐:::/\‐-....          妹の手を汚してしまうことを天秤にかけ、後者をとったのでしょう?
             /.:::::〈〈:::::|:::└―┘,:::::::〉〉:::::::::::..
.          /.:::::::i::::_>〈=ミ、__::/.:r<.:::::::/.::::::.        最低ですね、兄さんは。私よりも自分が大事なんですか?
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          〈__彡 ⌒|:::::.f´ヽ:__::ニ=-.::r=======ミ、.:::|
.          \.:::::::::|:::::::〉 ー{ }-‐  }:|::::::::::::::::::::::} }__|
             ヽ-‐|::::::{___ノ::}ー=彡::., .:::::::::::::::::::ゝ=|



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シュテルが、やる夫を非難する。だが、そもそも悪いのは彼女自身で、やる夫に非がないのは明白だ。
ゆえに彼女は本気でそう思っているわけではなく、ただ単にからかっているだけ、じゃれているだけ、遊んでいるだけなのだろう。
その事実をやる夫も理解しているからこそ、この理不尽の中でも彼女を嫌いになることなどできるはずがない。
むしろ、彼女の言う二つの天秤のうちそちらを選んでしまったことを、申し訳ないとすら思った。
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7 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:16:38 ID:xbWEG3nU0




             '‐ ̄、:ヽ
          , -―-.、_i:::i__           グチュグチュ
         /::__:::::::::::::::::::::::::::::`ー..-...、
        // /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
          ' /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ      f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
        /:::::::/:::::::::::::/:::::,::::::::::::::::::::::\:::::::::',     | ・・・・・キそう・・・・・です・・・・・・  |
         |::::::/:::::/::ト/、::/|::|::::|_::_::::、:::ヽ、j     乂_____________ノ
        |::./|::::/:::::, rテミ、.!. 、ト.´i、\::::::|:::::i::::}
.          |/ .|:::|::::/ {トt::」   x示ミ.、 ヽ::::::|:/i
          、|\|、:i`-´     {ri::》 .|:://::ハ    聞こえませんよ、兄さん。
             | !  '    ゝ-'イ. .!//ノ::::i
                 ! \ ー-       '//:!::::::i:}     さぁ、もっとはっきりと言ってください。
                 \|从、__ . イ//ハレ`,从
               , -―|ー-― ',ソ、_ '´                             グチュグチュ
             /:. /:::::::/:.:.:.:.:.:.:._:.\




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ゆえに、その言葉を口にする。彼女の口車に乗せられているのは理解している。
だがなぜか、彼女の手の平の上で操られ、弄ばれるのが妙に心地いい。

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8 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:16:50 ID:xbWEG3nU0






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:.:.:.:.::iヽ:::!:::::::/::  !: ヽ
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ミミミミミY\〃/:.ノ    r--、     __,. '´ヽ:..ヽ:.ヽ    ヽ      f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
三三三ミヽ Y:.:../f_ヽ -/  j:i  ,. -'´-、 、..:.:.:ヽ:ヽ:', :.:.:.:.:.:ノ!       |  イキ…そうです……   |
三三三ニf=,/:.:./y /,._イ´´ / '´---....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::`---イ:ノ      乂__________ノ
三三三三::Y__/ー'´     :./.........:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::イ-'
三三三三/:.:.:.:.:.      :.!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:;: -' ´
三三三三',:.:.:.:.:.:.      :!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;: '´
三三三三:ヽ:.:.:.:.:.:     :.',;:::::;;;;;::::::::::;: ' ´             /l      ,イ
三三三三ミヽ:.:.:.:.:     :.:',:::::::::::,ィ' ´                  //  ◎  /ム―7
三三三_,,,,,,_ミヽ:.:.:.:.:      ヽ'´  /                  / ニニフ  //ニ7/
三三r'´-、 `ト、:.:.:.:.:        ./               //      /' ̄7/ ,イ,イ ,イ
彡彡ミ ̄`ヽ、:.:.:ヽ:.:.:.:.      /                   、二二フ    //  レレ //
彳彡彡彡彡ト、:.:}.:.:.:.:..    /                               /'    /'
イィ彡三三三ミ \!.:.:.:.:.:.    !
イイ彡三三三ミミ/:.:.:.:.:.:.:.   !




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もう一度、少し大きくその言葉を言った途端に、シュテルの手が止まる。
恥ずかしさのあまりに、顔が熱くなっているのが自覚できる。
もし拘束されていなかったら、布団をかぶって顔を隠していたことだろう。
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9 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:17:33 ID:xbWEG3nU0 [9/61]




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      l.:.:.:;.:.:.:.:.:.i:.:.:.l:.:.:.::l:.:.:l'":.l´ \::.    ;゙ル;;心ヾ;`!:ヾ!:.:.::.      今の発言。その喋り方。正直言って―――
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だが布団をかぶることなどできないから、
せめて妹を強く抱きしめて、その肩に顔を押し付けることでごまかした。
そんな、先ほどまでシュテルを拒絶していた人間らしからぬ行動が、
シュテルによって精神が不安定にされ、無防備にされた結果だと彼は気づかない。
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10 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:18:01 ID:xbWEG3nU0


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      |: : :|: : : : :|、: x======ミ ヽ  x======ミ: : :.:.|、: :.| : : |
      |: :/|: : : : :|:.Ⅵ  v//|      |// |: : : :| Y: :,:.:.|
      |:/ : : : :.:.l : : ゝ 乂/ソ       乂/ソ:/: 从 /: /: :.|
      /  \: : |: : 人 〃〃        〃〃 ,: :_ イ: :/|: : |
           ト:.| : : : :`            /:|: : : : : /: |: : |
           |: : : : : |: : :>    ( )  イ: : : |: : : : /: : |: :人
           |:|i: :.|:.:.|: : : : : ル:.:〕¨¨¨´ 人 : : |: : : /:|: :.:|:/
           |八从:人: 从:/ /ノ     /    ̄|: : ∧:|: : /
              /` ヽ /      '    |:.:/  \



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そしてさらに、やる夫の心をえぐる言葉を、彼女は放つ。


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11 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:18:32 ID:xbWEG3nU0



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                /´: : : : : : : : : : : : : : : :\ : : : : : : \
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          / /: : : :/ : /: : : : : : :i: : : : : : : : :. : : : ‐ ― ヘ
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        ///: :/:.:.:.′:.i : : i| : : : : |: : :i: :. :. :.ヾ:|:. :.: :.:|: : : : :|
         /  / : :i: : :.|:. .:.|:. :.ハ: : : : ト、: :ヽ: \:. :.|:. :.: :.:|: : : :. |    ハァハァいいながら、気持ちよさそうな声で
            ′:イ: :. :.|:. .:.|! /__、: : :ハ_\_:ト : ヽ |:. :.: :.:| : i : ::!
         |: / |:.:.i: :|:. :.:ハ′  \ ∧  ヾ  ヽ|: : : : :! /: :i: |    「イキそうです……」って。
         |/ . l : |: :|:. :.|xテ云   \ 才示卞ア:! : : : : /Y:.l! {
         {'  ハ: |l八: :.! 弋:rタ     弋:_r夕 | : : /イ }: :|::|    女の子が言うならまだしも、
            }ハ: i:小    ,           イ:.:.:/: :!イ: : : {
             |ハ: ハ           / j: :/: : :| :.i: : 八    兄さんみたいに大きい男の人が言ったら、引きますね。
                    l:i : :..     ‐        イ: /i: イソ: : : ::{
                 从 i: :.>.、       < / イ:ハ{/|\: ∧!
                    \: : : : : :ー<    /' < ̄:. }/
                    ヾ:{V\|\}ハ   /:. :. :. :. : \
                           ノ} / :. :. :. :. :. :. :. :\
                          /:. :イ:. :. :. :. ´  ̄ ̄ `:. :.ヽ



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シュテルがさらに罵倒してくる。分かっている。彼女が本気でないことは分かっている。
だがしかし、それでも一切傷つかないわけではない。何故なら彼女の言っていることは真実だからだ。
気持ち悪いと、やる夫自身が自覚している。
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12 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:19:06 ID:xbWEG3nU0






          r─ 、-、_
              `ー \\\-、ナデナデ
              \ \\\\            気持ち悪い。気持ち悪い。
            r‐ 、  ヽ ヽ     .
            ヽ ヽ }         ',          兄さんは気持ち悪いですね。
            人  `ー         \
                 \            、
                ヽ              \
                  `¨¨¨¨ヽ
                      \






━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そんな心を癒すかのように、シュテルの、ペニスを握っているのと反対側の手が、やさしくやる夫の頭を撫で始める。
あまりにもひどいマッチポンプだ。シュテルによって傷つけられた心が、シュテルによって満たされる。
なにより彼女自身、それがマッチポンプだとばれている、そう自覚して行っているのがたちが悪かった。
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13 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:19:25 ID:xbWEG3nU0





                  ..........::::::::::::::::::.......
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   _..-''"´,...‐`:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:::::、
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    '  ;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.!:.:.!゙:.:.! ヽ:.:.:. `ー- :.ヽ_`;,;.:.:_:ヽ:、::!.:.:::
      l.:.:.:;.:.:.:.:.:.i:.:.:.l:.:.:.::l:.:.:l'":.l´ \::.    ;゙ル;;心ヾ;`!:ヾ!:.:.::.      気持ち悪い。変態。
     l.:.:::!:.i:.:.:.::!:.:.:.!:.:.:::l'i:.:!_,,..!.,,   ヾ、  V;;::::℃; ' !.:.:.:l:.:.::.
.      ゙:.:::!.:.l.:.::::l:.:.:.:!、:.:::l,.ゞルマヽ     ヾじ::ノ'  ,:.:.:.:.:l:.::::.      恥ずかしいとは思わないんですか?
     ゙::::l:.::!:.::::!、:.:.:!ヽ::::{,.∨;::::℃,         ////,:.;.:.:.:.:l:.;!:::.
       ヾ ゙:::!ヽ:l ヽ.:.i゙:::.`゙、. ヾじノ   、       /,.;:::::/:.:.:.:.:::.
        ゙::! ヾ\ヽ:!ヾ、::i:. ////    _ ,     //:::/:l:.:.:.:l:.:i、.
         ゙   ヾ丶:::::l::丶..           イ:::;:':/:.:.!:.:.:.:!:;' ヽ、
             ,'::;::::!::::::::!:::::::ヽ::::::::i=-= -一lー 、:::::::;l::::::;'!;'
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             ,::/  V,.'ニニ二///,∧;└─┘;/////∧二二ニ\
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            l;' /ニニ二二//////∧;;;;;;;;;;/////////二二ニニニニ≧.、
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           /ニニニニニ二二二\,'///∧////////二二二ニニ/ニニ/



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
だがそれでも、こちらの頭をやさしくなでる、彼女の手に依存するのを止められない。
何故ならとても優しくて、まるでこちらの醜さを許されているかのようで、
全てを、それに委ねたくなってくる。
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14 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:19:55 ID:xbWEG3nU0 [14/61]




                  / ̄ ̄ ̄ヽ
                 /:::::::::::::::::::::::::::Yヽ
                 /::::::::::::::::::::::::::/::::::!
             (i!| (::::::::::::::::::::::::::::ハ_ノ
                ゞ-イ>三二 !ト)
                 に二二イ/ ! !ヽ
                 } ,.――'     !
                 !          !
                 |       / r'  ヽ
                 !       、 ヽノ  r
                !        Yr'  |
              | | | r    _ヽ__ノノ   i!
             | | |  ! ̄ ̄ ( r―‐'    |
            ! ! !  !     ヽ        !
               !       ヽヽ    .!
               !        ) )   .!
              !        / /    .!
             /        / /    !
           /<  \      | !    /
          ///\__)     ! !    /
          //_   \      ! !   /
        //   )___)     ヽヽ  /
        7―-'            ! Y
        ー'             /' ヽ
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そんな時、急に彼女の手が動き始めた。


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15 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:20:34 ID:xbWEG3nU0



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      _, . :≦: : : : : : : : :≧: .     ,. -- 、
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: : : : : : : : : : : : : /: : : : : : : : : :、: :\: :ヾ: : : : ヽ
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: :/: : : : : /斗――≠: /i: : : : ,: :ハ: : :l : : : : : : ヾ: : : :'.        f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
: ; : : : : : i:/ j: : :/// , : : : /:/__i: :イ : : : : : : : :iヘ: : :i        |   なっ……んで……!?   |
: i : : : : : iz=芹芯ミ、 /: :,. イ:/   !'`i : : } : : i : i'  : : !       乂___________ノ
: l: : : : : :《 l:::r:;:⊂ /:/ j/,z斧ミ、}.: :/: : イ: : !  j /
:r!: : : : : :! 夊¨ ノ /´  / /:;::r' }} / : ; i: :/   /
ヘ!: : : : : :!    ̄       匁ノ /:/:/  }/         なんでって、そもそも私、やめるなんて言ってませんよ?
: ハ: : : : : !         '    ハ: :´{  ノ'
/: :' : : : : !     、        . : : : {            兄さんがイかないように、協力して差し上げるといっただけです。
: : ハ: : : :i\      一     人: : : {
/ } ト、: : l 、≫         . .<ィ:/i: : : '.            休憩もはさみましたし、またすぐ限界になったりはしないでしょう?
  /ヘ  : :i \ ≧=r≦/ィ :/ノ' !: : : :i
. /. . i∨}イ    ` ’ ヾくj/!'    ハ: :イ:l                                   クチュ
/. . . l/,リ       / ヽ ≫x.     从 リ        クチュ
. . . . ∨ヘ.    /     \i/≫ 、
. . . . . ∨/, 、 ./       j/} . . .\
. . . . . . .\//く      / /. . . . . .ヽ


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
彼女の手が、やさしく甘く、ペニスをしごき上げる。
頭を撫でる手に依存しかけてた心には、その快楽は天上の福音だ。
物理的ではなく心理的な原因で、先ほどより感度が上がっている。
.

16 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:21:08 ID:xbWEG3nU0



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            _   _ "´:. :. :. :. :. :. :. :`
           , .: .: :. --:. :.`':. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. \        クチュ
.        /: -/:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.ヽ                            クチュ
     /'' /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.--:. ⌒ヽ:. :. :. :. :.
    /'  /:. :. /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :\:. :. :. \: :. :. :.
.         /:. :. /:. :. : /:. :. :.i: i:. :. :.,,斗笊''冖:.‐- :. ヽ:. :. :.
      /:.//:. :. :./ :. :. 斗f{ :. :. : : |从{\:.{\ : |:八: :. :.       でも、覚えていますか?
      /:/ ,.: :/: /:. /:/{:{八:. :. :. :.|,ィf芋示㍉ヽ|:. :. :. :. .
     ,.:/ /:. ,:. :.} /:. i,f芍芥 、:. :. : |  _):.: } 狄j:. へ、:. i       気持ちよくなってはいけないんですよ?
      i/  ,:. :. :. :/'{:. :爪 _):ハ \:从 V::: ソ  八  八: |
      {  i :. {:. :.|:. :. 八 乂: ソ  , ⌒  〃  /:.:.i/:. :\       私は、妹なんですから。そうですよね?
          |:.:八:.:.|、:. :. :. \〃        ,   ,.: :. :|:. :.从:.:/ヽ
          |/  \: \:. :. ゝ>  ー     イj:. :. l/  j/       だからほら、我慢。我慢ですよ。
.       '     \:}\:. : 个 .  __ ,,.イ 从ハ从   ノ
             /:. :.へ:从ハル-==r''「////} ニ\
               //ニ>:{≦ニ//イー―へ / ニニ \
             / }ニニ{=∧ニニi'//≧=≦ / ニニニニ\
            /Ⅵ=,|={ニニ=!彡介 、'// ニニニニ /'\           クチュ
            /ニニ 、人,乂__ = ∨ {⌒y',' ニニニニ/ニニ
         / \ニニニ\ニ//ニ=V,レイ/ニニ{⌒≧ニニニ
          {へ \ニニニ\ レ= '⌒ヽ \ニ=人ニニニ/ニニ



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シュテルの言葉で、再び強く自覚する。
そうだ、自分はシュテルの兄なのだから、気持ちよくなどなってはいけない。
我慢しなければ。我慢しなければ。我慢しなければ。
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17 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:21:18 ID:xbWEG3nU0



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       _,,......,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:::、
   _..-''"´,...‐`:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:::::、
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    '  ;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.!:.:.!゙:.:.! ヽ:.:.:. `ー- :.ヽ_`;,;.:.:_:ヽ:、::!.:.:::
      l.:.:.:;.:.:.:.:.:.i:.:.:.l:.:.:.::l:.:.:l'":.l´ \::.    ;゙ル;;心ヾ;`!:ヾ!:.:.::.      兄さんは、妹にシコシコされて気持ちよくなっちゃうような、
     l.:.:::!:.i:.:.:.::!:.:.:.!:.:.:::l'i:.:!_,,..!.,,   ヾ、  V;;::::℃; ' !.:.:.:l:.:.::.
.      ゙:.:::!.:.l.:.::::l:.:.:.:!、:.:::l,.ゞルマヽ     ヾじ::ノ'  ,:.:.:.:.:l:.::::.      変態さんじゃありませんよね?                      クチュ
     ゙::::l:.::!:.::::!、:.:.:!ヽ::::{,.∨;::::℃,             ,:.;.:.:.:.:l:.;!:::.
       ヾ ゙:::!ヽ:l ヽ.:.i゙:::.`゙、. ヾじノ   、       /,.;:::::/:.:.:.:.:::.     もしそうなら……またたくさん、罵倒してしまいますよ?
        ゙::! ヾ\ヽ:!ヾ、::i:.         _ ,     //:::/:l:.:.:.:l:.:i、.
         ゙   ヾ丶:::::l::丶..           イ:::;:':/:.:.!:.:.:.:!:;' ヽ、
             ,'::;::::!::::::::!:::::::ヽ::::::::i=-= -一lー 、:::::::;l::::::;'!;'          クチュ
            ,::/ !:::l:::::::::ヽ:、ー;:;:/l;;;;┌─┐;;;;l,'//∧二ニ=ヽ
             ,::/  V,.'ニニ二///,∧;└─┘;/////∧二二ニ\
           ;::'   /ニニニニ////,'∧;;;;;;;;;;;;;;//////,'∧二二ニニ≧.、
            l;' /ニニ二二//////∧;;;;;;;;;;/////////二二ニニニニ≧.、
           /ニニニニニ二\'////∧;;;;;/////////二二ニニニニ/二}
           /ニニニニニ二二二\,'///∧////////二二二ニニ/ニニ/



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
妹の声が、耳へと流し込まれる。腕の中にある彼女の体の暖かさと、その重み。
そして心を蕩けさせてゆく快楽。
自分の意識のすべてが、彼女と、彼女から与えられるものだけに集中していく。
.

18 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:21:29 ID:xbWEG3nU0



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     /:::/:::/:::::::/:::://:}:::/::: :::::::::::::/:::::::::.::::::: ::::::::::::::ヽ:::::ヽ    f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
      /:::/::/. ::::ァ'- 77メ./::::::/.:::::/:/: :::/:::::リ. :: :: :: ::: ::V::ハ    | シュ……テル……、また……!!   |
.    //:::/::::::/. x≠=テ//:::::::/:/- x' :::::ハ.:: i: :: : :: ::V⌒    乂_______________ノ
    /::/.::/::/《 |r' . :::i!ハ/::::/}/⌒}:/ X.:::::i:::::l::::::::::::::::.
  /::/.::::i/::/   !ト--'ソ! //  .芹ミヾ:::〉::}:l:: l|::::::N ::::::i
<.:イ .::::::: |:从   '"´ ̄     /.:r'.::::/ハ:ハ!:!:::l|::::::| l:::::::|                              クチュ
 }/! :::::::: |:::::| /j/j/j/   .  ⌒ヾイ }ノ:::/.::::::リ::::::| |:::::リ     イキそうなんですか?
   从: :: ::j :: ト、     _    /j/j/ /:/::/|:::::::/.:::::リ j:::/
    )::ハリ::::从\     `ヽ   . イ:/::/.リ::::/|::::::/ レ'      兄さん。兄さんは私に同じことを二度言わせるような
     レ' /::::ハ::X:j\    _ .  <::ル'::∧/:::/ .l::::/
       )ル'/)\i⌒Y--て=≠彳jル':::::/:://  .レ'          バカでいらっしゃいますか?
 x‐ ヘー‐ァ' /⌒)N   }f´ ̄{ノ. ::::::/∨く
/二Ⅴハ 7 / __∠ -v ̄ ̄ 〕二>x}:/   \             イキたくないんだったら、何と言うんでしたっけ?
二二}ニj 〈  _ __ メノ ̄ 〈二i二二二>-- - x
二二|ニ{ニヘ  ーく   }    Ⅴ二二二二二 7ニハ
二二|ニ|二ヘ   ノ} .ノ    }二二二二二 7ニ/ハ             クチュ
二二lニ{二ニヘ   ハ }    j二二二二二.7 7/二i



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
多少休憩があったとはいえ、ついさっきまでイキそうになっていたのだ。すぐに限界は訪れる。
再び腰から何かがせりあがってくる。体中の意識を総動員して必死でこらえてる中、
それによって生まれた意識の空白に、彼女の言葉が囁かれる。
.

19 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:22:14 ID:xbWEG3nU0




:.:.:.::::::::::::::::::::::::  ',
:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::  /',
:.:.:.:.::iヽ:::!:::::::/::  !: ヽ
:.:.:ヾミミミミ:::ノ/_,.イィ' j             __r-、-- ´ `ヽ
ミミミミミY\〃/:.ノ    r--、     __,. '´ヽ:..ヽ:.ヽ    ヽ      f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
三三三ミヽ Y:.:../f_ヽ -/  j:i  ,. -'´-、 、..:.:.:ヽ:ヽ:', :.:.:.:.:.:ノ!       |  イキそうですっ……!   |
三三三ニf=,/:.:./y /,._イ´´ / '´---....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::`---イ:ノ      乂__________ノ
三三三三::Y__/ー'´     :./.........:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::イ-'
三三三三/:.:.:.:.:.      :.!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:;: -' ´
三三三三',:.:.:.:.:.:.      :!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;: '´
三三三三:ヽ:.:.:.:.:.:     :.',;:::::;;;;;::::::::::;: ' ´             /l      ,イ
三三三三ミヽ:.:.:.:.:     :.:',:::::::::::,ィ' ´                  //  ◎  /ム―7
三三三_,,,,,,_ミヽ:.:.:.:.:      ヽ'´  /                  / ニニフ  //ニ7/
三三r'´-、 `ト、:.:.:.:.:        ./               //      /' ̄7/ ,イ,イ ,イ
彡彡ミ ̄`ヽ、:.:.:ヽ:.:.:.:.      /                   、二二フ    //  レレ //
彳彡彡彡彡ト、:.:}.:.:.:.:..    /                               /'    /'
イィ彡三三三ミ \!.:.:.:.:.:.    !
イイ彡三三三ミミ/:.:.:.:.:.:.:.   !



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
彼女が言外に言っていることを理解し、再びその言葉を口にする。
一度言ってしまった言葉だ。二度目はやや抵抗なく口にすることができた。
シュテルの言葉に従うことに、違和感を覚えなくなっていく。
それがまずいということに、やる夫はまだ気づかない。
.

20 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:22:40 ID:xbWEG3nU0




               _,,-‐‐-..、
            ,.-"‐'ミ:::::::::::::::::::::::ヽ         /l   .,イ,イ .,イ
        /_::::::::::ミミ、::::::::::::::::::::::Y       //   レ レ /ム―7
   ,, -―''''"二ニ=ヾ、:::::::::::::::::::::::!        / ニニフ  //''''''7/
-‐''"   : : : ::::::::::::::ミミミヾヽ::://::::;'      //      /'  //
       : : :::::::::::::::::::::::::::::://::::;:′      、二二フ    //
    -    : : ::::::::::::::::::::://:/                 /'
:       / /        //ノ
     / /  ....    / '
  -‐'" /::::::::::::   /, '′                        /l   .,イ,イ .,イ
   -┐l::::    / , '                           //   レ レ /ム―7
.      !::    ///                            / ニニフ  //''''''7/
        , ///                           //      /'  //
   , , , ////                                、二二フ    //
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
射精する直前だったにも関わらずお預けをくらい、ペニスが跳ねる。
それと同時にやる夫が感じるのは、圧倒的な飢餓感。焦燥感。自分の内側で欲望が沸き立つ。
正直に言えば、今すぐにでも出してしまいたい。
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21 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:23:40 ID:xbWEG3nU0




                    -‐…─-     , .-―- 、
               ´: : : : : : : : : : : `Y  -=ニ⌒
           / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ̄`ヽ、
              ,': : : : :/: : : /: : : : : : : : : : : : : : : \__,ヽ
          |: : : : /: |__/」_,.ィ|: : /|.: : : : : : :ヽ: : : :\
          |: : : : | _.レ' /l./. | / l∧.ト- : : :|: : : : :.!   兄さんのが、私の手の中でピクンピクンってはねています。
          |: : : : .|7 γ7ヽ j/  ! ァ―-、 : :| : : |: :|
          |: : : ..八 弋_zノ    γ7ヽ ∨:ト: : :|: :|   イキたいよーイキたいよーっておねだりしているみたいですね。
          |: : :{. | : ` .x    .   弋_zソ.人:|l : :八,'
          | l: :ヽ| : |ヽ      '    x,ハ. : :|l :/     ですがまさか―――本当にそう思ってはいませんよね?
          |八l: .人.!   、_,    ∠. : :|l/
.          /   |: :|: i.> 、,    _,.. イ.: :|: : :|'
              ハ|\ト─..|/´}て ハ/{/N|人,'
            / ̄ ̄\ \ :./ /、 .| :| |i|  ̄ ̄\
        / ::::::::::::::::::  ./  '‐く  |_:| |i|::::::::::::::::::\
          |::::::::::::::::::::::::,'   、ヽ}.三三| |i| :::::::::::::::::::: \
          / :::::::::::::::::::::.{  r、ン'.\┬| |i|::::_::::::::::::::::::::}




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
餓える。餓える。出したくてたまらない。けれどダメだ。耐えなければ。
きっとシュテルは、こうやって焦らしに焦らして、こちらが我慢できなくなるのを待っているのだろう。
けれど大丈夫、この程度なら例え百度やられても堪えきれる。
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22 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:24:13 ID:xbWEG3nU0



                  〃⌒
               ー=ミ{ __
             ,. . : :¨¨^: : : : : : : : : : : : .
           /: :/. : : : : : : : : : : : : : : : : : .
              /'´/: : :/: /: : : : : : : :\: : \: : : ,
              ,. : /: /: /__ /: : :| : : : : \: : :', : :′
           : :./: /: :´: :/:{ : : |: : ‐-: : :`、 : : : |
           |: : : i : x==ミ{ : : ト、:ヽ: : :`: `、 : |
           |八: |ハ{ ヒう ヽ\ r示ミ : |\}: !     ほーら、我慢。我慢ですよ。
             ノ\: \:::.  ,    ゞ-'|: :|〉: : : :k:.
             / |:/: 八   、       |: :ヽ: {: :{ ヽ    気持ちよくなりたい、なんて考えてはいけません。
                |′{: : : .     ´   イ: :|\「\}
                    {\{ r}___-=≦_:/{ヽ:|  `       腕の中に抱きしめている妹の体が柔らかいとか、暖かいとか、
                __r‐}::::|:::|:::::::::}
                -=//::|:::┌―┐:::/\‐-....        いい匂いだということも意識してはいけませんよ?
             /.:::::〈〈:::::|:::└―┘,:::::::〉〉:::::::::::..
.          /.:::::::i::::_>〈=ミ、__::/.:r<.:::::::/.::::::.
         /.:::::::\|:::{「::::::∨::::::/.:://-‐.::::::::::::::::|
          〈__彡 ⌒|:::::.f´ヽ:__::ニ=-.::r=======ミ、.:::|
.          \.:::::::::|:::::::〉 ー{ }-‐  }:|::::::::::::::::::::::} }__|
             ヽ-‐|::::::{___ノ::}ー=彡::., .:::::::::::::::::::ゝ=|
           〈::::::∨::}  / :}  }::::::〉.:::-‐‐-.::::/
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          !::\:::::i ::::|::::|:::::::::: ;::::::::::::/ :|



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そうだ、ただ耐えきればいい、耐えなければ。そう思うとシュテルを抱きしめている腕に自然と力が入った。
ただそれだけで愛おしさが込み上げてきて、あぁ本当に自分はこの子が大好きなんだと改めて自覚する。
だからこそ、愛しいから汚したい、自分のものにしたいと思っている自分が、薄汚れた存在に思えた。
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23 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:24:41 ID:xbWEG3nU0




:.:.:.::::::::::::::::::::::::  ',               ,---、
:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::  /',              /   ヽ
:.:.:.:.::iヽ:::!:::::::/::  !: ヽ        _   __,!'´  イ':.:!
:.:.:ヾミミミミ:::ノ/_,.イ:. |      r'´:.:、,>'´   :.:',-―― 、
ミミミミミY\〃〃:.: |      |:.:.:イ:.:.:     :.:!     ヽ
三三三ミヽ \_::Y'ヽ|      i:.:.:.:.:.:.:.:     :.:!:... :.:.:.:.:.:.ノ!
三三三ニf=-、 \ヽ \  ,. -イ:.:.:.:.:.:.:.:.     :.:i:::::::.:.:.:./:/
三三三三ヽ-'イ`_ ヽヽ- ' ´. .....',          ::}:::::::;:ノ-'              はい。ではそろそろ動かしますね>
三三三三三彡Z´ ..........:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.::.      :.!`´ /
三三三三三三.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.::...       /
三三三三三三ミ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:..     _/
三三三三三三ミ:::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:_,',:.:.:.:.:.::.:    /
三三三_,,,,,,_三ミミ::::::::::::..._,.. -‐'''''´ ト:.:.:.:.:.:    /
三三r'´-、 `ト、ト-' ´    !    /:.:.:.:.:.:     !
彡彡ミ ̄`ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.    ',   /:.:.:.:.:.::.     !
彳彡彡彡彡ト、:.:.:.:.::..    ヽ、_ /:.:.:.:.:.:.     !
イィ彡三三三ミ \:.:.:.:.:.:.:.....    /:.:.:.:.:.:     !
イイ彡三三三ミミ ヽ:.:.:.:.:.::.::.:  /:.:.:.:.::.:      !




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シュテルの手が動き出す。どくりどくりと、先走りの液がこぼれだす。
先ほどまでの、焦らされていた飢えが消えて、幸福と満足感が心を満たしていく。
あぁ、だからダメなんだよ。そんなこと感じてはいけないんだ。分かっている、わかっているんだ。
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24 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:25:25 ID:xbWEG3nU0


                                       クチュ


      /  >.:´.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_.:.:ヽ                                    クチュ
        /.:.:/.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:\.:.'.,
          /.:.:/.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\.:\:丶!`
        ./ イ:.:./.:./:/.:.:./.:/:i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.ヽ.:.\    ほら、兄さん。シコシコして差し上げますよ。
      /  ′イ.:.i.:.i:.:.:.:!_/!_i.:.:.:.:__ト、iヽー';.:.|.:\
        i:.:/!:.:.|:.:!:.:.∧i V';.:.:.:.:.:|ィ=┬Ⅵ、.:.',     気持ちいいですね?
        |/ .!:.:.ト:.!、:.|__  \:N ヒソ !.:iノ.:.:.ヽ
        i  |:.:.| !`:.ヾ〟 ̄` ,ヽ  〝 i.:.l:.:.:.:ヽ     腰がしびれて、頭がぼーっとして、
          ヽ| |:.';.:.ト    v ァ  .イ!/.:.ト、:.i
             |:∧.ヘ:.:≧..... _  イ.:i:.|Vヾi V      心が蕩けていっちゃいそうですね?
            -ミ|ヽiヽ_ト,-!ェェェ ト' `__ ,, <7ヽ
         //////ヽi !///l/ |i|/l///i !l7//////\
                                           クチュ

                                                   クチュ



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
体が跳ねる。吐息が熱くなる。
過剰という域すら超えた興奮のせいで、呼吸のリズムを一定に保つことすらできない。
うちから突き上げる欲求に、ずっと昔に封印したはずの、自分の狂気が頭をもたげてくる。
そう、本当はこの可愛い妹を、汚して、壊して、殺したくてたまらなかった。
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25 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:25:37 ID:xbWEG3nU0



          ___
      _, . :≦: : : : : : : : :≧: .     ,. -- 、
  . :´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :У_:_:r― \
/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \   `           クチュ
: : : : : :/: : : : : : : : ; : : : : : : : : : : : : : : : :`: .、
: : : : : : : : : : : : : /: : : : : : : : : :、: :\: :ヾ: : : : ヽ                               クチュ
: : : :/: : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : :!: : : :ヾ: : : : : : : : .
: : :/: : : : : : : :/: : : : :/: :/: : : : : :i!: : :i: : : : : : : : : : :゚。
: :/: : : : : /斗――≠: /i: : : : ,: :ハ: : :l : : : : : : ヾ: : : :'.
: ; : : : : : i:/ j: : :/// , : : : /:/__i: :イ : : : : : : : :iヘ: : :i
: i : : : : : iz=芹芯ミ、 /: :,. イ:/   !'`i : : } : : i : i'  : : !   そうですよ、兄さん。兄さんは何も我慢しなくていいんです。
: l: : : : : :《 l:::r:;:⊂ /:/ j/,z斧ミ、}.: :/: : イ: : !  j /
:r!: : : : : :! 夊¨ ノ /´  / /:;::r' }} / : ; i: :/   /    ただあなたが望むことを、望むようにすればいい。
ヘ!: : : : : :!    ̄       匁ノ /:/:/  }/
: ハ: : : : : !         '    ハ: :´{  ノ'        あなたの願いはすべて、私が叶えますから。
/: :' : : : : !     、        . : : : {
: : ハ: : : :i\      一     人: : : {
/ } ト、: : l 、≫         . .<ィ:/i: : : '.
  /ヘ  : :i \ ≧=r≦/ィ :/ノ' !: : : :i
. /. . i∨}イ    ` ’ ヾくj/!'    ハ: :イ:l          クチュ
/. . . l/,リ       / ヽ ≫x.     从 リ
. . . . ∨ヘ.    /     \i/≫ 、                               クチュ
. . . . . ∨/, 、 ./       j/} . . .\
. . . . . . .\//く      / /. . . . . .ヽ



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シュテルの言葉が、やさしい毒のようにやる夫の心に染み渡る。
けど違うんだ、分かってくれよ。そんな自分の望みよりも、君のほうが大事なんだ。
心はそう思っているのに、体はただ無様に、快楽におぼれていく。
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26 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:25:48 ID:xbWEG3nU0



                    -‐…─-     , .-―- 、
               ´: : : : : : : : : : : `Y  -=ニ⌒                            クチュ
           / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ̄`ヽ、
              ,': : : : :/: : : /: : : : : : : : : : : : : : : \__,ヽ                                     クチュ
          |: : : : /: |__/」_,.ィ|: : /|.: : : : : : :ヽ: : : :\
          |: : : : | _.レ' /l./. | / l∧.ト- : : :|: : : : :.!
          |: : : : .|7 γ7ヽ j/  ! ァ―-、 : :| : : |: :|    私のほうが大事、だなんて。
          |: : : ..八 弋_zノ    γ7ヽ ∨:ト: : :|: :|
          |: : :{. | : ` .x    .   弋_zソ.人:|l : :八,'    そんなことを心から願われては、
          | l: :ヽ| : |ヽ      '    x,ハ. : :|l :/
          |八l: .人.!   、_,    ∠. : :|l/       ますます私が止まるはずないじゃありませんか。
.          /   |: :|: i.> 、,    _,.. イ.: :|: : :|'
              ハ|\ト─..|/´}て ハ/{/N|人,'         あれですか? やっぱり兄さん、本当は私のことを誘っていますか?
            / ̄ ̄\ \ :./ /、 .| :| |i|  ̄ ̄\
        / ::::::::::::::::::  ./  '‐く  |_:| |i|::::::::::::::::::\
          |::::::::::::::::::::::::,'   、ヽ}.三三| |i| :::::::::::::::::::: \
          / :::::::::::::::::::::.{  r、ン'.\┬| |i|::::_::::::::::::::::::::}        クチュ
                                                                クチュ


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そんなやる夫の内心も、シュテルは即座に読み取ってくる。
いや、そもそも読み取る以前に十分に理解していたことだろう。
そしてだからこそ、彼女はこうなってしまったのだ。
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27 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:27:15 ID:xbWEG3nU0


                  〃⌒
               ー=ミ{ __
             ,. . : :¨¨^: : : : : : : : : : : : .                    クチュ
           /: :/. : : : : : : : : : : : : : : : : : .
              /'´/: : :/: /: : : : : : : :\: : \: : : ,
              ,. : /: /: /__ /: : :| : : : : \: : :', : :′    f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
           : :./: /: :´: :/:{ : : |: : ‐-: : :`、 : : : |     |  ち……がう……     |
           |: : : i : x==ミ{ : : ト、:ヽ: : :`: `、 : |     乂_________ノ
           |八: |ハ{ ヒう ヽ\ r示ミ : |\}: !                                     クチュ
             ノ\: \:::.  ,    ゞ-'|: :|〉: : : :k:.
             / |:/: 八   、       |: :ヽ: {: :{ ヽ   へぇ、そうですか。違うんですか。
                |′{: : : .     ´   イ: :|\「\}
                    {\{ r}___-=≦_:/{ヽ:|  `       兄さんは本当に、正しい大人なんですね。
                __r‐}::::|:::|:::::::::}
                -=//::|:::┌―┐:::/\‐-....        そんな大人な兄さんは、私がもっと手を速くしても、
             /.:::::〈〈:::::|:::└―┘,:::::::〉〉:::::::::::..
.          /.:::::::i::::_>〈=ミ、__::/.:r<.:::::::/.::::::.      ちゃんと我慢できるいい子ですよね?
         /.:::::::\|:::{「::::::∨::::::/.:://-‐.::::::::::::::::|
          〈__彡 ⌒|:::::.f´ヽ:__::ニ=-.::r=======ミ、.:::|
.          \.:::::::::|:::::::〉 ー{ }-‐  }:|::::::::::::::::::::::} }__|                               グチュグチュ
             ヽ-‐|::::::{___ノ::}ー=彡::., .:::::::::::::::::::ゝ=|     f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
           〈::::::∨::}  / :}  }::::::〉.:::-‐‐-.::::/      |   あっ…あっ…あっ…   |
.             |::::::::Ⅵ/|:|::ヽ/::::::::}-‐::::::::/       乂__________ノ
.             |:::::::::廴 _」:|::::廴`¨¨ア::::::::::::/|
          !::\:::::i ::::|::::|:::::::::: ;::::::::::::/ :|
                                                    グチュグチュ

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シュテルの手が早くなる。
自分の意思とは無関係に、強制的に体に快楽を流し込まれる。
愛しているから耐えなければならないのに、愛しているから耐えられるはずがない、
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28 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:27:57 ID:xbWEG3nU0



:.:.:.::::::::::::::::::::::::  ',
:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::  /',
:.:.:.:.::iヽ:::!:::::::/::  !: ヽ
:.:.:ヾミミミミ:::ノ/_,.イィ' j             __r-、-- ´ `ヽ        f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
ミミミミミY\〃/:.ノ    r--、     __,. '´ヽ:..ヽ:.ヽ    ヽ      |  イキ……そうです…… |
三三三ミヽ Y:.:../f_ヽ -/  j:i  ,. -'´-、 、..:.:.:ヽ:ヽ:', :.:.:.:.:.:ノ!     乂_________ノ
三三三ニf=,/:.:./y /,._イ´´ / '´---....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::`---イ:ノ
三三三三::Y__/ー'´     :./.........:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::イ-'
三三三三/:.:.:.:.:.      :.!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:;: -' ´
三三三三',:.:.:.:.:.:.      :!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;: '´           /l       .,イ
三三三三:ヽ:.:.:.:.:.:     :.',;:::::;;;;;::::::::::;: ' ´              //   ◎ /ム-―7
三三三三ミヽ:.:.:.:.:     :.:',:::::::::::,ィ' ´                / ニニフ  /∠ニ7/
三三三_,,,,,,_ミヽ:.:.:.:.:      ヽ'´  /                   //     /'-‐ '7/. ,イ,イ ,イ
三三r'´-、 `ト、:.:.:.:.:        ./                、二二フ    //  レレ //
彡彡ミ ̄`ヽ、:.:.:ヽ:.:.:.:.      /                            /'    /'
彳彡彡彡彡ト、:.:}.:.:.:.:..    /
イィ彡三三三ミ \!.:.:.:.:.:.    !
イイ彡三三三ミミ/:.:.:.:.:.:.:.   !



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だからこそ、シュテルに懇願するようにその言葉を口にする。
三度寸止めされたせいで、自分の性器は限界だと訴えているようだ。
ぐつぐつと、自分の奥底で情欲がたぎっているのを自覚する。
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29 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:28:11 ID:xbWEG3nU0


                    /¨ニ=‐
                  /. :/  . . -――- . .
             {: `ー-=-`: .`:´.: : : : : : : : : : .`ヽ
          . .-`ー‐-: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :`
       /. : : : -‐: : : .: .:/ . : : : / : : : : : : : : : : `ヽ、
.      / : -ァ.: .: .:/. : : /. .:/. :イ{: : : :.ヽ: : .、: : : .\: \
      //〃. ; イ /. : : , : : /: :|ト、: : : :!: : : : : : .ヽ : .ヽ: .ヽ
     i'   /.:/ /;イ:.:i {:.:{: :斗卉| \: :井-ミ: :}: : } : : . Vヽ}
.        i / V:/ {: :{ {:イ !:{'  l!   ヽト:{ \}`ト、: : : : : :} '    はい、兄さん。ちゃんと止めてあげましたよ。
         {′ {'  {:.:{:ハ : { ,ィ=ミ    ,ィ=ミ }: :/.::}: : :}
              ヽ{{: !ヽゝ       '     ムイ.:./.:ヽj      兄さんの情けなくてみっともないお願いも、従順に聞いてあげる妹。
               {:.|: ハ              ハノy、\_:ニ=‐'
               ハ{: {人.   `  ´   .人{ ' : i\\      そんな私は、褒められてもいいと思いませんか?
                 八ト、_:> .     . ´ヘソ` 、:! `^ヽ
             {' ヽ  __,ィト`ニ´イヽ- x-==ミ、゙
                . ィ´:: {:::::::::::::::::::::}〃 ,>、 __))
                . <::ヽ:::'::::::::{:::;ィ=ニ=://´ ̄アミ、_
            { :: V:ハ:::::::::::〉-ァ'´ ̄)ヽ.:::::::::/.:/:. `ヽ
            /ヽ:. V:ハ  _/     ) }t、/.:/:. /´`Y
              /:.:.:.:.:.: V/¨ヽ     _) }. :゙:<:. /:.:.:.:!
.          :.:.:.:.:.::./.: : : : .':.,___ノ__ ;.: : : .\:.:.:.:.:.,
            ′:.:.:/{.: : : : :. :. :.}:.:} {{,}} У.: : : :. :.}:.:.:.:.:.::,
            ,:.:.:/:.:.:.:':: : : : : : : :|f{ E} /.: :. :. :. :./ヽ:.:.:.:.:i
.          !/:.:.:.:.:.:.:.': : : : : : : :|{{ (o::): : : : : : :/:. : :\:.:}
.          |イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.: : :. :./八 {ヽ、: : : : /:.:.:.:.:.:.: }、}


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
性欲に苦しむこちらを見て、妹は本当に楽しそうに笑っていた。
クスクス、クスクスと耳元で笑われると、吐息がかかって、それだけでも気を抜けば出してしまいそうだ。

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30 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:28:24 ID:xbWEG3nU0



                    ..ィ ´: : : :-:―: =:ミ:、`ヾ`ヽ.
                 , イ: : : : : : : : : : : : : ⌒: : : : : : : : `:丶
.      .< ̄ ̄ ̄ ̄`Y : : /: : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: \
           イ ̄ ̄: : :: : /: : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :‘,
.      /: : : : : : : : : :〃 : : : : : イ: : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : : : : : : : : ',
.     .// /: : : : : : : :/: : : : : :.〃: : : :ヾ:、: : : : : : : :\: : : : : : : : : : :.
.    ../  /: : : : : : .: /: : : : : : :イ: : : : : : : ト、:ヽ: : : : : : :',: : : : : i: : : : i
.         ../ : : : : :.: }: {: : : : : : / |:i: : :\: : {  ヾ:.、: : : : : :i: : : : :.|: : : :i|     兄さん。寸止めされてイキたいなんて思ってませんよね?
       .': : : / :.:. :.|:イ: : : : : / j∧: : : :ヾ:.ト、、 \:、: : : :|: : : :.:.|: : : :リ
.      .|: : :/}: : : : / : : : :イ-一{「ヾ: : : :Y、ミー-ヾハ:. :ハ: : :. :.|: : :人:、    ほら、我慢ですよ。我慢。そんなこと思ってはいけませんよ。
.      .|: :/ .|: : : : l:..:ヾ : /{/辷ミ:、 \: :i X辷=≡ミ、: :Y: : : :|: : : トミ:、
.      .∨  ∨: : :l}: ',.ハ:ヾハ:::r:、iヾ   `:{  '乍r:、:i:ハ入:リ: : :リ: :./|  `   だって私は、血のつながった、実の妹なのですから。
             .∨:./\ヾ:..:i/ 弋;じ       乂zじ’ } :| : : l: : : : |
             ∨   |: :.iハ .::::::::..  ,     .:::::::::..  〃 :|: : :.l:.:. : : {
                  |: :.:.圦             . / : : |: : /: : :l.:.:|
               .|: : : . ::>、  ゝ _,ノ     /.: : ./: :/: : :/|: :|
              | ! : : : l.{` `丶_        ィ :/../ : /|: : / .}八
              l\|ヾ/   `}>‐ <  ´/"..../lル' イハ/
                 ` ヽj:::: ̄ ̄ ̄::::::: ̄ ̄ // 7 /
                  ィ7.ゝ- 、:::::::::::z― ,〃=く
                /// ヽ二ヽ:::::z― 、//:::::_::ヽ
              ,r≠ ┴'、::::::::::::/:::::::::〈∠,::::/::::::::: マヽ


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そう、シュテルの言っていることは正しい。
だから我慢しなければ。自分は兄なのだから。
我慢しなければ。我慢しなければ。我慢しなければ。我慢しなければ。
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31 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:29:08 ID:xbWEG3nU0



                  ..........::::::::::::::::::.......
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       _,,......,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:::、
   _..-''"´,...‐`:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:::::、
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.     ,:':,/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:::.:.::::.:.:.:.:.:.\:.:.:.:.:.:\:.:.:.::ヽ.:.:::.
   /' /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.l:.:.:l:.:::lヽ.:::l丶:.:.:.:.ヽ.、:.:.:.:.::ヽ、:.::::!.:.:::.
    '  ;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.!:.:.!゙:.:.! ヽ:.:.:. `ー- :.ヽ_`;,;.:.:_:ヽ:、::!.:.:::     気持ちよくしてほしいなんて、もし欠片でも考えてしまったら――
      l.:.:.:;.:.:.:.:.:.i:.:.:.l:.:.:.::l:.:.:l'":.l´ \::.    ;゙ル;;心ヾ;`!:ヾ!:.:.::.
     l.:.:::!:.i:.:.:.::!:.:.:.!:.:.:::l'i:.:!_,,..!.,,   ヾ、  V;;::::℃; ' !.:.:.:l:.:.::.    兄さん、貴方は正真正銘のクズになってしまいますよ?
.      ゙:.:::!.:.l.:.::::l:.:.:.:!、:.:::l,.ゞルマヽ     ヾじ::ノ'  ,:.:.:.:.:l:.::::.
     ゙::::l:.::!:.::::!、:.:.:!ヽ::::{,.∨;::::℃,         ////,:.;.:.:.:.:l:.;!:::.    妹相手に欲情して、おねだりしたくなるなんて、
       ヾ ゙:::!ヽ:l ヽ.:.i゙:::.`゙、. ヾじノ   、       /,.;:::::/:.:.:.:.:::.
        ゙::! ヾ\ヽ:!ヾ、::i:. ////    _ ,     //:::/:l:.:.:.:l:.:i、.   社会から見れば本気で引く変態ですよ?
         ゙   ヾ丶:::::l::丶..           イ:::;:':/:.:.!:.:.:.:!:;' ヽ、
             ,'::;::::!::::::::!:::::::ヽ::::::::i=-= -一lー 、:::::::;l::::::;'!;'
            ,::/ !:::l:::::::::ヽ:、ー;:;:/l;;;;┌─┐;;;;l,'//∧二ニ=ヽ
             ,::/  V,.'ニニ二///,∧;└─┘;/////∧二二ニ\
           ;::'   /ニニニニ////,'∧;;;;;;;;;;;;;;//////,'∧二二ニニ≧.、
            l;' /ニニ二二//////∧;;;;;;;;;;/////////二二ニニニニ≧.、
           /ニニニニニ二\'////∧;;;;;/////////二二ニニニニ/二}
           /ニニニニニ二二二\,'///∧////////二二二ニニ/ニニ/



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そうだ、そんなこと願ってはいけないのに、もう願っていないなんて言うことはできなかった。
心がざわつく、締め付けられるような不安を感じて、
飢餓感がひどくなっていく。ペニスが、みっともなくビクビクと跳ねる。
ダメだ、そんなこと、考えては、いけない。
.

32 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:29:27 ID:xbWEG3nU0




:.:.:.::::::::::::::::::::::::  ',               ,---、
:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::  /',              /   ヽ
:.:.:.:.::iヽ:::!:::::::/::  !: ヽ        _   __,!'´  イ':.:!
:.:.:ヾミミミミ:::ノ/_,.イ:. |      r'´:.:、,>'´   :.:',-―― 、
ミミミミミY\〃〃:.: |      |:.:.:イ:.:.:     :.:!     ヽ
三三三ミヽ \_::Y'ヽ|      i:.:.:.:.:.:.:.:     :.:!:... :.:.:.:.:.:.ノ!        ほら、我慢我慢。私は妹ですよ>
三三三ニf=-、 \ヽ \  ,. -イ:.:.:.:.:.:.:.:.     :.:i:::::::.:.:.:./:/
三三三三ヽ-'イ`_ ヽヽ- ' ´. .....',          ::}:::::::;:ノ-'
三三三三三彡Z´ ..........:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.::.      :.!`´ /
三三三三三三.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.::...       /
三三三三三三ミ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:..     _/
三三三三三三ミ:::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:_,',:.:.:.:.:.::.:    /
三三三_,,,,,,_三ミミ::::::::::::..._,.. -‐'''''´ ト:.:.:.:.:.:    /
三三r'´-、 `ト、ト-' ´    !    /:.:.:.:.:.:     !
彡彡ミ ̄`ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.    ',   /:.:.:.:.:.::.     !
彳彡彡彡彡ト、:.:.:.:.::..    ヽ、_ /:.:.:.:.:.:.     !
イィ彡三三三ミ \:.:.:.:.:.:.:.....    /:.:.:.:.:.:     !
イイ彡三三三ミミ ヽ:.:.:.:.:.::.::.:  /:.:.:.:.::.:      !



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
妹の手が、再び動き出す。先ほどまでの辛さが消えて、体が快楽で満たされていく。
どんなに我慢しようと、強制的に幸福にさせられていく。
シュテルの柔らかい体が、より強く、押し付けられる。
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33 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:29:41 ID:xbWEG3nU0 [33/61]



                                                            クチュ

      /  >.:´.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_.:.:ヽ        f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
        /.:.:/.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:\.:.'.,         |   うぁ……っ……! |
          /.:.:/.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\.:\:丶!`       乂________ノ                  クチュ
        ./ イ:.:./.:./:/.:.:./.:/:i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.ヽ.:.\
      /  ′イ.:.i.:.i:.:.:.:!_/!_i.:.:.:.:__ト、iヽー';.:.|.:\
        i:.:/!:.:.|:.:!:.:.∧i V';.:.:.:.:.:|ィ=┬Ⅵ、.:.',     兄さん。もう、声なんて出して。気持ち悪いですよ。
        |/ .!:.:.ト:.!、:.|__  \:N ヒソ !.:iノ.:.:.ヽ
        i  |:.:.| !`:.ヾ〟 ̄` ,ヽ  〝 i.:.l:.:.:.:ヽ     変態扱いされたくなかったら、もう少し真面目に耐えてください。
          ヽ| |:.';.:.ト    v ァ  .イ!/.:.ト、:.i
             |:∧.ヘ:.:≧..... _  イ.:i:.|Vヾi V
            -ミ|ヽiヽ_ト,-!ェェェ ト' `__ ,, <7ヽ
         //////ヽi !///l/ |i|/l///i !l7//////\
                                          クチュ





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シュテルの声が聞こえる。快楽のせいで防御が緩んだ心に、その言葉が染み渡っていく。
それはまるで、彼女の言葉に同調して、自然と思考の方向性が曲げられていくようで―――

.

34 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:30:08 ID:xbWEG3nU0




                     ___                クチュ
            _   _ "´:. :. :. :. :. :. :. :`                                          クチュ
           , .: .: :. --:. :.`':. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. \
.        /: -/:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.ヽ
     /'' /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.--:. ⌒ヽ:. :. :. :. :.
    /'  /:. :. /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :\:. :. :. \: :. :. :.
.         /:. :. /:. :. : /:. :. :.i: i:. :. :.,,斗笊''冖:.‐- :. ヽ:. :. :.
      /:.//:. :. :./ :. :. 斗f{ :. :. : : |从{\:.{\ : |:八: :. :.     気持ちよくなってはいけません。気持ちよくなってはいけません。
      /:/ ,.: :/: /:. /:/{:{八:. :. :. :.|,ィf芋示㍉ヽ|:. :. :. :. .
     ,.:/ /:. ,:. :.} /:. i,f芍芥 、:. :. : |  _):.: } 狄j:. へ、:. i     気持ちよくなってはいけません。気持ちよくなってはいけません。
      i/  ,:. :. :. :/'{:. :爪 _):ハ \:从 V::: ソ  八  八: |
      {  i :. {:. :.|:. :. 八 乂: ソ  , ⌒  〃  /:.:.i/:. :\     兄さんが私のことを好きだというならば、我慢しないとだめですよ?
          |:.:八:.:.|、:. :. :. \〃        ,   ,.: :. :|:. :.从:.:/ヽ
          |/  \: \:. :. ゝ>  ー     イj:. :. l/  j/
.       '     \:}\:. : 个 .  __ ,,.イ 从ハ从   ノ
             /:. :.へ:从ハル-==r''「////} ニ\
               //ニ>:{≦ニ//イー―へ / ニニ \
             / }ニニ{=∧ニニi'//≧=≦ / ニニニニ\              クチュ
            /Ⅵ=,|={ニニ=!彡介 、'// ニニニニ /'\
            /ニニ 、人,乂__ = ∨ {⌒y',' ニニニニ/ニニ
         / \ニニニ\ニ//ニ=V,レイ/ニニ{⌒≧ニニニ
          {へ \ニニニ\ レ= '⌒ヽ \ニ=人ニニニ/ニニ




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シュテルの言っていることは正しい。
気持ちよくなってはいけない。気持ちよくなってはいけない。気持ちよくなってはいけないのだ。
シュテルのことが好きなら、ちゃんと耐えなければならない。
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35 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:30:23 ID:xbWEG3nU0




                  ..........::::::::::::::::::.......
             ,...:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..、
       _,,......,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:::、                       クチュ
   _..-''"´,...‐`:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:::::、
      ,.':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:.:.丶:.:.:.:.:.:ヽ:.:.::::.
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   /' /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.l:.:.:l:.:::lヽ.:::l丶:.:.:.:.ヽ.、:.:.:.:.::ヽ、:.::::!.:.:::.     兄さん。ここで射精したら、どうなるか分かっていますか?
    '  ;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.!:.:.!゙:.:.! ヽ:.:.:. `ー- :.ヽ_`;,;.:.:_:ヽ:、::!.:.:::
      l.:.:.:;.:.:.:.:.:.i:.:.:.l:.:.:.::l:.:.:l'":.l´ \::.    ;゙ル;;心ヾ;`!:ヾ!:.:.::.     兄さんの汚らしい精液が、私にかかってしまうことになりますよ?
     l.:.:::!:.i:.:.:.::!:.:.:.!:.:.:::l'i:.:!_,,..!.,,   ヾ、  V;;::::℃; ' !.:.:.:l:.:.::.
.      ゙:.:::!.:.l.:.::::l:.:.:.:!、:.:::l,.ゞルマヽ     ヾじ::ノ'  ,:.:.:.:.:l:.::::.     妹にそんなことをする兄なんて、
     ゙::::l:.::!:.::::!、:.:.:!ヽ::::{,.∨;::::℃,             ,:.;.:.:.:.:l:.;!:::.
       ヾ ゙:::!ヽ:l ヽ.:.i゙:::.`゙、. ヾじノ   、       /,.;:::::/:.:.:.:.:::.    最低ですね。軽蔑されても仕方ありませんよ。        クチュ
        ゙::! ヾ\ヽ:!ヾ、::i:.         , 、     //:::/:l:.:.:.:l:.:i、.
         ゙   ヾ丶:::::l::丶..           イ:::;:':/:.:.!:.:.:.:!:;' ヽ、
             ,'::;::::!::::::::!:::::::ヽ::::::::i=-= -一lー 、:::::::;l::::::;'!;'
            ,::/ !:::l:::::::::ヽ:、ー;:;:/l;;;;┌─┐;;;;l,'//∧二ニ=ヽ
             ,::/  V,.'ニニ二///,∧;└─┘;/////∧二二ニ\                    クチュ
           ;::'   /ニニニニ////,'∧;;;;;;;;;;;;;;//////,'∧二二ニニ≧.、
            l;' /ニニ二二//////∧;;;;;;;;;;/////////二二ニニニニ≧.、
           /ニニニニニ二\'////∧;;;;;/////////二二ニニニニ/二}
           /ニニニニニ二二二\,'///∧////////二二二ニニ/ニニ/



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シュテルの言っていることは正しい。
出してはいけない。我慢しなければならない。自分は兄で、シュテルは妹なんだから。
シュテルは本当にかわいくて、汚してはいけない無垢な宝石で、
こんな行動だって、本当にただ純粋に、やる夫が好きだというだけで起こしているだけなのだから。
.

36 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:30:50 ID:xbWEG3nU0



                  / ̄ ̄ ̄ヽ
                 /:::::::::::::::::::::::::::Yヽ
                 /::::::::::::::::::::::::::/::::::!
             (i!| (::::::::::::::::::::::::::::ハ_ノ
                ゞ-イ>三二 !ト)
                 に二二イ/ ! !ヽ
                 } ,.――'     !          f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
                 !          !          |  イキそうで―――   |
                 |       / r'  ヽ        乂_________ノ
                 !       、 ヽノ  r
                !        Yr'  |
              | | | r    _ヽ__ノノ   i!
             | | |  ! ̄ ̄ ( r―‐'    |
            ! ! !  !     ヽ        !
               !       ヽヽ    .!
               !        ) )   .!
              !        / /    .!
             /        / /    !
           /<  \      | !    /
          ///\__)     ! !    /
          //_   \      ! !   /
        //   )___)     ヽヽ  /
        7―-'            ! Y
        ー'             /' ヽ
                       /   \
                     (      \



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
だが、いかに精神で否定しても肉体の限界は訪れる。
むしろそんな綺麗な存在を汚せることに興奮を覚えてしまうほどだ。
だから、シュテルに手を止めてもらおうと思ったとき―――
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37 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:31:01 ID:xbWEG3nU0






.      ハ :八\    ,        ` ̄ 厶イ: :/ 丿: : : :i: : : \
     /: i: : :/:\   、       .〃  /: /イ: : /: :/|.:厂 ̄\    んっ……
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   ' /⌒ヽ:|\_: : :_> __ ..  <   ./<: ル }/ /. --
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シュテルのキスで、唇をふさがれる。


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38 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:31:12 ID:xbWEG3nU0





 i | :::::::ヽ::::ヽ::::::ヾ::    ゙、
  i i \\\\\ヽ
!  | i            ,,ィノ
i!  i i!            /i/
゙i!  | i          /⌒ヽ'
 i  i ゙!         ん、,,ノ,       ん……
゙、ii! ゙| i           ノ o
ヾ!トl ゙i !           i
 iiミ! ハ             i ゚
 i!ヾ!i ゙、!         , '
 !ヽヾi  i゙、  ___,,,/
、、iヾミヽ ヾ''~川リ i i゙、
! | i ヾ、゙、 ヽ、!i i|ヾ ゙、゙、゙、
ヾ ! ヾ、ヽ ゙ヽi |!iヾ、ヽヽヽ





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シュテルの舌が、口の中に入ってくる。
手を止めてもらうための言葉を言いたくとも、その状態で言えるはずもない。
蕩けるような柔らかい舌が、優しくこちらの咥内を犯してくる。
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39 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:31:24 ID:xbWEG3nU0



                      ー l l  ̄ ` 、
                      (___ :::::::::::::::::ヽ
                 _ /::::   :::::::::::::::::::::}
                (  (:::::::::::: | :::::::::::::::::::/:
                 ヽ r´ ̄  ヽ.ノ ゆ イ
                 (⌒ヽ _      つ //
               _r‐/77‐' ー( ̄ ̄/\ノ//
              (  、__)    //ー/、///、
               7-'//     ////////  |
              /        //////`   |〃
   |      r―/、///           ー l l  !/
   ∧     ヽ-、///           (___  /
    ヽ     /-///     //  /// /    |
     ',   /_{_/)    /r―///      ヽ.ノ
     ',  r‐、  )´     ヽ  //// ̄///   ゆ
      ヽ r、_)´__   ヽ \ //ヽ∧//    つ
     ( ヽr 、  __ ヽ   ヽ } ///} ∧/
    (`ヽ \ヽ      ヽ  ノ//////
    (ヽ |  i i       Y    |




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
妹の手が、今までで一番早く動き始める。
気持ちいい。気持ちいい。気持ちいい。
違う、ダメだ。我慢しないといけないのに――
.

40 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:31:39 ID:xbWEG3nU0


                                        グチュグチュ


                                                 f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
              ヽ{{: !ヽゝ       '     ムイ.:./.:ヽj               |  んぐっ!! うぅ! |
               {:.|: ハ              ハノy、\_:ニ=‐'            乂________ノ
               ハ{: {人.   `  ´   .人{ ' : i\\
                 八ト、_:> .     . ´ヘソ` 、:! `^ヽ  んっ……
             {' ヽ  __,ィト`ニ´イヽ- x-==ミ、゙
                . ィ´:: {:::::::::::::::::::::}〃 ,>、 __))                                グチュグチュ
                . <::ヽ:::'::::::::{:::;ィ=ニ=://´ ̄アミ、_
            { :: V:ハ:::::::::::〉-ァ'´ ̄)ヽ.:::::::::/.:/:. `ヽ

                                                  グチュグチュ



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
自然と漏れ出る喘ぎ声すら、少女のキスに塞がれて出すことができない。
頭の中がしびれてくる。快楽を強制的に流し込まれる。
必死で限界を遠ざけようと、膝を曲げ伸ばしして耐えるが、無駄な努力だろう。
精液が、徐々にせりあがってくるような感覚を感じる。
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41 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:32:06 ID:xbWEG3nU0




                      ー l l  ̄ ` 、
                      (___ :::::::::::::::::ヽ
                 _ /::::   :::::::::::::::::::::}
                (  (:::::::::::: | :::::::::::::::::::/:
                 ヽ r´ ̄  ヽ.ノ ゆ イ
                 (⌒ヽ _      つ //
               _r‐/77‐' ー( ̄ ̄/\ノ//
              (  、__)    //ー/、///、
               7-'//     ////////  |
              /        //////`   |〃
   |      r―/、///           ー l l  !/
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    ヽ     /-///     //  /// /    |
     ',   /_{_/)    /r―///      ヽ.ノ
     ',  r‐、  )´     ヽ  //// ̄///   ゆ
      ヽ r、_)´__   ヽ \ //ヽ∧//    つ
     ( ヽr 、  __ ヽ   ヽ } ///} ∧/
    (`ヽ \ヽ      ヽ  ノ//////
    (ヽ |  i i       Y    |



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
汚してはいけない。汚してはいけない。汚してはいけない。汚してはいけない。汚してはいけない。
気持ちよくなってはいけない。気持ちよくなってはいけない。気持ちよくなってはいけない。
イッてはいけない。イッてはいけない。イッてはいけない。イッてはいけない。イッてはいけない。
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42 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:32:29 ID:xbWEG3nU0

























━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あっ――――


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43 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:33:02 ID:xbWEG3nU0

























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どくりと、体が震える。


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44 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:33:13 ID:xbWEG3nU0

























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今まで感じたことのないほどの、開放感と放出感。


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45 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:33:23 ID:xbWEG3nU0

























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何が起こっているか分からない。シュテルを強く抱きしめた気がする。情けなく喘いだ気がする。


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46 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:34:18 ID:xbWEG3nU0

























━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
気持ちいい


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47 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:34:37 ID:xbWEG3nU0

























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48 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:34:47 ID:xbWEG3nU0 [48/61]













                  ..........::::::::::::::::::.......
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   /' /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.l:.:.:l:.:::lヽ.:::l丶:.:.:.:.ヽ.、:.:.:.:.::ヽ、:.::::!.:.:::.
    '  ;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.!:.:.!゙:.:.! ヽ:.:.:. `ー- :.ヽ_`;,;.:.:_:ヽ:、::!.:.:::       出してしまいましたね、兄さん。
      l.:.:.:;.:.:.:.:.:.i:.:.:.l:.:.:.::l:.:.:l'":.l´ \::.    ;゙ル;;心ヾ;`!:ヾ!:.:.::.
     l.:.:::!:.i:.:.:.::!:.:.:.!:.:.:::l'i:.:!_,,..!.,,   ヾ、  V;;::::℃; ' !.:.:.:l:.:.::.
.      ゙:.:::!.:.l.:.::::l:.:.:.:!、:.:::l,.ゞルマヽ     ヾじ::ノ'  ,:.:.:.:.:l:.::::.
     ゙::::l:.::!:.::::!、:.:.:!ヽ::::{,.∨;::::℃,             ,:.;.:.:.:.:l:.;!:::.
       ヾ ゙:::!ヽ:l ヽ.:.i゙:::.`゙、. ヾじノ   、       /,.;:::::/:.:.:.:.:::.
        ゙::! ヾ\ヽ:!ヾ、::i:.         , 、     //:::/:l:.:.:.:l:.:i、.
         ゙   ヾ丶:::::l::丶..           イ:::;:':/:.:.!:.:.:.:!:;' ヽ、
             ,'::;::::!::::::::!:::::::ヽ::::::::i=-= -一lー 、:::::::;l::::::;'!;'
            ,::/ !:::l:::::::::ヽ:、ー;:;:/l;;;;┌─┐;;;;l,'//∧二ニ=ヽ
             ,::/  V,.'ニニ二///,∧;└─┘;/////∧二二ニ\
           ;::'   /ニニニニ////,'∧;;;;;;;;;;;;;;//////,'∧二二ニニ≧.、
            l;' /ニニ二二//////∧;;;;;;;;;;/////////二二ニニニニ≧.、
           /ニニニニニ二\'////∧;;;;;/////////二二ニニニニ/二}
           /ニニニニニ二二二\,'///∧////////二二二ニニ/ニニ/



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49 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:35:16 ID:xbWEG3nU0



                   __
          __ ,, -<: _: : : : : : : ヽ_
        ' ⌒>: : : /: : : : : : : : : : :--: : : : : : : . 、
         /: : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : \: : : :\
        /: : : :': : : : : : : : : :./: : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
       //: :/: : : /: : : : /: :/ : : : : : : |: : : : : : :|: : : : : : :.
     //: : :/: : : /: : : : /: :/ : : : : : : : |: : : : : : :|: : : : : : : :.       最低ですね、兄さん。
    '/ /: : /: : : : : : : : : : : : : : : :.:|: : : :|: : : : : : :|: : : :i : : i: :.
    /    : : : : : : : i: : |:.:-|―|―: :.:.|: : : ―――― 、 : | : : |: : :.      あれだけ偉そうに、エッチなことはダメだなんて言っておきながら、
      |: : :|: : : : :|/|: :人: :! \: |\: :| \: : : |: : : :| : : | : : i
      |: : :|: : : : :|、: x======ミ ヽ  x======ミ: : :.:.|、: :.| : : |      結局気持ちいいに負けちゃうのですね。
      |: :/|: : : : :|:.Ⅵ  v//|      |// |: : : :| Y: :,:.:.|
      |:/ : : : :.:.l : : ゝ 乂/ソ       乂/ソ:/: 从 /: /: :.|       ねぇ、私を大切に思っているなんて、口だけですか?
      /  \: : |: : 人 〃〃        〃〃 ,: :_ イ: :/|: : |
           ト:.| : : : :`            /:|: : : : : /: |: : |
           |: : : : : |: : :>    ( )  イ: : : |: : : : /: : |: :人
           |:|i: :.|:.:.|: : : : : ル:.:〕¨¨¨´ 人 : : |: : : /:|: :.:|:/
           |八从:人: 从:/ /ノ     /    ̄|: : ∧:|: : /
              /` ヽ /      '    |:.:/  \




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シュテルの言葉が聞こえる。
射精後の余韻で力の抜けた体と頭で考える。自分は今何をしたのかと。
そうしているとシュテルは、作らされたこちらの腕の輪を抜けて、少し距離をとった。
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50 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:35:57 ID:xbWEG3nU0



                     _.. -――‐、
                            ̄ ̄`ヽ:.:i
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                  ,...:≦,,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、
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                /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
                  /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:ヽ
              /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ト:.:.:.:.:.:.:i!.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:. |
               |:.:.:.;.:.:.:.:.:,:.:.:.:.__!_V_:.:.:. |∨:¨卞⌒:V.:.:.:.:|:.:.:.:l.:.:.:.:.:|    ほら、見てください。
              !:.:.:i!:.:.:.:.:.V:.´:.:| .V:.:.:|∨:.:.! V:.:.:V.:.:.:|:.:.:.:l.:.:.:.:.:|
              V:.:|V:.:.:.:.:.V:.:N  V:.:.:|. ヽ┼ V:.:.:}.:.:. !:.:.:/.:.:.:.:.:|    これは私が気に入っている一張羅なんですよ?
                   Vl V:.:.:.:.::V:T卞弐:.:.:|   ̄下 了.:/!:./.} :.:.:.:.:|
                   ヾ ヽ:.:.:.:.::∧ ∨_}\|     _,V__/l:/:.レiノ.:.:.:.:.:.:|    それが兄さんの精液で汚れてしまいました。
                   \:.:.::.∧xx        xx /:.':.:.:.:.}.:.:.:.:.:.,、:.:.
                    \:.:i:.ト.. _  _  ,.. ィ:.:.:.:.:..:/:.:.:.:.:./ ヾ    ねぇ、兄さん。こんな最低なことして満足ですか?
                         /Vヾ/へ>゙汀チ=/:.:.: イ/、:./!:./
                        /::::::::::::::::厶:/レミ>¨ ̄/:::::':::::\V
                   V===ミ::__〔巛フ::::::ト、:/::::::::::::::::::::ヽ
                 ____  V::::::::「  / / ̄ヽ:::〈ミ:::::::::::::::::::::0:::.
             r'―ミヽヽヽ <´¨>イ'7{   〉:ハ:::`===ミ/゙7
               /l////ト,》》》}`::ヘ彡"/,イ `ーヘ::::::l_:::::::::::::::::::::::/
           /:::ト==J \}}/:::::く>::://::{二三三}ニ≧=--==、′
             /:::/: : : : :/:: i :::`ー-、//::::::{/////ノ∠二二¨ミ:、、}
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            /:::/: : : : :/:::::::::: } 乂::::::::::::::::::::::::::::::/::じし{J_y《::::!::::{/
        /:::/: : : : :/:::::::::::::j_∩ } ::::::::::::::::::::::::/::::|: : : : : :|:::}:::|ノ
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シュテルがスカートを持ち上げて、それをこちらに見せつけてくる。
自分の精液が、べったりと彼女のスカートに着いていた。
惚けた頭が現実に戻される。自分はなんてことをしてしまったんだ。
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51 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:36:36 ID:xbWEG3nU0




           _____
          /-―- : : : : \
                ヽ: : : ヽ  ______
                _}. :´: : : : : : : : : : : : : : :.`: 、
                /´: : : : : : : : : : : : : : : :\ : : : : : : \
           /: : : /: : : :´ : : : : : : : : : : : : :. : : : : : : ヽ
          / /: : : :/ : /: : : : : : :i: : : : : : : : :. : : : ‐ ― ヘ
        /: :.イ : /: :./ : /:. :.i:. :. :. :.|: : : : : :\:.ハ : : : : i : : : '
        ///: :/:.:.:.′:.i : : i| : : : : |: : :i: :. :. :.ヾ:|:. :.: :.:|: : : : :|
         /  / : :i: : :.|:. .:.|:. :.ハ: : : : ト、: :ヽ: \:. :.|:. :.: :.:|: : : :. |    兄失格ですね。何を考えているんですか。
            ′:イ: :. :.|:. .:.|! /__、: : :ハ_\_:ト : ヽ |:. :.: :.:| : i : ::!
         |: / |:.:.i: :|:. :.:ハ′  \ ∧  ヾ  ヽ|: : : : :! /: :i: |    血のつながった実の妹に、未成年の12歳に、
         |/ . l : |: :|:. :.|xテ云   \ 才示卞ア:! : : : : /Y:.l! {
         {'  ハ: |l八: :.! 弋:rタ     弋:_r夕 | : : /イ }: :|::|    シコシコ、クチュクチュされるのがそんなに気持ちよかったのですか。
            }ハ: i:小    ,           イ:.:.:/: :!イ: : : {
             |ハ: ハ           / j: :/: : :| :.i: : 八    アンアン喘いで、気持ち悪いですよ。
                    l:i : :..     ‐        イ: /i: イソ: : : ::{
                 从 i: :.>.、       < / イ:ハ{/|\: ∧!
                    \: : : : : :ー<    /' < ̄:. }/
                    ヾ:{V\|\}ハ   /:. :. :. :. : \
                           ノ} / :. :. :. :. :. :. :. :\
                          /:. :イ:. :. :. :. ´  ̄ ̄ `:. :.ヽ




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
自分は、自分は本当に気持ちの悪いことをしてしまった。
射精してしまったことは、考えようによってはシュテルが悪いと言えるのだろうけれど、
この現実を、だって妹が悪いなどと開き直れるはずがない。
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52 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:36:50 ID:xbWEG3nU0




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                   /. : : : : :                   lr‐、_,‐´ /       ヽ
                  ./. : : : : :                l.T~   . !、     人ノ     ご……ごめん……シュテ……
                 /. : : : : :                     | |      `.` ニ二-- i
                 /. : : : : :                     | |                 l
                ,'. : : : : : :                | |             /
                i : : : : : : :                 U             /
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なぜか、涙が溢れてくる。泣いている理由が、自分でもよくわからなかった。悲しいような、辛いような気もする。
けれど同時に、好きなことエッチなことができてとても嬉しいような、そんな自分がみじめで許せなくなっていくような、
いろんな感情が混ざって、心がぐちゃぐちゃとしていた。
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53 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:37:35 ID:xbWEG3nU0



                                .


                                .

                           i
                           :
                           ;
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                           |
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                              .|
                           |:
                           。
                           |
                              :|
                             o
                              .;
                          O
                           :
                           i
                           ;
                              .|
                           |
                           |:
                           。
                           |
                                !
                              :|
                           :
                             :!
                              .;: 。
                           、  .  |   .。
                            ゚ ,、人,、'
                         `^⌒^´


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
自分は最低だ。実の妹に性液をかけるなどと。
まるでシュテルのことよりも自分の性欲を優先してるみたいじゃないか。
自分は最低だ。自分は最低だ。自分は最低だ。自分は最低だ。自分は最低だ。
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54 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:37:54 ID:xbWEG3nU0

























                    /¨ニ=‐
                  /. :/  . . -――- . .
             {: `ー-=-`: .`:´.: : : : : : : : : : .`ヽ
          . .-`ー‐-: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :`
       /. : : : -‐: : : .: .:/ . : : : / : : : : : : : : : : `ヽ、
.      / : -ァ.: .: .:/. : : /. .:/. :イ{: : : :.ヽ: : .、: : : .\: \
      //〃. ; イ /. : : , : : /: :|ト、: : : :!: : : : : : .ヽ : .ヽ: .ヽ
     i'   /.:/ /;イ:.:i {:.:{: :斗卉| \: :井-ミ: :}: : } : : . Vヽ}
.        i / V:/ {: :{ {:イ !:{'  l!   ヽト:{ \}`ト、: : : : : :} '      ですが、そんな兄さんが、私は大好きですよ。
         {′ {'  {:.:{:ハ : { ,ィ=ミ    ,ィ=ミ }: :/.::}: : :}
              ヽ{{: !ヽゝ       '     ムイ.:./.:ヽj
               {:.|: ハ              ハノy、\_:ニ=‐'
               ハ{: {人.   `  ´   .人{ ' : i\\
                 八ト、_:> .     . ´ヘソ` 、:! `^ヽ
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55 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:38:30 ID:xbWEG3nU0



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    /'  /:. :. /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :\:. :. :. \: :. :. :.          | え………?   |
.         /:. :. /:. :. : /:. :. :.i: i:. :. :.,,斗笊''冖:.‐- :. ヽ:. :. :.         乂______ノ
      /:.//:. :. :./ :. :. 斗f{ :. :. : : |从{\:.{\ : |:八: :. :.
      /:/ ,.: :/: /:. /:/{:{八:. :. :. :.|,ィf芋示㍉ヽ|:. :. :. :. .
     ,.:/ /:. ,:. :.} /:. i,f芍芥 、:. :. : |  _):.: } 狄j:. へ、:. i     兄さんが最低でも変態でもクズでも、私は兄さんが大好きですよ。
      i/  ,:. :. :. :/'{:. :爪 _):ハ \:从 V::: ソ  八  八: |
      {  i :. {:. :.|:. :. 八 乂: ソ  , ⌒  〃  /:.:.i/:. :\     周りが兄さんを何と言おうと、私はずっと兄さんの味方です。
          |:.:八:.:.|、:. :. :. \〃        ,   ,.: :. :|:. :.从:.:/ヽ
          |/  \: \:. :. ゝ>  ー     イj:. :. l/  j/     私だけが、私だけが、兄さんを受け入れることができるんです。
.       '     \:}\:. : 个 .  __ ,,.イ 从ハ从   ノ
             /:. :.へ:从ハル-==r''「////} ニ\
               //ニ>:{≦ニ//イー―へ / ニニ \
             / }ニニ{=∧ニニi'//≧=≦ / ニニニニ\
            /Ⅵ=,|={ニニ=!彡介 、'// ニニニニ /'\
            /ニニ 、人,乂__ = ∨ {⌒y',' ニニニニ/ニニ
         / \ニニニ\ニ//ニ=V,レイ/ニニ{⌒≧ニニニ
          {へ \ニニニ\ レ= '⌒ヽ \ニ=人ニニニ/ニニ



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シュテルの言葉に、傷ついた心が癒されていく。
人間にとって、自分の良いところを認めてもらうことよりも、
自分の欠点を受け入れてもらうことのほうが耐えがたい幸福だ。
ましてやそれが、好きな女の子なら言うに及ばず。
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56 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:38:55 ID:xbWEG3nU0






          r─ 、-、_
              `ー \\\-、
              \ \\\\           ほら、いい子いい子。
            r‐ 、  ヽ ヽ     .
            ヽ ヽ }         ',         色んな感情が溢れて、涙としてこぼれてしまうんですよね。
            人  `ー         \
                 \            、     泣いていいんです。私の胸に顔をうずめて、たくさん甘えていいんですよ。
                ヽ              \
                  `¨¨¨¨ヽ
                      \






━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シュテルが膝立ちになると、ちょうど目の前に彼女の胸が来る高さだった。
そのまま優しく抱きしめられ、小さくとも確かにある胸に押し付けられる。
少女のにおいが頭を満たす。彼女の温もりと柔らかさに、顔がつつまれる。
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57 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:39:30 ID:xbWEG3nU0



                  ..........::::::::::::::::::.......
             ,...:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..、
       _,,......,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:::、
   _..-''"´,...‐`:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:::::、
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.     ,:':,/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:::.:.::::.:.:.:.:.:.\:.:.:.:.:.:\:.:.:.::ヽ.:.:::.
   /' /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.l:.:.:l:.:::lヽ.:::l丶:.:.:.:.ヽ.、:.:.:.:.::ヽ、:.::::!.:.:::.       いい子いい子。
    '  ;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.!:.:.!゙:.:.! ヽ:.:.:. `ー- :.ヽ_`;,;.:.:_:ヽ:、::!.:.:::
      l.:.:.:;.:.:.:.:.:.i:.:.:.l:.:.:.::l:.:.:l'":.l´ \::.    ;゙ル;;心ヾ;`!:ヾ!:.:.::.       ごめんなさい。いじめすぎてしまいましたね。
     l.:.:::!:.i:.:.:.::!:.:.:.!:.:.:::l'i:.:!_,,..!.,,   ヾ、  V;;::::℃; ' !.:.:.:l:.:.::.
.      ゙:.:::!.:.l.:.::::l:.:.:.:!、:.:::l,.ゞルマヽ     ヾじ::ノ'  ,:.:.:.:.:l:.::::.       兄さんは悪くありません。全部私が悪いんです。
     ゙::::l:.::!:.::::!、:.:.:!ヽ::::{,.∨;::::℃,             ,:.;.:.:.:.:l:.;!:::.
       ヾ ゙:::!ヽ:l ヽ.:.i゙:::.`゙、. ヾじノ   、       /,.;:::::/:.:.:.:.:::.       だからね、もっと私に甘えて、頼って、縋っていいんですよ。
        ゙::! ヾ\ヽ:!ヾ、::i:.         _ ,     //:::/:l:.:.:.:l:.:i、.
         ゙   ヾ丶:::::l::丶..           イ:::;:':/:.:.!:.:.:.:!:;' ヽ、
             ,'::;::::!::::::::!:::::::ヽ::::::::i=-= -一lー 、:::::::;l::::::;'!;'
            ,::/ !:::l:::::::::ヽ:、ー;:;:/l;;;;┌─┐;;;;l,'//∧二ニ=ヽ
             ,::/  V,.'ニニ二///,∧;└─┘;/////∧二二ニ\
           ;::'   /ニニニニ////,'∧;;;;;;;;;;;;;;//////,'∧二二ニニ≧.、
            l;' /ニニ二二//////∧;;;;;;;;;;/////////二二ニニニニ≧.、
           /ニニニニニ二\'////∧;;;;;/////////二二ニニニニ/二}
           /ニニニニニ二二二\,'///∧////////二二二ニニ/ニニ/



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そうだ。これはシュテルが悪い。分かっている。どう考えてもそうだ。
全てが全て、彼女の掌の上、策略通り。このままではいけない。分かっているのに。
散々に傷つけられ、混乱した心は思い通りになってなどくれず、ただ彼女の言葉に流される。
心がシュテルで満たされて、幸福にされていく。
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58 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:41:31 ID:xbWEG3nU0
























━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この後、シュテルに頭を撫でられながら。
泣いて泣いて泣き疲れて、そのまま眠りに落ちた。

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59 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:41:50 ID:xbWEG3nU0








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60 名前: ◆EXSdmu5SZk[] 投稿日:2014/08/04(月) 06:42:18 ID:xbWEG3nU0


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                /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.',
                ,'.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:i
                ,': : : : : :{..__/´|.: : : : :./ __..: :}.: : : :.|
             i.: : : : : :.| ./ `.|.: : : :./.´ .}: :|.: : : :.|     薬も過ぎれば毒となるように、
              |.: : : : : :.|,'tテァ.|: : : :.{ .ィtュ | :| : : : |:|
               | : : |.: : :.|.  .ノ: :/|从   | :| : : : | |     どこまでも純粋な、濃度の高い愛は麻薬よりも強烈だ。
                |: : :.|.: : :.|   /j/|    .ノィ'.: : :./: |
            |: : : | : : ∧.     !    ´./|.: : :.{: : |     彼はそれに侵されそうになっているが―――
              |:.: :.:.|: : :.|l. ' , ー- = -‐ , ' /: : : :|: : .',
                | : : : !: : : '.,  \   / .{: : |: :.|.: : :.',    そもそも、先に依存させられたのはどちらであっただろうか。
            |: : : :.|: : : : }   个 イ    |: : i!: :|.: : :.:.',     .x‐z
              |: : : : |: : : : |. ',.       ,'  |: : ||: :|ー‐-、_',__,   /
   ⌒Y .   ∧,-‐亠‐./|: :.i!: :| . ',    ,'  |: : l.|: :',\////__〆、
     .|   .//∧斗<´ . |: :.||: :|.  ',    ,'   |: : |.|: : ', . \////〈
   x-キ=≦///{     ,': :,' |: :!.   ',   ,'   .|: : | |:ト、::',  .>/,....-}
  .///,ヽ/////∧   /: /| .!:.:|          |: : | .l:| ',::`¨¨¨´: : : : :>-x
  {/////ヽ/////≧‐./: /l l. l: :| ̄.¨ヽ r'¨ ̄|: : | |:!/ヽ、: : : : : /,'///}
  ∨/////ヽニ二二彡.イ .| l. l: :|         ,': :,',.<l:|////`¨¨¨¨´/////,'|
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